ところでだが、京菓子で「阿闍梨餅(あじゃりもち)」って、知ってはる? わたしはコイツ(阿闍梨餅)を知っているが、残念ながらまだ食べたことはない。京都駅の地下で売り場を見つけたが長蛇の列に意気阻喪してあきらめてしまった。何度も。けっこう京都を訪れている身としては、ぜひとも一度は食べてみたかった . . . 本文を読む
(ついに見つけたぞ!)たしか、オープニングシーンの、平蔵と盗賊どもと斬り合う激しい立ち回りが一段落した最後の追加カット、だったと思う。夕闇のなか、兜姿で馬に乗る火盗改長官「長谷川平蔵」を先頭に、高張提灯や火盗提灯を掲げた火付盗賊改の一隊が引き揚げるように走っていた場面のロケ地は、まさにここだ . . . 本文を読む
主役のロースハムと、脇役の千切りキャベツがぎっしりわんさとコッペパンに挟んである。「これが一番人気のハムロールか・・・」これではハムロールというより、キャベツロールじゃないか。疑心暗鬼でとりあえずひと口噛みしめ、眼を剥いた。なんと想像をはるかに絶して、とびきりに旨いのだ . . . 本文を読む
ガラケー携帯からスマホに変わっても、待受画面にはあいかわらず、愛猫の写真を一途に使い続けていた。浮き浮きする旅気分のときのための待受画面もあったらいいのでは、と思いつく。独り旅だから、すこしは寂しい。旅の御伴には、ここはやっぱり美人がいい . . . 本文を読む
(この辺だったはずだが・・・よし、ここだ)見当をつけていた、四条通りにある「藤井大丸」の真裏あたりで、目当ての大衆食堂「山の家」をみつけた。どうやら“中休み”は取らないようで、営業中である。「山の家」は創業70年を超える、地元客に愛される老舗食堂だ . . . 本文を読む
さあて、と。漸くお待たせの祇園白川あたりの話となった。「祇園」は、かつて“祇園社”と呼ばれていた「八坂神社」の門前町であったことから付けられた名称で、京都を代表する花街である。その祇園の中を流れる、白川に架けられているのが「巽橋」で、その名はすぐ近くにある「辰巳神社(辰巳大明神)」に由来する . . . 本文を読む
白川の流れに沿って、下流に進む。祇園が近づくと、川沿いの風景も柳はなくなるが、少しずつ華やかな雰囲気になってくる。辰巳神社への曲がり角の一本前で、ここからでも行けるだろうと右に曲がったのだが、神社方面の路がみつからない。戻るのも癪である . . . 本文を読む
時代劇でないドラマでは、白川(しらかわ)沿いの畔の景色も、必ずといっていいほど使われる。古川町商店街を抜けると白川が見えてくる。「白川」は、源流のある比叡山の花崗岩は石英などを多く含んでおり、白い砂を敷き詰めたように見えることからその名がつけられたと言われている。流域で採取できる美しい「白川砂」は、京都の歴史的建造物には欠かせないものとなっているという . . . 本文を読む
「今回の旅は<初っ端>からなんともツイてるな・・・」旅ができるというだけでもある意味“ツイてる”わけで、道中晴れていたならそれで恩の字のところだ。それが、シーズンオフなのにここまで紅葉を堪能できるとは思わなかった。(こりゃあ、ひょっとしたら、これからも何度か紅葉に出逢えるかもしれんぞ! . . . 本文を読む
ところで本殿、霊殿、宸殿の内部の襖絵や障壁画や天井画は一切撮影禁止であるのだが、参拝することはできる。わたしが建物内部で唯一撮ったのは、由緒もなにもわからん<木製大火鉢>らしき一枚のみである。(とにかく今回の毘沙門堂は、『紅葉三昧』と洒落こむとするか・・・ . . . 本文を読む