わたしが、生まれ育った弘明寺である。なにはともあれ、せっかく来たのだから観音様に久しぶりの参詣だ。通りを歩いていると、なぜか「廣州亭」の前で立ち止まる男性客(主に)が多い。朝早くから飲める吸える食べれるという、創業八十年の老舗中華料理店である . . . 本文を読む
塔のような奇岩が圧倒的に連なる渓谷「塔のへつり」は、凝灰岩への100万年にわたる浸食と風化がつくりだした、南会津下郷町の景勝地だ。特異な形状から、1943年には国の天然記念物に指定された . . . 本文を読む
荷物をチェックすると・・・酒はたっぷりあるが、食料は常備している非常用のカップ麺が一個。待てよ。この際だから非常用カップ麺で我慢して、出発を遅らせて朝食をしっかり食べるという手はどうか。悪くないぞ、っていうかそれがいい。グレード高いホテルの朝の和定食で大満足した経験は、過去に何度もあった . . . 本文を読む
金華山の北麓を流れる長良川沿いの、長良橋の袂にある七軒の大型のホテル、旅館が長良川温泉だ。いつものようにマッハで着替えようとするのだが、汗で濡れそぼっていて着替えにえらい時間がかかった。細いジーンズなどは特にずっしり重くなかなか脱げなかった。なにしろこの日の岐阜は猛暑日だったのである . . . 本文を読む
よし、ついに“喜多方で朝ラ―”を食べられるのだ。ようやく念願が叶ったぞ。横浜から喜多方で朝ラ―しようと思っても、その日は絶対無理で、といって徹夜走りも無謀でいかにも格好悪い。だから必然として喜多方近辺泊まりとなる。朝食が決まっている以上、素泊まりがほぼ絶対条件の縛り。B&B泊(一泊朝食付き)派の温泉好きなわたしなので、なかなか条件が合わなかった . . . 本文を読む
「え! シングルの部屋の筈なのに・・・」広い。ダブルかセミダブルの部屋である。旅先の宿(ホテル・旅館)によっては、部屋の埋まり具合のせいなのか勝手に気を利かせてグレードアップしてくれることがある。ご提案というかたちで僅かな追加料金でグレードアップということも何度かあった . . . 本文を読む