「ん!?」くんくん。この堪らなくいい匂いは、うなぎ屋とか焼き鳥屋の店先で醤油ダレが焦げるときに立ち昇るアレ、そのごくごく薄い、かすかなやつだ。(猫か!)(あの、だんご屋かな)ちょっと覗いてみるか。 . . . 本文を読む
体内時計が朝の到来を察知して、目を覚ました。あの恐怖映画「チャイルド・プレイ」の人形チャッキーみたいにパッチリと。(怖ぇーよ)(いかん、いつのまに眠りに落ちてしまったのだろう・・・)血圧が高いせいか寝起きの一服もアイドリングも不要で、飛騨高山からくり人形なみにすっくと立ちあがる。くらっとするが、きっと二日酔のせいだ
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函館で今回泊まることにしたのは、登別温泉、定山渓温泉とともに北海道三大温泉郷のひとつに数えられる「湯の川温泉」だ。宿に決めた「湯の川プリンスホテル渚亭」は、漁火通りの海沿いに建つ人気のホテルである。海が一望できるラウンジで、ウェルカムドリンクのスパークリングワインをいただきながらチェックイン手続きをすませる . . . 本文を読む
ここらで少し休むとするか。喉も乾いた。時代劇好きなのでわたしは迷わず江戸時代を感じさせてくれる茶店を選んだ(たしか、この店の限定名物があったはず・・・)本当に可愛らしい円ら(つぶら)だ。つぶら餅は焼きたてを一個(80円)から買える。甘党でないので悩む . . . 本文を読む
「剣客商売」では、無外流の達人の“秋山小兵衛”が、歳のはなれた娘のように若い女房の“おはる”に舟を漕がせて、隠宅のある鐘ヶ淵から橋場にある料亭不二楼や、真崎稲荷近くにある息“大二郎”の道場に向かう。この舟で渡る味わいのある情景だが、近江八幡の葦原のある水郷や八幡掘の風景が見事に使われている
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(なんかうまくいかないなぁ・・・よしプランBでいくとするか!)こんなセリフだが、ハリウッド映画でも外国企業でもよくつかわれる。計画(プランA)をたてるとき、バックアップの計画(プランB)もたてるのが肝要である。旅でも同じだ。(と思う . . . 本文を読む