温泉クンの旅日記

温泉巡り好き、旅好き、堂社物詣好き、物見遊山好き、老舗酒場好き、食べ歩き好き、読書好き・・・ROMでけっこうご覧あれ!

門司港界隈(4)

2011-01-30 | ぶらり・フォト・エッセイ
最後にこの門司港の宿としたホテル、これが快適だったので軽く触れておきたい。門司港の街に溶け込む落ち着いた色合いと外観のデザインだからいかにも歴史があるようにみえるが、1998年の竣工だから10年と経っていない新しい建物である。客室は百三十四あり、オフィスビルが併設されている。一歩はいると、インテリアと内装は統一されていてかなりお洒落なホテルである。きっと名のあるデザイナーがはいっているのだろう。部屋はシングルだがベッドは広めなもので、大きく開け放たれた窓はカーテンではなく珍しい木製観音開きの扉で設えられていた。なんとなくこの部屋にマッチしている。バスルームもユニットではなく、充分な広さがあり清潔である。 その窓の外、真下には船上レストランが浮かんでいた . . . 本文を読む
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富士宮焼きそば

2011-01-26 | 食べある記
そう、なにをいまさらで悪いがあの富士宮焼きそばである。ご存知のとおり、B級グルメの祭典であるB-1グランプリ2006年の第一回大会、2007年の第二回大会を見事に連続制覇、それによりメディアの後押しもあって富士宮市に莫大な経済効果をもたらした。「町おこし」の大成功例である。いつかは現地で一度食べてみたいと思っていたのだが、白糸の滝の観光をからめてようやく今回実現できたのである。白糸の滝を出発し、富士山をバックにして広がる大寺院の前を抜けて西ノ宮駅付近にある目当ての店を目指した . . . 本文を読む
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門司港界隈(3)

2011-01-23 | ぶらり・フォト・エッセイ
わたしは、いわゆる「鉄ちゃん(鉄道ファン)」ではない。いわゆる「非鉄(鉄道ファンでない)」である。だけど気持ちはすごくよくわかる。鉄道好きでないひとは「なんであんなもの(鉄道)に情熱を燃やすのか、まるで理解できない」と首を折れるくらい傾げるだろうが、わたしも「あんなもの(温泉)」に夢中になるので理解できる。もしも鉄道に縁やきっかけがあったら、わたしもそうなっていたかもしれないとよく思うのである . . . 本文を読む
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伊東のいなり寿司

2011-01-19 | 食べある記
旅には<転地効果>というありがたいものがある。環境が変わることで、日頃のストレスの多い環境から解放され、精神にも肉体にもプラスになる効果があり、美しい風景や新しい体験はキミの錆びきった感性もぴかぴかに磨いてくれる。あまり近距離のところはダメで、旅をしていると自覚できるくらいの距離が必要だそうだ。では、どのくらいの距離の旅をすればいいかというと、目安としては片道100キロ以上離れたところがどうやらいいらしい。たしか車のラジオ番組で聞いたと思うのだが、たとえば首都圏に住んでいる場合、伊豆方面でどのへんからが「旅をしていると自覚できる」ところかというと伊東になるそうだ . . . 本文を読む
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鹿島神宮

2011-01-16 | ぶらり・フォト・エッセイ
昨年、チャンバラ物である佐伯泰英作「密命シリーズ」を二十三巻、図書館にあるだけすべてを読んだ。そのなかにこの鹿島神宮が武道の聖地としてたびたび登場してきて興味を覚えたのである。ぜひ正月休みにいってみたいと思った。都心からかなり遠いのだが、正月三が日は全国から六十万人以上が参拝するという。だから、一月の四日の早朝のまだ暗いうちに横浜を出発したのだ。鹿島神宮付近の駐車場の料金は均一ではなく、近いほど高額である。手頃な料金の小さな駐車場をみつけて車をいれた . . . 本文を読む
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門司港界隈(2)

2011-01-12 | ぶらり・フォト・エッセイ
門司港レトロ観光は、歩いて廻れる港駅周辺だけでもけっこう見どころが多いのである。現在では商売というより大道芸みたいになってきているバナナの叩き売りだが、この門司港周辺が元祖発祥の地だ。叩き売り、つまり啖呵売の口上はつぎのような調子である。『さあサアこのバナナ買ってくれるかな。じゃあまずひと房いこう、ひと房のうえにもうひと房つけちゃおう。一は万物の始まり、泥棒の始まりが石川五右衛門、博打の始まりが熊坂長範、相撲の始まりが野見宿彌 . . . 本文を読む
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門司港界隈(1)

2011-01-09 | ぶらり・フォト・エッセイ
いくつかある門司港レトロ観光コースの起点は決まっている・・・この門司港駅である。起点も終点もここだそうだ。歩き始めてすぐのところにある、オレンジ色の外壁と八角形の塔屋が目印の旧大阪商船。1917年(大正6年)に建てられた大阪商船門司支店を修復したものだ。一階は海峡ロマンホール、二階はギャラリーとなっている。古い建物を観てまわるのがいつからかわたしは好きになってしまった . . . 本文を読む
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門司港駅

2011-01-05 | ぶらり・フォト・エッセイ
やっと、ここに来られたかと思う。画像とか写真を観て、行ってみたいとずっと思っていたのだが、高速で走って本州から九州に渡ってくるとやはり旅の目的の優先順位としてはすこし低いので門司はあっさりと通り過ぎてしまう。門司港駅だけでは、温泉もないだけに旅の目的地にするにはなんとも弱い。ところが、門司港駅界隈はかって貿易港で栄えたことで歴史的建造物が多く、「門司港レトロ」と称してトータルで売りだしているのを知ってやっと重い腰をあげたのだった . . . 本文を読む
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冬の富士(2)

2011-01-02 | 一枚の写真
新年あけましておめでとうございます。みなさまのご健勝とご多幸をお祈りいたします。今年もご愛顧のほどなにとぞよろしくお願いいたします。富士山が見えるホテルとか場所には、たいてい中国の観光客をみかけることができます。中国のひとたちには富士山が絶大な人気があり、写真スポットにいくと、それぞれ一人ずつが富士山をバックに記念写真をとっていたりしてすぐにわかります . . . 本文を読む
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