さっそくできるだけ身軽になって、二階の温泉「琴乃湯』に向かう。だいたい、こういう大ホテルの温泉など「薄ウスのクルクル温泉」と決まっているが、やはり温泉好きなので試さずにはいられない。初めての温泉だから「一刻も早く状態」なのに、大ホテルのしかも一階なのでいつもどおりの浴衣で気楽に温泉ともいかず、脱衣に手間取ってしまう。まずは内風呂である。ひと目温泉の色をみて、おやっと思う。掛け湯をして、その肌触りにこれはと思う . . . 本文を読む
(あれっ、やっていない。もしかして今日は休みかよ!)この店の開店は10時30分である。もう開店時間から15分が過ぎている。休みは不定休で、平日の今日はもしかして休みかもしれない。マイッタなあ。喜多方ラーメンにはひとそれぞれ好みの店があるようだ。だいたい喜多方ラーメンは煮豚がいっぱい載っている店がやたら多い。わたしの場合、チャーシューにうるさいので、嫌いなチャーシューがびっしり載っているラーメンなどご免である。だから、あまりそれが載っていないシンプルなラーメンを出すこの「松食堂」がお気に入りなのだ . . . 本文を読む
今月のはじめに、WEBサライから「ブロガ―イベント」へのお誘いのメールがきた。「宮崎県の蔵元『雲海酒造』の焼酎を、宮崎の食材のおつまみで楽しむ」というものである。(やっと、焼酎の番になったのか・・・)焼酎は大好きだから、すぐに「参加希望」と返信しようとしてジツはちょっと迷ってしまった。「雲海」といえば、蕎麦焼酎で知られている。わたしの焼酎遍歴は麦、米、蕎麦と渡りあるいてきて、芋に辿りついた。現在は芋焼酎しか呑まないわたしである。さて、どうするか . . . 本文を読む
平日だからだろう、ひと気のない静かな「聖フランシスコ・ザビエル記念教会」を訪れた。日本に初めてキリスト教を伝えたザビエルは、布教のため平戸の地に三度訪れている。そのせいもあって平戸にはカトリックの洗礼を受けたひとが多く、キリスト教が禁止された江戸時代にも隠れキリシタンとして信仰は受け継がれたそうである。青空に、真っ白な尖塔が突き刺さっていた。教会だけで平戸を終わらせてもつまらない。だから温泉があると知り、せっかくだからとこの浜に来たのである . . . 本文を読む
寄せ豆腐で芋焼酎の水割りをちびちびやりながら、今日の旅を振り返る。浄土ヶ浜も龍泉洞も行ってよかったが、そこから盛岡までが、ハァひと苦労だったぞい。降りだした雨がだんだん激しくなるなか、真っ暗な初めて走る下道を、たっぷり二時間かかってまさしく走破したのである。店もなければ街灯もない道が二時間も続くとは、さすがは四国を同じ大きさの岩手県だ。まったく今日一日、参りました。盛岡は三大麺だけではない。豆腐もなかなか旨いのだ。へとへとの身体にアルコールが廻って、少し元気がでてきた
. . . 本文を読む
「閉館までもうあまり時間がありませんので、両方いくのであれば先に新洞のほうからいってください」切符を購入するときに係りのひとに急きたてられた。「あーと、いいです。こちらだけで」もう、そんな時間になっていたのか。時計をみると午後四時四十分である。浄土ヶ浜から五十キロ、一時間ちょっとだからまずまずの所要時間だが、陽が落ちるのが早いのでもう夕方だ . . . 本文を読む
宮古市にある浄土ヶ浜は、ひと言で言うと、遠い。盛岡南インターから下道で約百キロあるのだ。一時間当たり「四十キロ」として二時間半かかるのだ。実際には信号が少なかったりしたこともあり、二時間で到着した。いやぁー、とにかく遠かった・・・。朝、福島県の郡山からほとんど休憩なしで四百キロ以上走り続けたので、その実感があるのだ。その遠くまで来たことへの、まるで「褒美」のような景色だ . . . 本文を読む
毎年のことだが11月3日の文化の日は天気がいい。雲ひとつない、抜けるような秋の青空はいかにも旅日和である。先週半ばから呑み会が続き、今週も月曜に呑んでしまい、どこかで風邪をもらったようだ。昨日はまっすぐ帰って風邪薬飲んでおとなしくしようと思っていたのに、東京駅で同僚に追いつかれてしまい、同僚の降りる川崎のおでん屋に寄ることになってしまった。というわけで本日、こんな天気がいいのに風邪薬を飲んで寝っ転がって早慶戦を観ておとなしくしているのであります
. . . 本文を読む