やっと平坦な道に出てしばらくいくと、こんどは降りの石畳である。登りより降りの石畳のほうがヤバイ。片手に折りたたみ傘を持っているので、濡れた石畳は露天の岩風呂のようで、転んで頭を打ったら一巻の終わりかもしれない。なんとなく貝掛温泉のことを思い出してしまう . . . 本文を読む
有馬は、けっこう「お高い」温泉地というイメージがわたしにはある。何度か泊まっているが、有馬値段で泊まったのは一度きりで、あとは朝食つき一泊の安宿に泊まったのだ。温泉が目的の旅のわたしには、金の湯にはいればそれで十分なのだ。
たぶんゴールデンウィークであるので、どこもいっぱいの宿泊客がいるだろう。それにしても、浴衣姿をみかけない。朝食でも食べているのだろうか . . . 本文を読む
気合を入れなおす。ここまでは、これからに比べればどうということはない。さあ、いよいよ七曲の難所である。天気もいよいよ、堪え切れずにいまにも泣き出しそうだ。とりあえずは、畑宿から甘酒茶屋まで、ありったけの元気を掻き集めて真剣に登らねばならないのである。石畳もものすごい急坂になった . . . 本文を読む
快晴の有馬温泉に着いたのは朝六時ごろである。温泉町はまだ眠っているようで、さすがに早すぎた。駅前のコインパーキングに車を止めると、金の湯に歩く。有馬は関西圏に出張したときに四、五回泊まっているから、駅からであれば地理に明るいのだ。川沿いのゆるやかな坂道を、登ってゆく
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ゴールデンウィーク、西日本のほうへ2000キロほど走ってきました。それはおいおいアップします。帰ってきてからは、旅の余韻に浸ることもなく柄にもなくひたすら短編小説をひとつ書いてました。
さて、東海道は箱根のキツイ話に戻すとします。ブログに本日より復帰しますので、またよろしくお立ち寄りください . . . 本文を読む
さて、世間はGWに突入しましたね。旅にいかれるかたはくれぐれも事故になどに十分ご注意ください。かく言うわたしも、突然、無謀にも思い立ち、漠然と西方面に旅をしてきます。ですので、誠に恐縮ですがこのあと二、三回発信をお休みします . . . 本文を読む