温泉クンの旅日記

温泉巡り好き、旅好き、堂社物詣好き、物見遊山好き、老舗酒場好き、食べ歩き好き、読書好き・・・ROMでけっこうご覧あれ!

百目鬼温泉 山形・山形市

2015-07-29 | 温泉エッセイ
百目鬼温泉である。山形駅から車で十五分、六キロほど離れた田圃のなかにある日帰り温泉施設だ。温泉地の名前には難読なものが全国にけっこうあるがここもそうで、「どめきおんせん」と読む。温泉通なら一度は入ってみたい温泉だ。前回に来たときには駐車場が満杯で残念ながらあきらめてしまったが、今回はさすがに平日なので駐車場の車も十台にも満たない。(よし、今度こそようやく入浴できるぞ・・・)入り口横の貼り紙によると、入浴と蕎麦がセットになっている料金がかなりお得そうである . . . 本文を読む
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高瀬温泉 新潟・関川村(1)

2015-07-26 | 温泉エッセイ
宿に一歩入って驚いたのは、夥しい兎が館内に飾られていたことだ。このいずれも可愛いコレクションの数々、かなりな時間とお金をかけたのではあるまいか。どうやら霊峰と神社にゆかりがあるらしいとあとでわかり納得したが、それにしてももの凄い数の兎だった。きっと数百体くらいはあるのではないか。関川村の霊峰「光兎山(こうさぎさん)」は古人から修験の山としてあがめられ、山頂には光兎神社が鎮守されている。雪どけのころ山頂付近に兎の形をした雪形が現れることからその名が付いたと言われる . . . 本文を読む
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越後湯沢、懐かしのどさん子

2015-07-22 | 食べある記
ある日、新潟の中越地方、越後湯沢あたりから三国街道を走っていて、街道の両側に「どさん子」ラーメン店が多いことに気がついた。ひと頃は、どんな小さな町でも「どさん子」や「どさん娘」という札幌系のラーメン店をみかけたものだが、関東ではいつのまにか淘汰されてしまっていて探すのが難しいほどだ。やはり雪深く寒い新潟だからコッテリして身体が温まる熱いスープの札幌系が根強い人気があり、大勢の需要客がいるのだろうか . . . 本文を読む
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八幡野温泉郷(4) 静岡・伊東

2015-07-19 | 温泉エッセイ
湯あがりに久しぶりの珈琲牛乳をゴクゴクと飲み、大浴場の前にあるテントが張られた喫煙スペースで煙草を吸った。料金的にわたしはそうそう来られる宿ではないので、もう一度ゆっくり散策することにした。この宿の敷地は六千六百坪あるというが宿泊室数約八十室だから、九州の宿のように敷地一万坪に贅沢に二十室たらずとまではいかないが、里山の雰囲気はそれなりにだしている . . . 本文を読む
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スナックちゃんぽん、からのォ~コース中華(2)

2015-07-15 | 食べある記
思ったとおり崎陽軒はコース料理で、運ばれた大皿の料理を係りの女性が銘々に取り分けて供するシステムだった。「オレの趣味は同窓会だ!」と豪語する幹事が仕切るので、いつも三十名以上の出席者を集めてしまうから舌を巻く。焼酎を二杯ほどお代わりしたが、焼酎の水割りが薄すぎるのでボトルと氷と水をもらった。店側も面倒がなくなって喜んでいるようだった . . . 本文を読む
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八幡野温泉郷(3) 静岡・伊東

2015-07-12 | 温泉エッセイ
安いプランを偶然みつけて、あまり期待せずに来たのが良かったのだろう。チェックインの際、新潟の「角神温泉」クラスの無礼な接客をフロントで受けたほかは、接客もサービスも充分満足できた宿であった。彼だけ臨機応変とはほど遠い、マニュアル通りの接客を杓子定規にしているのだろう。十年くらい前から知っていたと書いたが、正確にいえば「きらの里」のオープンは2006年であるので創業十年に満たない。まだ歴史が浅い宿だ。わたしは代々続く老舗宿が文句なしに好きだが、この宿もかなりいいレベルだと思う。きっと九年間という月日の切磋琢磨な積み重ねがここで働く従業員たちの接客とサービスを洗練向上させて今があるのだ . . . 本文を読む
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スナックちゃんぽん、からのォ~コース中華(1)

2015-07-08 | 食べある記
八重洲で用事をすませて時計をみると、昼前である。(さて、昼メシをどうしようか・・・)今日は午後二時から横浜で同窓会がある。開催場所が東口の崎陽軒本店で会費からすると呑み放題つきの簡単なコースの食事があるはずで、腹が減ったのだがしっかり食べるわけにはいかない。個人的にはコースより、名物シウマイと焼きそばくらいで、締めに半炒飯なんかで充分なのだが、ね。なるたけ軽めというと喫茶店でサンドイッチかな・・・。他になにかないか。あ、閃いたぞ . . . 本文を読む
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八幡野温泉郷(2) 静岡・伊東

2015-07-05 | 温泉エッセイ
露天風呂が点在している杜の横が、広い大浴場の建物スペースになっている。きらの里は二本の自家源泉を持っている。泉質はカルシウム・ナトリウム・硫酸塩温泉。アルカリの高い泉質だから肌にはいい。木の香ただよう広い内湯である。天井も高い。内湯の横の広い部屋には寝湯がいくつもならんでいたが、すこし息苦しさを感じた。外に出るとまず壺湯があった。露天もかなり広い。さまざまな八種類の浴槽があるのだが、外の一番奥にある露天風呂がわたしは気にいった . . . 本文を読む
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読んだ本 2015年6月

2015-07-01 | 雑読録
品川に勤務地が移ってからというもの昼の食生活は惨憺たるものがある。たとえば蕎麦屋は近所に四軒あるがいずれも高くてたいして旨くはない。旅先で美味しい蕎麦ばかりを食べているわたしでも、旅先ではないから安いなら多少味が落ちても納得する。五反田駅の目黒川を渡った先にやっと安くて味はまあまあの蕎麦屋をみつけたのでそこばかりを利用している。朝の二食も品川へきてから一食となってしまった . . . 本文を読む
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