温泉クンの旅日記

温泉巡り好き、旅好き、堂社物詣好き、物見遊山好き、老舗酒場好き、食べ歩き好き、読書好き・・・ROMでけっこうご覧あれ!

冬の富士

2010-04-28 | 一枚の写真
静岡県の中伊豆にある伊豆長岡温泉の宿を朝早く出発すると、その日は、山梨県の忍野八海に立ち寄って昼には吉田でうどんを食べ、神奈川県のはずれに近い道志川温泉で立ち寄り湯にはいってから中央高速で帰ることにした。かなりの寄り道であるが、いつものことである。いまだったら週末にETC千円割引があるので、こんな寄り道をしていたら大渋滞に巻き込まれる . . . 本文を読む
コメント

肘折温泉(2) 山形・最上郡

2010-04-25 | 温泉エッセイ
肘折の朝は早い。名物の朝市は、豪雪地帯であるので、冬季を除いて毎日午前五時ごろから始まるのだ。終わりも七時ごろと早い。もともとは自炊の宿に泊まった湯治客への食材提供のために開いた朝市だったのだが、自炊客の割合が減ってきた現在でも肘折の名物として完全に定着したのである . . . 本文を読む
コメント

山居倉庫

2010-04-21 | 一枚の写真
どしゃ降りの雨も、息継ぎをするように時たま降りが弱くなったり、また強い降りに戻ったりすることがある。どうかして居るところが雨雲の薄い部分にかかると、ひととき熄んだりする。このときがそうだった。熄んだひとときに、雨宿りしていた観光客がどっと出てきて山居倉庫のあちこちを散策しはじめたのだった . . . 本文を読む
コメント

肘折温泉(1) 山形・最上郡

2010-04-18 | 温泉エッセイ
山形から新庄に向かう国道から、右に折れて走れば銀山温泉、左に折れて走れば肘折温泉というような、おおざっぱに言えば対照的な位置関係だ。銀山へ行くよりは走りでがある。山の底にある肘折カルデラと呼ばれる狭い窪地に、ひっそり貼りついたように旅館や住宅が立ち並ぶ。開湯は平安時代と古く、湯治場で栄えたので炊事場を持つ旅館が多い。鄙びた雰囲気の、なんとも趣のある温泉だ . . . 本文を読む
コメント

夜間瀬温泉 遠見乃湯

2010-04-14 | 温泉エッセイ
信州には眺めのよい露天風呂が多い。ホテルの横にあるロッジ風の建物が夜間瀬(よませ)温泉、「遠見乃湯」だ。ここの眺望も高台にあるので超絶景である。「サンセットビューポイント100選」に選ばれて、ここはさらに有名となった。 「ホテルセラン」というホテルの露天風呂だが、日帰り客も夜十時まではいれる。  内風呂はなく、男女ふたつの大きな露天風呂とサウナがある . . . 本文を読む
コメント

渋温泉 外湯巡り(3)

2010-04-11 | 温泉エッセイ
もともとは熱い湯は苦手だった。それが信州の野沢温泉や渋温泉、九州は杖立温泉、山陰の湯村温泉などなどに鍛えられて、かなり平気になったのだ。それでも八湯連続はこたえる。ここまで巡る途中の道すがらで、掛け湯をせずにはいり外湯の前の水道で下半身を冷やしているひとや、浴衣はだけて行き倒れている俄か温泉通を今日は運よくみかけなかった . . . 本文を読む
コメント

信州で焼きそばパン

2010-04-07 | 食べある記
その店は、信州高山温泉郷に通じる細い県道(たぶん)沿いにある。山田温泉か蕨温泉を目指せば途中の右手にみつかるはずだ。店の名前は「清水ベーカリー」である。ロケーションは田舎だが、パンの味は都会の有名パン屋に引けをとらない、ハイレベルである。場所柄、お洒落なパンより惣菜パンとか食パンとかがメインだ。ご主人がパンをつくり、奥さんが売る、そんな小さな店だ . . . 本文を読む
コメント

渋温泉 外湯巡り(2)

2010-04-04 | 温泉エッセイ
いった温泉の数をあるとき、いわゆるなか締めで集計したことがある。ある一年に二百湯以上はいったのには自分でもびっくりした。当たり前だがぜんぶがぜんぶ、宿泊をともなったものではない。が、宿泊すればそこの宿で最低六回は温泉にはいるし、共同浴場があればそこにもはいる。だから、二百湯はいった年の入浴回数は五百を軽く超えるはずだ . . . 本文を読む
コメント