温泉クンの旅日記

温泉巡り好き、旅好き、堂社物詣好き、物見遊山好き、老舗酒場好き、食べ歩き好き、読書好き・・・ROMでけっこうご覧あれ!

鎌倉行くなら江ノ電で(1)

2019-01-30 | 鎌倉点描
海側とは逆に踏切の線路を渡り、交差点を右折して腰越駅に向かって歩いていく。「江ノ電」と呼ばれることが一般的となっているが、正式名称は「江ノ島電鉄」である。その江ノ電だが、江ノ島駅から腰越駅の一区間だけいわゆる路面電車に変身する。この区間が好きな鉄道ファンは多いだろう。わたしも鉄っちゃんではないがその一人である。電車が近づくと、掲げられた大きな電光掲示板に「電車接近」と表示される。昭和がうっすら残る町並みのど真ん中を、いかにもの雰囲気ある江ノ電がすぐそばを走り抜けていく . . . 本文を読む
コメント

読んだ本 2019年1月

2019-01-27 | 雑読録
「上大岡で降りるの? もちろん軽くだよね!」昼過ぎの精進落としなので、店選びはなかなかに難しい。昼飲みできても中休みがある飲食店はダメだし、座れるとシツコクなる。個人的には好きでないがこの際だ、あえて立ち飲み屋を選択した。遠い道中の先輩も早く切りあげられて安心である。駅前の交差点を渡り、そのまま進む。先輩に比べれば、年齢的にパシリなので事前に下調べはしてあった。先輩が落胆するようなところへ連れていきたくはない。そういうところは周到な性格なのだ . . . 本文を読む
コメント

峩々温泉(1)

2019-01-20 | 温泉エッセイ
「あ、アッチィーッ!」ほかに誰もいないからだが、ふだんのいぶし銀を思い切りかなぐり捨てて温泉好きにあるまじき悲鳴をあげてしまう。掛け湯したときに<こりゃ入るのはホネだぞ>とたっぷり認識したのにもかかわらず、ゆるゆると身を沈めようとして、膝を曲げたところでの強制静止。スクワットの動作途中ってやつ。源泉温度は五十八度というが、こいつは四十六、七度はあるのではないか。あるいはもっと。玉子じゃあるまいしこれ以上湯に入るのはとにかくヤバすぎだ。すっぱり断念して浴槽から飛び出る . . . 本文を読む
コメント

熊本、菊池渓谷を歩く(2)

2019-01-13 | ぶらり・フォト・エッセイ
人は、自身が好むと好まざるにかかわらず、あたかも義務のように変化を求められる。だからこそ、悠久不変の如く、いつまでも変らない自然の景観に魅かれるのだろう。渓谷散策のお勧めには、往復一キロで三十分の<癒しコース>と、往復二キロ約一時間の<マイナスイオン満喫コース>がある。健脚なら一時間コースを、杖をつかうなど脚に多少でも不安があるなら三十分コースを選択できるわけだ。(せっかくだ、『広河原』というところまで・・・行ってみるか)最近、鎌倉の源氏山を上ったばかりなので、脚には少しばかり自信があるのだ . . . 本文を読む
コメント

佐世保、展海峰からの絶景

2019-01-06 | 温泉エッセイ
佐世保駅から湾をぐるりと廻るように車を走らせる。ひと山越えて下り、左側に背の高い金網フェンスを巡らせた米軍施設を横目に坂を駆けあがるとそこが「展海峰(てんかいほう)」と呼ばれる、佐世保で一番人気の展望公園である。俵ヶ浦半島の中心部にあり、距離にして約十キロ、車で二十分ちょいだ。タクシーだったら三千五百円くらい取られるだろうが、二名以上であれば、ここは間違いなく行く価値はある観光地だ . . . 本文を読む
コメント

熊本、菊池渓谷を歩く(1)

2019-01-02 | ぶらり・フォト・エッセイ
収受所裏にある展望所の脇の橋を渡る。橋の上で立ちどまり、これから入って行く渓谷を見渡した。さあ、ここからが遊歩道である。わくわくして、思わず武者震いをしてしまう。枯葉が敷き詰められているので、濡れていると滑りそうだ。(おぉ、これは・・・)きらきらと眩しい朝の光が充満する空間に、打ち寄せ岩に爆ぜた清流の水しぶきから放たれた水の妖精が微細な鳥の群れのように旋回し、乱舞する・・・・・・。まさに、息を呑むような光景だった。 . . . 本文を読む
コメント

謹賀新年 2019年

2019-01-01 | つぶやき
あけましておめでとうございます。謹んで皆さまのご健康とご多幸をお祈りいたします。昨年は拙ブログを訪問、ご閲覧いただきありがとうございました。お陰さまで昨年は春四月に累積アクセス数百五十万、師走十二月には累積訪問者数五十万人を達成することができました。 . . . 本文を読む
コメント