温泉クンの旅日記

温泉巡り好き、旅好き、堂社物詣好き、物見遊山好き、老舗酒場好き、食べ歩き好き、読書好き・・・ROMでけっこうご覧あれ!

読んだ本 2015年4月

2015-04-29 | 雑読録
わたしは首(頸椎)、腰、膝に爆弾を抱えていて、時にそれが炸裂する。予兆なしで。今月のある日曜日の朝に起きたら、右膝に激痛が走った。六、七年前にも経験した馴染みがある痛みである。いわゆる膝に水が溜まったのだ。前のときにはパンパンに膨れ上がっていて、痛すぎてピクリとも動かせず、病院に行ったら心の準備も一切ないままいきなり、麻酔なしで馬に打つような注射器を突き刺され溜まった水を抜かれた。膝の水も痛いが、注射器も失神するくらい痛かった . . . 本文を読む
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日光江戸村(1)

2015-04-26 | ぶらり・フォト・エッセイ
鬼怒川温泉駅からバスで十五分くらいのところに「日光江戸村」がある。途中の「東武ワールドスクエア」で降りる観光客も多い。たしかにずっと前に一度だけ行ったという朧な記憶があるのだが、獏として思いだせない。記憶の風化だけではなく、そのあとに行った京都の「太秦映画村」のほうが強烈だったせいかもしれない。広大な敷地には、江戸時代の街道や宿場、武家屋敷など江戸の町並みが再現されている . . . 本文を読む
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十条の鯖燻(3)

2015-04-22 | 食べある記
十条銀座を何度も行ったり来たりしてたっぷりの時間を潰して、そろそろいい時間になった。踏切を渡って目的の店「田や」に近づくと、赤提灯が灯り縄暖簾が下がっていた。中が見えず入りづらいが、ガラリと引き戸を開けて中に入った。「いらっしゃいませ」元気な声がかかる。いい感じだ。入ってすぐの右手の大きなコの字型のカウンター席、左手が小上がりにしては広い奥行きのある座敷席であった。カウンターが二十席くらい、座敷が軽く三十席くらいの案外大きな居酒屋である。「お客様、ご予約は?」まずい、この店って予約が必要だったのかよ . . . 本文を読む
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十条の鯖燻(2)

2015-04-19 | 食べある記
鯛に当ってからというもの、一切の魚介系を断って一カ月を超えた。もともと魚介が嫌いでないほうなのでそろそろ、限界が近づいてきた。大好きな、脂ののった鯖の塩焼き定食も食べたくてしかたがない。これから食べるであろう、初の「鯖の燻製」を魚介系解禁の儀式とするべくはるばる十条にやってきたのである。十条銀座は、区内最大の全蓋のアーケード商店街だ。歩きだしてすぐの左側に古い、昭和の人情食堂みたいな店をみつけて狂喜するが、次回来てみようと頭のなかにメモした . . . 本文を読む
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十条の鯖燻(1)

2015-04-15 | 食べある記
上野東京ラインができて、東京が始発駅でなくなったことと混み具合が増えたことのデメリットもあるものの、酒場の多い赤羽駅に乗換なしで気軽にいけるメリットも生まれた。十条にいくには上野東京ラインを使って赤羽へ行き埼京線でひとつ戻るのが一番早いのだが、この日は池袋を目指したので湘南新宿ラインを使った。池袋西武の催事場で「春の北海道うまいもの会」をやっていたからだ。なに、暇つぶしである。久しぶり。デパートの催し物は駅弁大会以来である。あちこちで旨そうな弁当が並んでいるが軽く昼食をすませてきたので食指がぴくりとも動かない。ルタオのコーナーで、その食指がぴくぴく動きはじめた。スイーツ嫌いで通っているが、年に数回はスイーツ好きに変身するのだ . . . 本文を読む
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木場の昼メシ(3)

2015-04-12 | 食べある記
さて、サラリーマン生活の長いので勤務地も横浜、丸の内、赤坂、木場、門前仲町、そして品川とコロコロ変わった。こと昼メシ一点に焦点を絞って思い返すと、銀座も射程距離だった丸の内時代と、木場時代がとりわけ懐かしい。酒好きゆえ二日酔いが多いためどうしても麺類に走りがちになるが、時には昼メシに刺身や、サバの塩焼きなどの焼き魚や、肉をがっちりと食べたいときもある。ところが、焼き魚定食や刺身定食を食べていた木場のそれぞれの店が転売したり、廃業したりしまったので肉系の店だけを紹介しよう . . . 本文を読む
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鬼怒川、五つ星の宿(4)

2015-04-08 | 温泉エッセイ
この五つ星の宿の話、長くなってしまったがそろそろ締めることにしたい。あさやホテルの入ってすぐの正面に、立派なおひなさまが飾られている。館内のあちこちに江戸時代から、現代までの歴代のおひなさまが飾られていて、かなりな数のおひなさまの写真を撮った。ピンボケっぽいものを省いて、イラストみたいに紹介しよう。さりげなく展示しているが、さすが老舗宿である。お宝鑑定団に出したら破格の高値が付きそうなおひなさまも多い。歩きまわってみて、清潔な館内にも驚くが、室内に限らずホテルの隅々まで空調もいきとどいている。人件費意外の費用削減というと照明や空調にまず現れるものだ . . . 本文を読む
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鬼怒川、五つ星の宿(3)

2015-04-05 | 温泉エッセイ
館内をぶらぶら散策したり、持ち込んだ焼酎で水割りを楽しんでいるうちに夕食の時間となった。エレベーターでバイキング会場のある階に降りる。幸い開始したばかりなので、まだ客が少なかった。広い会場は軽く二、三百人は入れそうだ。たしかに約百種類の和洋中のメニューと豪語しているだけある料理が並んでいて、軽く興奮する。チェーフィングディッシュ(コンロ付き金属卓上鍋)が並んでいて、覗くとたしかに「きっかぶ」で話題になった炒飯があった。焼きたてのステーキ、揚げたての天ぷらのコーナーがあったので、まずはステーキの皿をいただくことにする。刺身系の一角があるが、魚介系食中毒のトラウマがあるので残念ながら止めておく . . . 本文を読む
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読んだ本 2015年3月

2015-04-01 | 雑読録
今月の仕事帰り、有楽町駅前の無印良品に文房具を買いにいったあと、懐かしい交通会館ビルで一杯やりたくなりました。一階の大阪コーナーで、イカ焼きでハイボールなんて考えていたのですが順番待ちなのでやめて、地下街へ。居酒屋の忙しくなるにはとりあえずまだ一時間ほど余裕があって、四人掛けに座り黒霧の水割りを注文。さて、つまみが問題だ。当然ながら魚介系が五割を占めているが、こちらはまだ鯛の食中毒のトラウマを引きずっている。本音を言えば刺身も喰いたい。考えに考えたあげく、刺身蒟蒻を注文した . . . 本文を読む
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