温泉クンの旅日記

温泉巡り好き、旅好き、堂社物詣好き、物見遊山好き、老舗酒場好き、食べ歩き好き、読書好き・・・ROMでけっこうご覧あれ!

味噌煮込みうどん

2013-01-30 | 食べある記
「ところで名古屋名物の味噌煮込みうどんって『山本屋本店』と『山本屋総本家』と二軒が有名だけど、いったいどっちのほうが旨いの?」旅先で食べるようなわたしとしては、店選びで迷わぬためにとても知りたい。ところが名古屋育ちや、名古屋から転勤してきたひとに訊くのだが、なかなか打てば響くように「絶対こっちの店だ!」という明快な答えを得られない。わたしは二年前くらいから名古屋系の食べ物にチャレンジしている。豊橋カレーうどん、あんかけスパゲティときたので、そろそろ大物の味噌煮込みうどんを登場させたい。よし、わかった。店などはどこでもかまわぬ、値段で決めよう。たかがうどんである、千円くらいのヤツでいこう . . . 本文を読む
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越前、猫の寺

2013-01-27 | ぶらり・フォト・エッセイ
「このへんに猫で有名なお寺があると思うんですが・・・どのへんかわかりますか」適当な飲み物と煙草を買い、金を払いながら店員に訊く。「それ、よく訊かれるんですけどね・・・」けどね、の後が聞きたいので黙って待つ。どうやらこのへんには寺社が多いらしい。「あそこに高速の高架が見えますよね、あの下を通って右側あたりにあると思いますよ」おっさんお前も猫好きかよと、あからさまに顔に出ているお姐さんに礼を言って車に戻り、北陸自動車道の高架に向けて走る . . . 本文を読む
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昼の顔と夜の顔、スカイツリー

2013-01-23 | ぶらり・フォト・エッセイ
東京スカイツリーの昼と夜の画像を同じところから撮ってみたいと思い、浅草に出かけてみた。スカイツリーの人気のせいもあって浅草の人出はそれは凄かった。昼の顔を撮ってからの時間潰しにかなりのアルコールを摂取したため、夜の顔の出来映えはいまひとつである . . . 本文を読む
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来宮神社の大樟

2013-01-20 | ぶらり・フォト・エッセイ
横浜の東海道沿線に住んでいるので、熱海はとても近い感覚である。アクティを使えば通勤と変わらぬ所要時間、一時間あればそこに行くことができる。ただその分、旅の大事な転地効果が薄いのが難点ともいえる。熱海で伊東線に乗り換えてひと駅、来宮(きのみや)で下車した。駅前の公衆電話のところに夏蜜柑に似た八朔がたわわに実っている。(西熱海ホテルは・・・あのへんだったかな)振り返ってみると、そこには新品のマンションが建っている。長らく団体客目当てだった熱海温泉は、客足が激減したバブル崩壊後もなかなかその体質を変えられず、このホテルも平成十八年八月末をもって閉館してしまったのだった . . . 本文を読む
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愛猫近影

2013-01-16 | うちのネコは世界一
ふつうは「著者近影」など人間に用いる「近影」だが、ひさしぶりだし、あえて猫である「海」にも使わせていただく。この冬は半端でない寒さである。降雪地では雪の量がもう平年の倍も降っているという。元気で寒さに強い犬でさえ靴下を履いて散歩しているとか。だが海の黄色い靴下は寒さを凌ぐわけではない。両の手(前足)が巻き爪になってしまったのだ。おまけに包帯を齧らないように大嫌いなエリザベスカラーも装着されてしまった。病院から帰って、しばらくはその靴下をがっちり巻かれたお陰で、肉球が接地できない。そのため歩こうとすると、バランスを崩して横倒しに倒れてしまうのだった . . . 本文を読む
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四万温泉 温泉三昧の宿(3)

2013-01-13 | 温泉エッセイ
館内には、温泉浴場の状況が把握できるような親切な表示板もある。清掃時間や姉妹ホテルの浴場も案内されている。全館温泉暖房と、館内の水はすべて天然の湧水使用がそこにはさりげなく書かれている。わたしは滝見の露天風呂の森のこだま、大浴場である甍の湯、総檜の御夢想の湯、岩根の湯をそれぞれ最低三回は入ってしまった。どこも平日ならではの、いついってもほぼ独り占めの贅沢三昧の温泉三昧で心ゆくまで堪能した . . . 本文を読む
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読んだ本 2012年12月

2013-01-09 | 雑読録
正月料理ばかりをしばらく食べていると、思い切りシンプルなものが食べたくなる。生まれて初めておやきを食べたのは、たしか信州の金熊温泉だった。おやきを注文すると、小母さんが囲炉裏の灰のなかに軍手をはめた手をつっこみ、灰まみれのおやきを一個取り出して、軍手でぱんぱんと掃うとわたしに「はいよ!」と差し出した。ぎょっとしながらも、受取って灰をはらいながら恐る恐る食べたのだがあれは旨かった . . . 本文を読む
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四万温泉 温泉三昧の宿(2)

2013-01-06 | 温泉エッセイ
「森のこだま」から外通路を通り、いったん棟に戻った。設置してあるウォーターサーバーで水分補給をする。(あれっ!)眼の前に、きっと待ち合わせに使うのだろう、伝言板がある。なるほど、温泉があちこちにあるこの宿ではとても便利かもしれない。ロビーで待つとか、大浴場にいく、とか家族連れなどには重宝な連絡手段である . . . 本文を読む
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四万温泉 温泉三昧の宿(1)

2013-01-02 | 温泉エッセイ
雪の残った温泉街の川沿いの細い路を慎重に抜け、橋を渡ってメインストリートに入ると、雪の量が多くなりますます緊張する。もうひとつ橋を渡り、急坂を駆けあがってなんとか無事に宿に到着。ここが、なんと室町時代に創業した、五百年の歴史ある宿「四万たむら」である。温泉好きならとにかく一度は泊ってみたい宿だ。しかし由緒あるだけに、さすがにそれなりの宿賃だからわたしなどにはおいそれとは来られない。わたしも、ようやく安いプランをみつけ、ちびちび溜めたポイントもすべて使って今回初めて泊るのである。ざっと十年越しに夢がかなったのだ . . . 本文を読む
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新年のご挨拶

2013-01-01 | つぶやき
新年、あけましておめでとうございます。ご家族の皆様のご健康とご多幸をお祈り申しあげます。今年も、相も変わらず精力的に能天気に、あちこち東奔西走をしまくって、いい温泉にはいって、呑みまくり食べまくって、この「温泉クンの旅日記」の記事を盛り沢山にする所存であります . . . 本文を読む
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