温泉クンの旅日記

温泉巡り好き、旅好き、堂社物詣好き、物見遊山好き、老舗酒場好き、食べ歩き好き、読書好き・・・ROMでけっこうご覧あれ!

読んだ本 2014年7月

2014-07-30 | 雑読録
今月は、梅雨の低気圧がぎりぎりと刺し込むように腰にきてしまったので、電車で一度だけ湯治のために出かけた。できれば草津あたりの強烈に効きそうな温泉がよかったのだが、いかんせん仕事帰りには遠すぎる。だから伊豆で妥協したのだ。夜、伊東の町の居酒屋で食べた刺身が旨かった。ずいぶん豪華のようだが、これで一人前の盛合せである。鯵はもちろんどれも新鮮そのもので、金目鯛の刺身がことのほか気に入ってしまった。腰痛も温泉が効いたのだろう、おとなしくなってひと安心。やっぱり温泉はいいね . . . 本文を読む
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東向島、東武博物館

2014-07-27 | ぶらり・フォト・エッセイ
「東向島」駅の旧駅名は「玉ノ井」である。この駅の周りにはかっては迷宮のような町が広がっていたのだそうだが、現在はもうその面影はみつけられない。百花園の方向に歩きだしてすぐのところ、東武線の駅の真下に東武博物館があった。急ぐ旅でもないので、寄ってみることにした。鉄道系の博物館といえば、門司港駅のそばにあった「九州鉄道記念館」以来である。入ってすぐのところにドーンと英国製の美しい蒸気機関車(SL)が展示されていた。運が良ければ、一日四回やる「SLショー」が観られるそうだ . . . 本文を読む
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名古屋、大甚で呑む

2014-07-23 | 食べある記
地下鉄七番出口のすぐ近くに、目当ての大甚(だいじん)本店はあった。創業は明治四十年というから百年を超す老舗の酒場である。「いらっしゃい。お二階にどうぞ!」えっ、もう二階席なの。開店は四時、わたしが店に入ったのが四時半、たった三十分で一階の席が埋まったことになる。さすがの人気ぶりである . . . 本文を読む
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鹿教湯の橋

2014-07-20 | 温泉エッセイ
「マディソン郡の橋」という映画があった。旅のカメラマンのロバート・キンケイド(クリント・イーストウッド)が、アイオワの片田舎にある屋根付きの橋「ローズマン橋」を撮りにいき、農場の主婦フランチェスカ・ジョンソン(メリル・ストリープ)と知合って恋に落ちる。なかなかいい映画であり、何度もわたしは観てしまった。わずか四日間の恋に燃えあがってしまう、大人のラブストーリーである。原作の本も読んだ。橋好きでもあるわたしは、鹿教湯温泉というとこの橋のある風景が必ずまず浮かんでしまう . . . 本文を読む
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名古屋駅のきしめん

2014-07-16 | 食べある記
名古屋駅では他の駅に比べ入場券がなぜか異常なほど売れる。きしめん目当ての客が多いのと、ホームの店で朝から呑もうという客がいるからである。ただ、入場券には時間制限がある。JRでは二時間で、二時間を超えると入場券の追加料金が発生する。今日は車の運転があるのでダメだが、わたしも呑んだら絶対に二時間では終わらないだろう。入場券を買って改札口を抜け、3、4番線のホームの階段を昇っていく。(さて、どちらの方にあるだろうか・・・)見渡していると、出汁の匂いがかすかに流れてきた . . . 本文を読む
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奥飛騨、フレンチと温泉(2)

2014-07-13 | 温泉エッセイ
宿には五つの貸切風呂がある。露天が二つと、檜造りの内湯が三つですべて無料だ。チェックインの三時から夜の九時までは完全予約制となっていて、二階にある予約案内板に部屋名の磁石プレート貼って予約する。以降はチェックアウトまで「貸切中」の札がなければどこでも自由である。浴衣に着替えて一階に降りる。まずは予約した露天風呂「多季の湯」のドアに架かった板を貸切中にして入る . . . 本文を読む
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続・高山ラーメン

2014-07-09 | 食べある記
ちょうど昼ごろに飛騨高山に着いた。町も平日なので思った通りすいていて、高山郵便局前のコインパーキングに車をとめられた。いつも使っている高山駅裏の大駐車場にくらべれば、陣屋も宮川朝市のどちらにも五分くらいでいける至極便利な場所である。宮川に架かる筏橋を、赤い中橋を右手に見ながら渡って古い町並通りに入る。一般観光客は少ないが、中高生のグループがやたら多い。高山の楽しみの一番目、まずは大好物のみたらし団子から食べることにする。(これこれ! この味だ。なんでここにしかないのだろう・・・)似たような味はけっこうあるが、高山のみたらしはまったく甘くなく香ばしい飛騨醤油味なので、酒呑みのわたしでも美味しく食べられるのだ . . . 本文を読む
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向島百花園(2)

2014-07-06 | ぶらり・フォト・エッセイ
水甕のなかで蓮の花が元気そうに咲いていた。柏の樹が、元気なつやつやな葉をいっぱいたくわえて小さな木下闇をつくっていた。柏餅に使うにはちょっと大きすぎるようだ。(こんな静かで落ち着いた時間を過ごせて・・・たった百五十円とは凄い)所定の喫煙場所に戻って、一服しながら思う。茶店に戻って、さきほど眼をつけていた抹茶をいただく。添えられているのは野菜の砂糖漬けである。なんとなく、今日だけは羊羹のほうが嬉しかったのだが。結構なお服加減のお茶であった . . . 本文を読む
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読んだ本 2014年6月

2014-07-02 | 雑読録
ここのところワールドカップ・ブラジル大会のサッカー観戦に夢中になっている。日本の一次リーグ敗退は残念だが、面白いのはこれからである。夜のテレビ観戦はいいのだが、朝が困る。早起きは苦にならないが、相撲や野球と違い、サッカーは眼を離せない。朝の支度もハーフタイムだけでは足らないので、遅刻はしないがいつもより遅い出社になってしまうからだ。ところで、今大会はオフサイドの判定ミスとカード出しが多いように思う。サッカーは1点がとにかく重い。ゴールしてからのオフサイド判定とPK判定については、メジャーリーグが今年から採用した「チャレンジ制度」導入もいいかもしれない . . . 本文を読む
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