温泉クンの旅日記

温泉巡り好き、旅好き、堂社物詣好き、物見遊山好き、老舗酒場好き、食べ歩き好き、読書好き・・・ROMでけっこうご覧あれ!

読んだ本 2016年7月

2016-07-31 | 雑読録
七月は三連休をからめて休みをとり、山陰の島根に長旅をした。名神高速の、京都府「大山崎」あたりは上りも下りも<鬼門>である。GWなどは必ず二進も三進もいかなくなるのだ。まさに「にっちもさっちもブルドッグ!」なのだ。(古すぎる) (ややや・・・)名神高速の茨木インターあたりから渋滞の兆しが始まった。そして、鬼門の大山崎ジャンクションで見渡す限りの大渋滞をみて、慌てて京滋バイパスで迂回することにする。数年前、名神高速の渋滞を避けて難波から国道を選択したのだが、枚方(ひらかた)パーク(略して枚パー)渋滞と奈良街道渋滞の三重苦を思いだしたからだ . . . 本文を読む
コメント

足立美術館(1) 島根・安来

2016-07-27 | ぶらり・フォト・エッセイ
島根県安来市にある足立美術館は昭和四十五年(1970年)、創設者である地元の実業家「足立全康(あだち ぜんこう)」が七十一歳のときに創立した。美術館は横山大観を中心とした近代から現代の日本画の名作千五百点を収蔵している。収蔵している絵画や陶芸の作品もすごいが、五万坪の日本庭園は、米国の日本庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」による庭園ランキングで桂離宮などの庭園を抜いて十三年連続(2003年~2015年)日本一に選ばれて世界的な評価を得ている。「庭園もまた一幅の絵画である」これは創設者の言葉である . . . 本文を読む
コメント

松江しんじ湖温泉(1)

2016-07-24 | 温泉エッセイ
「おはようございます!」一階でエレベーターの扉が開いた途端に、朝の爽やかな挨拶で出迎えてくれた。次々とかかる挨拶でまるで誘導されるように朝食会場である「庭園茶寮」に入っていく。磨きこまれたガラスの向こうは、宍道湖を借景とした枯山水式の湖畔庭園である。案内されたテーブルに着くと、夕食であるような小ぶりで横長の紙に書かれたメニューが置かれているのに気づく。湯布院とかいくつかの宿ではあったように思うが、バイキング全盛の朝食の宿が殆どのなかでなかなか珍しい . . . 本文を読む
コメント

岩室、古民家イタリアン(2)

2016-07-20 | 食べある記
料理を選んで注文すると、時間潰しにすこしだけ歩きまわる。細長いが廊下の横には中庭があった。ひょっとしてスタッフは女性が多いのかあるいは女性ばかりなのか、古民家のなかはジツに掃除がいきとどいている。高島屋と同じようにここでも廊下に「鯛車」が飾られていた。窓際のスペースには、ちょいと洒落た食器が飾られている。前菜は「佐渡産ワラサのカルパッチョ」。パスタは選択肢が少ないので「小海老と巻産ルッコラのビアンコ仕立て」を頼んだ . . . 本文を読む
コメント

岩室、古民家イタリアン(1)

2016-07-17 | 食べある記
高島屋をチェックアウトすると、まずお土産を調達することにした。「小富士屋」は高島屋から五十メートルと離れていない。横手にある、まだガラガラの駐車場に車を入れる。(あれっ、今日はお婆ちゃんがいないようだ・・・)出てきたのはきっと娘さんか、お嫁さんだろう。お婆ちゃんだが、今日は午後くらいには店に現れるという。「あの、この『たまご饅頭』の六個入りを」昨日、味見は済んでいる。わたしは自分で試食して旨かったものを土産にするタイプである。昨日この店に来た時に「豆腐プリン」が目にとまり一個買い求めて店内で「旨いうまい」と食べていたら、アンタの食べっぷりが気に入ったと「たまご饅頭」をサービスで出してくれたのだ . . . 本文を読む
コメント

佐倉で博多うどん

2016-07-13 | 食べある記
(えっ、ウエストって、まさかあの博多のウエストか・・・)素泊まりで泊まった佐倉駅前のビジネスホテルのフロントでもらった近辺のレストランマップのひとつに「ウエスト うどん そば」と書かれた店があったのである。よし、行ってみよう。正面にまわると、どうも九州のあの「ウエスト」らしい。千葉の初めてきた街で九州の知人にばったり出会ったような心境である . . . 本文を読む
コメント

匝瑳、猫の美術館(4)

2016-07-10 | ぶらり・フォト・エッセイ
ところで、この美術館であるが、いつ行っても「猫展」をやっているわけではない。ふだんは、館長が集めた国内やヨーロッパの名画コレクションと茶道具、蒔絵琴などを中心に展示しているのだ。個展やコンサートを開催することもある。もちろん、どんなときでも美術館で飼われている本物の猫たちには逢えるが。猫展なので、館内には猫をテーマにした様々なグッズが売られている。可愛い猫のクッキーのギフトセットの前では、買おうかどうしようかわたしも随分悩んでしまった . . . 本文を読む
コメント

匝瑳、猫の美術館(3)

2016-07-06 | ぶらり・フォト・エッセイ
猫好きには犬も嫌いではないという人も多いが、犬好きには猫は嫌いだという人が多い。(らしい)この美術館だが、間違って犬好きのひとが普通の美術館と思って訪れたのであれば、途方もなくオゾマシ過ぎて発狂しちゃうかも知れぬ。いたるところ猫、ネコ、ニャンコの世界である。生きたリアルな猫がうろつきまわっているし、飾られた作品も猫ばかりなのだ。(猫の背中に蝶の羽とは・・・)奇想天外、幻想的な絵でさすが猫好きでもこれは驚く . . . 本文を読む
コメント

匝瑳、猫の美術館(2)

2016-07-03 | ぶらり・フォト・エッセイ
中庭の向こうにある本館に向かう。暑いので中庭を散歩している猫はいないようだ。どっか涼しいところに避難しているのだろう。靴を脱ぎスリッパに履き替えるのだが、夥しい靴が散乱していてほとんどの人が本館に集まっているようだ。あがってすぐ右手の、縁側のある部屋の椅子で二匹目のニャンコを発見する。涼しい風が吹き抜けていい具合なのだろう。壁に、これも猫なのだろう前衛的な一品が掛けられていた。順路に戻りすこし行くと、三匹目の白ニャンコを発見、話しかけるがまったく無視される . . . 本文を読む
コメント