アフガニスタンで農業用水路を建設しているペシャワールの会(非政府組織)現地代表の中村哲氏が九州豪雨の被災地を訪問されました。アフガンでの用水路建設は九州豪雨の被災地朝倉の筑後川「山田堰」をモデルとして進められています。
中村氏は被災地を訪れ「九州豪雨でショックだったのは、災害の起き方がアフガンとよく似てきていること。ゲリラ豪雨により極地的に水害が起こるが、隣の村は全く被害はなく土地の乾燥に苦しむ。」とこの災害の特徴を指摘されています。
原因は「地球温暖化」にあること、又、日本の農林業の歴史的構造的問題も指摘されています。
被災地に対しては「先人の知恵を生かし、厳しい自然と共生してきた朝倉はきっと災害を乗り越えられる。被災地には今、山林、農業人口減少、地球環境など多くの問題が集中する。日本全体の将来にかかわる問題ばかりだ。朝倉などの被災地は、これらの問題、教訓を警告する発信基地となる使命を得た。その言葉は力を持つだろう」と強く激励されました。
(下:2017年8月20日西日本新聞・聞き手吉田真紀「災害教訓朝倉から発信を 用水路モデルの地へエール アフガン支援のペシャワール会中村哲氏に聞く」より)

中村氏は被災地を訪れ「九州豪雨でショックだったのは、災害の起き方がアフガンとよく似てきていること。ゲリラ豪雨により極地的に水害が起こるが、隣の村は全く被害はなく土地の乾燥に苦しむ。」とこの災害の特徴を指摘されています。
原因は「地球温暖化」にあること、又、日本の農林業の歴史的構造的問題も指摘されています。
被災地に対しては「先人の知恵を生かし、厳しい自然と共生してきた朝倉はきっと災害を乗り越えられる。被災地には今、山林、農業人口減少、地球環境など多くの問題が集中する。日本全体の将来にかかわる問題ばかりだ。朝倉などの被災地は、これらの問題、教訓を警告する発信基地となる使命を得た。その言葉は力を持つだろう」と強く激励されました。
(下:2017年8月20日西日本新聞・聞き手吉田真紀「災害教訓朝倉から発信を 用水路モデルの地へエール アフガン支援のペシャワール会中村哲氏に聞く」より)
