大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

有明海再生に、カキ礁増やす

2017年09月07日 05時11分26秒 | 日記
「研究者らでつくるNPO法人<有明海再生機構>(佐賀市)などが市民とともに有明海でのカキ礁復活に乗り出した。佐賀県沖では海中酸素が不足して生物が死滅する貧酸素水塊が深刻化し、魚介類の不漁の原因になっている。その解消策として、有明海再生機構は貧酸素化の防止につながるカキ礁に注目。カキの稚貝を付着させる竹ざおなどを設置し『市民と二人三脚で宝の海を取り戻したい』と意気込」んでおられるそうです
「竹は有明海に注ぐ嘉瀬川流域の放置竹林で地元住民が伐採した」ものです。
その形は?写真で見ると籠でもない竿でもない~<竹ぼうき>!<竹ぼうき>をひっくり返し、竿の部分を突き立てる支柱にしてあるようです。
「竹ざおや竹ぼうき計1200本を干潟に突き立てた」とありました。なるほど!腰まで海水に使っての作業で大変でしょうに笑顔もみえます。
「試算では有明海奥部のカキ礁が2倍になると、貧酸素水塊が最大約2割抑制できる。漁業者だけでなく、市民も有明海再生に力になれると実感できる試みだ」と佐賀大の速水准教授(沿岸海洋学)が話されています。
「来年度以降は年間1万本の設置を目標にし、育ったカキの食事会も企画するなど楽しみながら取り組みを続けてゆく」そうです。いいですね!
(下:2017年9月3日西日本新聞・御厨尚陽/大坪拓也「宝の海へ カキ礁再び 佐賀市のNPO法人 有明海で市民と共に育む 不漁の一因の貧酸素水塊抑制」より)