独新政権、核禁条約会議にオブザーバー参加へ

　「１２月のショルツ・ドイツ新政権樹立で合意した中道左派、社会民主党（ＳＰＤ）や環境保護政党『緑の党』などの３党は、核兵器禁止条約の締約国会議へのオブザーバー参加を政策合意書に盛り込んだ。各党が、（１１月）２４日、文書を公表した」そうです。「メルケル現政権からの方針転換で、同様に米国の【核の傘】に依拠しオブザーバー参加に慎重な姿勢を示す日本への圧力にもなりそうだ」、「Ｇ7初」と、新聞は報じています。
　戦争で使われた核兵器の犠牲となった広島・長崎の被爆者の切なる願いが世界の共感を呼んで実現されたとも言える「核兵器禁止条約」、広島出身の岸田総理の決断を望みます。
（下:２０２１年１１月２６日　西日本新聞{ベルリン共同}「独、核禁条約会議参加へ　Ｇ７初、日本への圧力に　核の傘からオブザーバー　シュルツ新政権の３党合意」より）