大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

全国子どもアドボカシー協議会、福岡に発足

2022年04月06日 05時22分47秒 | 日記
 「虐待などで苦しむ子どもの声を受け止めて代弁する『子どもアドボカシー』の普及を目指す初の全国組織【全国子どもアドボカシー協議会】が3月27日発足した」そうです。「福岡市内に事務局を置き、子どもの意見表明をサポートする支援員(アドボケイト)の育成などに取り組む」そうで、「初年度はアドボケイトの養成講座を福岡、東京の2会場で開催、統一の認定基準も策定する」とのことです。
〜馴染みのない言葉ですね。具体的にはどんなことをされるのでしょうか?
 「『子どもアドボカシー』は、弱い立場に置かれている子どもたちの訴えに耳を傾けて権利を守る活動。英国などで取り組みが進んでおり、アドボケイトは『代弁者』『擁護者』と訳される」そうです。「本人から現在の生活状況や将来の希望などを聞き取り、児童相談所が児童養護施設や里親に委託する際や、委託後の暮らしや進路選択の際などに本人の意思や希望が反映されるように第三者の立場で支援する」とのことです。〜とっても大事なお仕事のようですね。
 こうした活動が考えられたきっかけは「2018年に東京都目黒区、19年に千葉県野田市でいずれも女児が虐待死した事件」があったそうです。「『家に帰りたくない』という本人の訴えを児童相談所が尊重しなかったことが問題」になったそうです。
 【全国子どもアドボカシー協議会】の「理事長に就任した大分大の相沢仁教授は『全国各地でアドボカシーの活動を広げたい』と話」されています。〜なるほど、こうした取り組みが始まったんですね。虐待や虐待死をなくす取り組み、さらに児童相談所や育児相談、経済福祉施策の充実など多方面から取り組んでほしいです。
(下:2022年3月28日 毎日新聞-城島勇人「虐待防止へ 子どもの気持ち代弁 全国組織 福岡に発足」より)