「大戦末期の沖縄戦で看護活動に動員された女子生徒らで組織され、大きな犠牲を出した【ひめゆり学徒隊】を紹介する展示が米ハワイ州で行われている。ひめゆり平和祈念資料館(沖縄県糸満市)の初の海外展」だそうです。〜ハワイ!世界の避暑地、火山爆発海岸住宅地火災でも注目されましたが、、、真珠湾攻撃のパールハーバーがあるとこですね。
「日米開戦の地ハワイでは、米軍の戦いが正当化され、同隊の悲劇は知られていなかったといい、担当者は地上戦の実相を世界に発信する意義を強調」されているそうです。〜「地上戦の実相を世界に発信する意義」ですね。なるほど!今、ウクライナやガザでも繰り広げられています。
「展示は、9月初めにホノルルで開かれた沖縄文化を伝えるイベントの中で始まった」そうで、「現在はハワイ大に移動し、来年1月まで催される」そうです。「ハワイと同隊は縁が深い」とあります。〜「縁」とは?
「命を落とした引率教員にハワイ出身者がいる。戦後、ハワイに移住した元学徒も。犠牲者を慰霊する〈ひめゆりの塔〉の周辺整備には、ハワイの沖縄移民2世が資金を提供」されてるそうです。
「同館付属ひめゆり平和研究所の狩俣英美さん(33)は『地上戦で何が起こるのか知ってもらえた。歴史を多角的に学び、議論していく重要性に気付かされた」と話されています。「今後も海外に伝える活動を続ける」とのことです。「弱者が犠牲となる戦争の本質は世界共通。教訓を共有する取り組みが広がって欲しい」と記事は結ばれています。
(下:2023年11月7日 西日本新聞〈駐在記者の沖縄(ウチナー)記〉−泉修平「ひめゆりの悲劇ハワイへ」より)