枝伐り作業

2009-07-26 18:02:01 | タナカ君的日常
 朝の散歩をして山荘に戻って来ると、引き込み私道に止めた僕の車の後ろにもう一台車が止まっていた。「あれれ?」 と思っていたらオーナーの藤本さんが見えました。 一人山荘暮らしをしている僕を心配して様子を見に来てくれたようです。 朝刊も持って来てくれました。 その上「家では最近シャワーばっかりでお風呂に入りたいと思ったもので、沸かしますから...」と言って風呂桶に水を張り、 風呂釜に薪を詰め込み、石油バーナーで着火して手際よく風呂を沸かしてくれました。 本人も入りましたが、僕のために風呂を沸かして呉れたのが本当の所だと思います。 

 風呂に入る前に、日中でも薄暗い原因になっている「葉が茂りすぎた樹木」について相談すると「そうですね、私も切りたいと思っている所がありますので、伐りましょう」と言ってくれて、対象となる樹に色付きビニールの紐を縛り付けました。 大半の樹は根元から切り倒すことになったのですが、写真を掲載した樹は、窓の上に枝葉を茂らせているのでその邪魔な枝だけ伐ることになりました。 それには梯子を使った高所作業が必要で、一人の時に作業して梯子から落っこちて動けなくなったりすると洒落になりませんので、藤本さんが居てくれる間に伐り落とすことにしました。 梯子を主幹に掛け、上部をロープで幹に固定して、梯子がぐらつかない様に処理した上で、枝を鋸で切り落とす作業に取り掛かりました。 枝の先端は落ちる時に駐車してある車まで届く可能性が有ったので、2台の車も事前に後退させておきました。 切り倒し側にクサビ型の切込みを鋸で入れておいてから、反対側を鋸で切り始めます。 直径の半分近く切り込みが入った時点で枝は小さな音を立てて割れ始めました。後は跳ねて危険が無いように慎重に切進みました。 取り掛かってから30分程で、太く枝葉の茂った枝が地面に落ち、下から上空を見るとポッカリと灰色の空間があきました。 家の中に入ると、心持、窓辺の明るさも増えた気分もします。 作業の途中でまた雨の降りも激しくなってきたので、今日の作業はこれにて完了!! 

 切り落とした大きな枝は地面に寝そべったままです。 後で枝を適当なサイズに切りそろえて薪として積む作業がありますが、 まだここに居る期間は長いのだから、ノンビリやることにします。 根元から切り倒す樹はまだ残ってますし、手斧も鉈もありますから、面白い作業になりそうです、やってみたい人は来て下さい! 
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