2010簗場生活-13 中華料理レストラン

2010-08-22 14:36:54 | 国内旅行と山歩き
 中国の病理のお医者さんをしていて今は信州大学に来ている陳さんファミリーがホームステイにやって来た。 奥様と小さな女の子、そして中国からたまたま遊びにやって来ていたお父さんとお母さんの正に”陳さんファミリー”。 昨夜の夕食はそのファミリーのお父さんとお母さんが中国の家庭料理を作ってくれた。 今まで、この山荘に留学生を向かえて彼らの国の料理を食べさせて貰った事は何度か有るのだけれど、いつも料理が全部出来上がってから、全員で「いただきまーす!!」となるのが普通でした。 ところが昨夜のそれは、何だかレストランに行って食事をしている雰囲気になりました。 小切りにしたバナナの実を芯に包んだお菓子風の料理から始まって最後の餃子に至るまで、一品一品の温かい料理が仕上がるとテーブルに供される。 とにかく年配のお父さんお母さんが台所で立ち働いて、その留学中の息子夫婦と僕たちはビールを飲みながら次々に出てくる料理をせっせと食べるだけ。 料理をしてくれているお父さんとお母さんには、 ちょっと申し訳ない気分になりながらも、贅沢な夕食になりました。 只々「謝謝!!」の言葉あるのみです 

 白馬の大雪渓を登り、五龍岳へ縦走した後に、たまたま山荘に立ち寄ったF君も、この思わぬ展開とご馳走にビックリです。 彼の話によると、僕や妻宛に「下山後に立ち寄るかも・・・」とメールしたり、 携帯電話にダイヤルしてくれていたらしい。 しかし、メールの宛先がPCメールであったために、 一日に一度インターネットアクセスする為に電波の届く下界に降りた時にしかメールは開ける事が出来ない僕たちは見てなかったし、 僕の携帯電話に至ってはテーブル作りで作業中は部屋の中に置きっぱなしで携帯していない(携帯可能電話です)から、 呼び出し音なんか聞こえなかった。 F君にすればメールにも返信が無いし、電話も繋がらないし、 「もしかしたら歓迎されていないのか・・・?」と思いつつ立ち寄ったそうな。

 僕は、夏休みの工作とも言うべきテーブル作りの一番のハイライト「脚の取り付け」も上手く出来たし、 出来上がったテーブルを見て「タナカさん、この作った奴、自宅に持って帰らないの? 家のやつに見せたら、絶対に欲しがるな!」とF君は言うし、ショージ君の奥さんは「お父さん、これスゴク立派だし、家で使うのに丁度良いから持って帰るか?」と言ってくれる。 そんな言葉を聞いて僕の心は「灰」ではなくて、完全に「High」になっちゃいました。 いやー、昨日は良い一日だった。 きょうから暫く水分の抜け切っていない脚の乾燥を進めて、最後の塗装作業にチャレンジです。 

 それじゃー「暫く暇かなって?」 とんでもない、あさってから一晩泊まりでスコップを装備に持って、 高瀬川の上流、北鎌尾根へのルートの途中にある湯又に行って「露天掘り温泉」を作って遊ぶ予定が入りましたから。
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