8月の24・25で湯俣温泉に行った時のこと、 僕等がテントを張った場所から直線で3・4km上流では60歳を少し過ぎた単独行の女性登山者が10日以上も救出を待っていたらしい。 幸い三俣蓮華の小屋から湯俣に下るルートをたまたま歩いた数人のパーティーに遭遇し、救援を頼む事が出来て、ヘリコプターで救出されたとの事だった。 とにかく軽装で8月13日に入山して道に迷ってから10日近くも過ぎてしまったにも係わらず、比較的に健康な状態で救出された珍しいケースだったものだから、新聞各紙の長野版には2日続けて、その顛末が記事になっていました。
それから僕達が高瀬ダム堰堤に戻ってタクシー待ちをしていた時の事、 デイパックを背負った年配の男性が堰堤上を歩いて近づいて来た。 その方はとてもそんな年齢には見えない、健康そのものの顔付きをした72歳の方だった。 上高地から入山して、横尾、槍ヶ岳肩の小屋、双六小屋、三俣蓮華小屋、水晶小屋、烏帽子小屋と辿って、今日は烏帽子小屋から下山して来たそうだ。 本当はアルパインツアー主催の同じルートを歩くコースに申し込みをして有ったのだが、 申込者が規定人数集まらなくて催行がキャンセルされたのだそうだ。 でもそのルートを歩く事への思い断ちがたく「小さな荷物で小屋泊まりなら歩ける」だろうと独りで出かけて来たらしい。 眠る場所と食事は全てを山小屋に依存、軽いデイパック一つを背負い、天候にも恵まれたとは言え72歳の単独で裏銀座の縦走路を踏破して来たのだから大したものと言うしかない。
そんな元気なオジサンと話していて・・・
一番最初に思った事 ; ヘー72歳?! 元気ですね。 俺も75迄は元気に歩きたいんだよな。
次に思った事 ; 水晶にまで飯を食わせてくれる小屋が有るの? 百名山だからかな?
三番目に思った事 ; 楽しかったとは思いますけれど 「何かあったら単独行は危険だよな」
最初の救助を待ち続けたオバサンといい、元気に予定コースを歩き切ったオジサンといい、一緒に出掛ける仲間が身近に居ないのかな? かく言う僕も、今のところ山歩きや旅行を共にしてくれる仲間が居ますけれど... 5年後、10年後はどうなるのか? ずーっと続いてきた山の会も新人が加わる訳じゃないから、尻つぼみになるのは目に見えている。 そしたら独り歩きするのかな? まあ独り歩きでも「認知症老人の徘徊行動」にならない事を願いましょうか。
そして今日は山仲間から 「雨が降って涼しくて、良く眠れたね! 明日”棒ノ嶺”でもどうかな?」と電話が掛かってきた。 そんな訳で明日はハイキングです。
それから僕達が高瀬ダム堰堤に戻ってタクシー待ちをしていた時の事、 デイパックを背負った年配の男性が堰堤上を歩いて近づいて来た。 その方はとてもそんな年齢には見えない、健康そのものの顔付きをした72歳の方だった。 上高地から入山して、横尾、槍ヶ岳肩の小屋、双六小屋、三俣蓮華小屋、水晶小屋、烏帽子小屋と辿って、今日は烏帽子小屋から下山して来たそうだ。 本当はアルパインツアー主催の同じルートを歩くコースに申し込みをして有ったのだが、 申込者が規定人数集まらなくて催行がキャンセルされたのだそうだ。 でもそのルートを歩く事への思い断ちがたく「小さな荷物で小屋泊まりなら歩ける」だろうと独りで出かけて来たらしい。 眠る場所と食事は全てを山小屋に依存、軽いデイパック一つを背負い、天候にも恵まれたとは言え72歳の単独で裏銀座の縦走路を踏破して来たのだから大したものと言うしかない。
そんな元気なオジサンと話していて・・・
一番最初に思った事 ; ヘー72歳?! 元気ですね。 俺も75迄は元気に歩きたいんだよな。
次に思った事 ; 水晶にまで飯を食わせてくれる小屋が有るの? 百名山だからかな?
三番目に思った事 ; 楽しかったとは思いますけれど 「何かあったら単独行は危険だよな」
最初の救助を待ち続けたオバサンといい、元気に予定コースを歩き切ったオジサンといい、一緒に出掛ける仲間が身近に居ないのかな? かく言う僕も、今のところ山歩きや旅行を共にしてくれる仲間が居ますけれど... 5年後、10年後はどうなるのか? ずーっと続いてきた山の会も新人が加わる訳じゃないから、尻つぼみになるのは目に見えている。 そしたら独り歩きするのかな? まあ独り歩きでも「認知症老人の徘徊行動」にならない事を願いましょうか。
そして今日は山仲間から 「雨が降って涼しくて、良く眠れたね! 明日”棒ノ嶺”でもどうかな?」と電話が掛かってきた。 そんな訳で明日はハイキングです。