尖閣列島

2010-09-28 07:50:02 | タナカ君的偏見
 尖閣列島近海での中国漁船拿捕とその釈放問題でTV各局のニュースもどき番組で、これまた評論家もどきの人々が政府の弱腰を悲憤慷慨して見せている。 日本が第二次世界大戦に突入していく時もマスゴミの論調は世の中をなんらかの形で煽っていたのでしょうね。 喧嘩をして勝てる準備もしてない国民を煽る評論家なんて何考えているんだろう? ただTVに出て、出演料を貰えれば良いのかな?

 アメリカが憎くなって戦争しかけるつもりなら、宇宙を飛んでいるGPS衛星をたたき壊してから始めるべきだろうし、 今の中国の動きを理不尽と感じてそれを追求するつもりなら、 南沙諸島に関連する国々や新疆ウイグル自治区やチベットなどの周辺地域の人々とも連携して事を起こすようにした方が追求のパワーは高くなるでしょう。 それに、 中国に進出している企業には撤退する作業を進めて貰うか、投下した資本の回収を諦めてもらうとか。 そんな事前準備が何も無い状態でワーワー騒いだって、単なる空騒ぎで終わるだけ。 もっとも今も昔もマスゴミなんて、 そんな空騒ぎをしかけて商売してますよね。 僕等はそれに釣られて感情を高ぶらせない心構えは必要でしょう。  でもやっぱり影響は受けてしまって「中国って嫌な国だなー」との思いは僕の心のなかにも生まれ始めています。 

 明治維新の頃、 アジア諸国は西洋列強の国々に蹂躙され飲み込まれていた。 今の世も勢力を拡大して来た国が、更なる拡大に動いています。 中国自身もこれから先の更なる経済的な躍進のためにはエネルギー資源を確保する必要性や、レアアースの持つ可能性を強く感じて自国周辺や全世界に手を伸ばしたり囲い込みをしたり、「意地汚い奴」と感じさせる行動や態度をとっている。 そんな中国や外国との付き合い方、 これからを生きてゆく年代の人々が「自分の人生をどのようにして行くのか?」 そのために「日本と言う国を、他国との関わりをどうしたら良いか?」  適当に決めて下さいな。 

 子育ても終わった僕なんか、今迄蓄えたもので得た高度から飛び出した風まかせのグライダー人生、 これから先は気流の状態が悪くなったら墜落するだけ。 足掻いて生き延びる必要のない人生ですから、難しい事はパスします。

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 最後に僕の愛読しているブロガー”新天地”さんの「怒った時」と題する記事の
一部を紹介しておきます。

悔しかったら、国力をつけるしかない。それは明治維新後、さまざまな不平等条約に悔し涙を流しながら国を発展させた先人たちも通った道なのだから。僕らはこの20年でその先人たちの貯金を食いつぶしたに過ぎないのだと思う。
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