頻繁になった忘れ物

2010-09-27 10:06:28 | タナカ君的日常
 前日までの今回の旅の出発は金曜の夜。仕事を持つ義弟の時間に合わせて夜の7時半過ぎに藤岡を出発し、 簗場の山荘には23時を過ぎて到着しました。 そして土曜の朝はきのこ狩りの合間の休憩時に飲むお湯を沸かしてテルモスに入れたのだが、 出発の時には、そのテルモスを車に積むのを忘れてしまった。

 更に忘れ物は続きます、 土曜の夜は知人宅に泊めてもらって、日曜日の朝は志賀高原に向けて出発です。 「朝はやくに出発しますから、朝ごはんの心配は無用に」と話して明るくなったら、すぐに出掛けるつもりで寝たのだけれど、階下の物音で目覚めると友人は既に起きて台所にいた。 そして「山で食べなさい」と皮を剥いた梨をビニール袋に入れてくれていた。 「おおっ、それは有り難い!!」と思ったのに、持ち込んだ自分たちの荷物は車に戻したけれど、頂いた筈の梨は車に乗せるのを忘れてしまったのです。 

 そして最悪は帰宅した昨夕、 車から旅の荷物を降ろして家に運びこんでいました。 本当ならお土産のキノコが詰まっているはずのダンボール箱も、山の水を入れてきた3リッターのペットボトルが入っているだけ。 そんなダンボール箱や炊事道具や長靴や荷物の数々を玄関先に置いていた時のこと。 唐草模様の大風呂敷にくるんだ毛布と寝袋の包を廊下に放り込んだ瞬間「ゴツン!!」と鈍い音がした。 「やっちまった」ノートパソコンを車の振動から守るため毛布の上に乗せておいたのだけれど、その事をスッカリ忘れて放り投げてしまった。 ノートPCが直に廊下の板と衝突した音だ。 内心そればっか気になったのだが、下ろす荷物はまだ有ったので、車と玄関を更に2・3往復してから、車を駐車場に入れて家に入りました。 玄関先に散乱した荷物を片付ける事よりも先に、 PCが生きているかチェックをしました、 問題なく動いてくれたのでホットしましたよ。




 話し変わって今回の旅、きのこは全く採れなかったので、名所見物の様な事もしてみました。 白馬村青鬼(あおに)地区、 今は藁葺き屋根がトタンで覆われてシットリした落ち着き感は無くなっていましたが、昔ながらの民家で構成される集落が有ります。 長首の消火栓が雪深い地であることを示しています。 その集落の外れの一軒では土台の修復のためか家全体をかいものをして持ち上げてありました。 壁が撤去されていたので軸組の様子があらわになっています。 右から3本目の柱なんか随分と曲がった自然木の姿のままに使われています。 まさに手作業の時代、材料に合わせて作りこんでいったのでしょう。 興味深く眺めて来ました。

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