車道そして歩道にも鉄製の丸い蓋のマンホールが設けられている風景は見慣れたものです。 今迄はその蓋を取り除けば、地下へ通じる鉄筋で出来た昇降用の足場が見える。 そんな意識であったのですが、 先日散歩の途中で交通量の多い立川通りの中央部に設置されているマンホールの点検整備作業で見た光景はちょいと違いました。 道路中央付近のマンホールの側にバキュームカーの機能を備える作業車を置き、その前後には交通整理の誘導員が配置されていました。 マンホールの蓋にはNTTのロゴマークが見えましたから、下水なんかじゃ無くて、 通信用の回線が収納されているのでしょう。 防護面を装着した作業員は見慣れたマンホールの蓋を取り外したその後で、おもむろに作業車からホースを引き出し、そこに見える水面にホースを突っ込みジュブジュブと吸い始めました。 「あれれ?! マンホールは水没してるのか・・・」 そう思ったのはつかの間、深さ10cm程で水は吸い取られて、その下に浅い擂り鉢状の形状をした第2の蓋が見えてきました。 その蓋のくぼみの中央部には蓋のロック解除機能と持ち上げ支点を兼用した構造を持っている様です。 大型なハンドルを備えた専用工具を突っ込んで廻すと蓋と工具が一体化し、蓋が動かせるようになりました。 その大きな取手の付いた工具をヨイショと持ち上げて取り除いた第2の蓋、それがが路面に置かれた状態がTopの写真です。
第2の蓋とマンホールの竪穴部分の継ぎ目部分には大きなOリング状(取り外した姿は直線状でしたが)の物が組み込まれています。 泥水で汚れて黒っぽく見えた、その材質はなんだか判りませんが、兎に角マンホールの蓋部分は水密構造になってるみたいです。 作業員はOリングもどきを取り除いた跡の溝の泥汚れを浚ってきれいにしたりしています。
僕の見ている歩道の位置からマンホールの中の様子は見えません。 車の往来も結構あるので、ちょいと危険ですが、信号で車の流れが止まった瞬間作業車の側まで走り寄り、大きく開いたマンホールの竪穴をちょいと覗き見して、カメラのシャッターを押す暇もなく、すぐに歩道に走り戻ってマンホール作業見物を終えました。
第2の蓋とマンホールの竪穴部分の継ぎ目部分には大きなOリング状(取り外した姿は直線状でしたが)の物が組み込まれています。 泥水で汚れて黒っぽく見えた、その材質はなんだか判りませんが、兎に角マンホールの蓋部分は水密構造になってるみたいです。 作業員はOリングもどきを取り除いた跡の溝の泥汚れを浚ってきれいにしたりしています。
僕の見ている歩道の位置からマンホールの中の様子は見えません。 車の往来も結構あるので、ちょいと危険ですが、信号で車の流れが止まった瞬間作業車の側まで走り寄り、大きく開いたマンホールの竪穴をちょいと覗き見して、カメラのシャッターを押す暇もなく、すぐに歩道に走り戻ってマンホール作業見物を終えました。