オガ屑着火テスト

2015-11-28 09:24:36 | タナカ君的日常
 桜の樹を切断した際に発生したオガ屑を持ち帰ってあった。 それに着火したら「上手いこと燻製作りに必要な煙が出て呉れるか?」試してみた。

 オガ屑の着火をする際の火床にはガラスウールが敷かれた、蚊取り線香の蓋を利用した。 まず最初、ビニール袋に入れて持ち帰ったオガ屑をそのまま山盛りにしてマッチの直火を山の中腹辺りに当てての着火を試みた。 しかしマッチ棒の火が消えると、オガ屑の山からも火が消えてしまい、 3本のマッチ棒を消費しても、オガ屑の山の焦げ跡はTop写真の様な状態にしかならなかった。

 これはオガ屑の乾燥状態に難があると感じたので、 乾燥を試みた。 最初は「天日干しで」と思ったけれど、 安直に電子レンジ乾燥をやってみた。 我が家の電子レンジのパネル面には[850W]なんて文字があったから、多分標準的な出力の家庭用電子レンジだと想います。

 瀬戸物の皿にオガ屑を乗せて庫内に入れ、 タイマー設定を1分間にしてチンしました。 オガ屑とそれを載せた皿の底部は手で触れると温か味を感じる仕上がりとなりました。

 それを蚊取り線香の火床に移し替え、 マッチの炎を近づけると、火はオガ屑の山にあっと言う間に燃え移りました。 煙なんか出ないで炎だけが立ち上がります。 そのままではマズイので大きな瀬戸物の器をかぶせて炎を消しました。 僅かに赤い火点が残った状態で煙が出て呉れます。 1分間、2分間、煙は出続けています。 「オガ屑着火テスト成功!!」です。


 そして立ち上る煙の匂いを嗅いでみました、 嫌な刺激臭は感じませんが、 美味しい匂いとも感じません。 兎に角煙が出てくれるので、 燻製作りトライの階段を一歩登る事が出来ました。
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