外部電源 収容Box

2018-03-27 20:18:08 | 雪の結晶撮影
 「三輪素麺」と印字された木箱、 これが雪の結晶撮影とどう結びつくのか? 実は雪の結晶撮影の現場は氷点下の外気温の環境で行う。 そのためカメラの内蔵電池も常温状態よりも撮影可能時間は少なくなってしまう。 その不便さを解消するために、 外部電源を2年前に製作して、 現在にいたるまで使用している。

 その使用にあたっては撮影前に2個のモバイルバッテリーとコントロールユニットの間のケーブル接続を行い、 保温性のある布袋に使い捨てカイロと共に収納していた。 そして撮影終了時には全てのケーブル接続を取り除き、 解体して保管していたのだ。

 今回製作した「外部電源 収容Box」はそれらのケーブル接続をしたままで収容出来る木箱を製作した。 これで、 撮影開始前、 撮影終了時の片付けの手間が省けるはずだ。

 さらに木箱の中には電池等の外部電源ユニットの他に、 撮影装置から取り外したカメラ本体を収容出来る様にした。


収容Box内部の様子


 その理由だが撮影終了時点のカメラは氷点下の環境で使用していたため、 0℃近い低温になってしまっている。 それをなんの対策もせずに室内に持ち帰るとカメラのレンズに結露が発生する問題があった(もしかしたらカメラ内部も結露したかも)。

 それでは困るので、 従来は厳重にビニール袋で包むか、 それなりの密閉性が期待出来る発泡スチロール製の保冷ボックスに入れて、 室内に持ち帰る様にしていた。

 今回製作した木箱はそれほど完全な密閉性は期待出来る作りでは無いのだが、大きなサイズのゴミ袋みたいな物の中に放り込んで、 室内に持ち帰ればカメラの結露問題に対応出来るだろうと考えてい居るのです。
  
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