映画 「空海」を観た

2018-03-11 17:53:52 | タナカ君的日常
 俺は一体 「空海」と言う映画に何を期待して見に行ったのだろう。 高野山を開いた空海が唐の都で密教を修行する様子、 それを期待していたのかも知れない。 しかし「なあーだ、 つまらねえ映画・・・」 そんな気分でシネマシティ6階の映写場を後にしたのだった。

 映画では、 唐の都に渡っていた空海と当時の皇帝に仕えていた白居易がコンビを組んで都の中をせかせかと歩き回り、 楊貴妃の死亡に関係する人物の怪死の現場を巡り歩く。 そんな形でストーリーは展開されて行くのだ。 そして現場にはなにやら曰く有りげな黒猫が登場する。

 皇帝を演じる現地の俳優もどこか安っぽい表情の人物でそれらしく無い。 楊貴妃だって絶世の美女ってあんな程度の者か? だったし。 更にあげつらえば、月の出ている夜の場面での月はいつも満月だったしね。 馬鹿みたい。

 「中国の映画人と日本のそれがコラボして特撮映画を作ってみました」 そんな感じを受けただけの安物映画だったなあ。

 午前9時50分上映開始の最初の時間だったためもあるかも知れないが、 観客は座席数の半分を割り込んでいる様に見えました。
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