赤ちゃん搬送訓練

2018-03-24 19:56:44 | タナカ君的日常
 ちょいと大げさなタイトルだが、 生後5ヶ月ほどの赤ちゃんを僕の車に乗せて運ぶ「搬送訓練」をやってみた。 共働きの両親が保育園に迎えに行けなくて、 我が家に引き取りの依頼が有った場合、我が家までどうやって連れて帰って来るかだ。

 天候が良好なら、 保育園までバスと電車を乗り継いでだっこ紐を使って連れ帰るのが一番安全確実だろう。 でも風雨が強い場合ならば、 車を利用したくなる。 しかし、 車に乗せると言っても、 どんな方法を採れば安全か、 僕が安全と想っても、 赤ちゃんの両親がどう感じるか? そこらあたりの確認をして見たかったのだ。

 僕が考えたのは大きくて、浅い深さのダンボール箱に赤ちゃんを横たわらせて、 助手席部分に積み込む方法だった。

 我がワゴンRの助手席はシートのフラット化機能を実現するために、 座席面を前方に立て掛ける形の操作が出来る。 その操作により助手席部分は背もたれと座面とで凹状の空間を作り出す。 その凹み部分にユリカゴみたいな物をハメ込めば、 ブレーキ操作などを行っても、 その凹み部分に載せた物は前にも後ろにもズレ飛ぶ心配は無い訳だ。

 今日の昼近くの時間、 最寄りのJRの駅まで赤ちゃんを連れた両親を出迎えに行きました。 助手席部分には赤ちゃんを乗せるダンボール箱、 その箱の中にはクッション代りのシュラフを詰め込みました。 それから、掛け布団代りにひざ掛け用の小さな毛布。

 車に乗り込む両親に「赤ちゃんは助手席に独りで乗せてみて」とお願いしました。 もしかしたら、 ダンボール箱を見て「拒否反応を示されるかも・・・」と危惧の気持ちを持ちながら。

 赤ちゃんも両親も全く拒否反応は示しませんでした。 我が家に到着するまで、 赤ちゃんはご機嫌な時に出す声だと言う「キャハ!」なんて歓声を時折発してくれました。

 そんな事で赤ちゃん搬送訓練は無事に終了。


 しかし、 昼食を摂りながらの話の中では「自宅の鍵を預かって貰いますので、 保育園からはオジちゃんの家にでは無く、 私達の家に連れて来て下さい」 そんな風に話は想定外の展開となりました。 ですから「子育て応援、 どうなるかな?」の記事で、 ミルク、オシメ、見慣れぬ我が家への赤ちゃんの感情など 「あれこれ準備が必要かも」と考えていた事の大半は一挙解決しちゃいました。
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