芋虫を手のひらに

2018-10-08 08:49:38 | タナカ君的日常
 好天に誘われてお気に入りの散歩道を歩いていると、 立川市区域の栄緑道が終わり、国分寺市の緑道へとつながる辺りのベンチで腰をおろしたお母さんと女の子供がお喋りしていた。 お姉ちゃんは小学校低学年、 妹は保育園生の感じ。

 小さな軍手をはめたお姉ちゃんの手には何かが乗っていた。 覗いてみると大きな芋虫だ、 体長は5cmを優に超え、太さは僕の小指ほどもあったろう。

「写真を撮らせてもらっても良いかな?」 そうお姉ちゃんに声を掛けたら芋虫に逃げられるのを恐れつつ、掌をややすぼめながら僕の方に差し出して見せてくれました。 カメラを顕微鏡モードにして視野一杯に芋虫を入れようとしたのだけれど、 芋虫は逃げようと動くし、 女の子は逃すまいと手をすぼめるし、 なかなか良い状態での撮影は出来ませんでした。


 さて、 この棘状の突起を持った部分はお尻の先端部分に位置するのですが、 女の子の解説によれば、 「これがあるから◯✘△って言う蛾の幼虫です」と説明してくれた。 「えっ、 そんな事どうして知ってるの?」と問うと、 「お母さんが教えてくれたの」 の答えが、 「良いお母さんだな・・・」と思いつつ、 ちらりとお母さんに目で挨拶して立ち去りました。


 それにしても昨日の晴天は季節はずれの暑さをもたらしました。
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