出来上がった佃煮を早速試食
妙高で採ってきたキノコで佃煮を作った。
今年は随分と状態の良いナラタケが採れたのだが、 家に戻ってからはそれを3区分に分別した。
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1. 傘も大きく汚れや痛みの少ない良質なキノコ。
写真 右上 : 知人に少しづつ分けて、全部なくなった。
2. やや汚れ感のあるキノコ。
写真 左下 : 自宅で2回、味噌汁にして食した。
3. 傘の裂け、 小サイズ、 痛みが入っているキノコ
写真 右下 : 天日乾燥後、 佃煮用。
4. 選別廃棄部分
写真 左上 : 痛みが酷い部分や、軸部分を削除したゴミ。
採取したのが13日の土曜日、 それから火曜日までは小雨が降ったり、 曇っていたりで陽の光が不十分な毎日で乾燥が思うように進みませんでしたが、水曜日の午前中には強い日差しで一挙に乾燥が進みました。
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乾燥工程で縮んで更に小さくなったキノコ
<調理手順>
まずは新しい歯ブラシを用いて、 傘に付着した針の様な細いカラマツの葉や汚れ等を落としました。
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下のステンレスのボールにはきれいな水を入れ、 その水に浸した歯ブラシで手にしたキノコの汚れを落としました。 右上の容器は洗い落とした葉っぱや汚れ等が浮いた水です。
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洗浄を終えたキノコです。
洗浄を終えたキノコは小口径の鍋に投入。 そこに醤油と味醂を混ぜた物にグラニュー糖を適量加えた調味液をひたひたになる程度に入れた。 しばらく放置すると、 乾燥させてあったキノコは液体を吸って膨張し始めた。 そのまま加熱すると焦げる可能性があるので醤油と味醂の液体と日本酒を適当混ぜた物を追加投入してから加熱開始。
暫くしてから味見すると甘すぎたので、 燻製に使用していたマジックソルトを振り掛けては味見しつつ加熱作業を進めました。
出来上がった佃煮、 ギリギリながら及第点に仕上がったと思っています。 キノコの旨味はあまり感じません、 ただナラタケを噛んだ時の食感は僅かながら残っていました。
ガラスの小壜2つ分の佃煮が出来上がり、 一つは我が家の食用に。 もう一つはキノコ採りに同行した義弟の家に届けるべく郵便局に持って行きました