カマキリを乗せてドライブ

2018-10-13 07:09:33 | タナカ君的日常
 自転車のハンドルに手足をのせた此奴、 言わずと知れたカマキリ君。 一昨日の事だが、 囲碁の対局を終えて駐輪場の自転車のところに行ったらハンドルにカマキリが乗っていた。 「こいつは自転車が動いたらどうするだろう?」 と考えて我が家まで自転車を走らせた。 時間はおよそ7分ほど、 路面のガタツキがあったり、 夕陽が当たったり、 日陰になったり、 状況は種々変化しても、 ハンドルの所のカマキリは飛び立ちもせず、 別の場所に向かって動きもせず、結局我が家の所まで一緒にやってきてしまった。 

 こんな風に写真を撮っても平然としているし、 逃げようとする素振りもみせない。 子供の頃だったら、 地面に落として足で踏み潰しておしまいだが、 流石にそれは可愛そうだから放おって置きました。

 ところで、 カマキリを踏み潰すとお腹の中から黒い細長い虫が出て来ますよね。 あいつの名前を知らなかったからググってみたら「ハリガネムシ」と呼ばれる寄生虫なのだそうです。 何時まで覚えて居られるか判らんけれど、 三辺唱えて置きました。

後日談 :

 記事をUpしてから2日後の事、 我が家の入り口近くの地面に写真のカマキリよりもサイズが大きく、色が薄い茶色のカマキリが歩いていた。 もしかしたら 「我が子を踏み潰さないで逃してくれて有り難う!」 そう 「お礼を言うためにおばあさんカマキリがやって来た」 と空想してみたが、 そんなこたあねーよな。 さらに頭の中では 「あの薄茶色のカマキリを踏み潰したら、「金色したハリガネムシが出てくるかも」 なんて馬鹿な事を考えたりしています。
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