
この写真はは昨シーズンに使用していた雪の結晶撮影装置を構成する3つのユニットの様子です。 ガラス板に舞い降りた雪の結晶はをラス板ごと試料ステージベースユニットにセットして、 撮影対象の雪の結晶がカメラの視野中心に位置する様にガラス板を動かし、 更にフォーカス合わせや背景の選択などを行った後にシャッターを切る。 そんな撮影手順です。
撮影行には、 雪のある地域へ撮影装置や更に防寒着などをザックに入れて背中に背負って高速バスを利用するとか、 車を運転して出かけたりしているのです。
その時に問題なのが、 背負う荷物のザックへのパッキングがコンパクトに出来ないとか、 持ち運ぶ荷物の総重量は15kg 程度になるので、 自分で背負うのはちょいと大変なところがありました。
自分で車を運転して行くなら、 荷物のパッキングや重量は全く問題にならないのですがね。 でも雪道の運転や帰り道の運転が少し嫌だなと想い始めた自分が居て。 なんとかしないとならないのです。
そこで取り掛かったのが、 今回の作業・「試料ステージ・ベースユニット 追加制作」な訳ですが、 その目的とする所は2つあります。
一つには装置の小型化と軽量化して、荷物運搬を少しでも楽にする。 2つ目は草津YHの管理人さんにお願いして、去年まで使用していたベースユニットだけを物置に預かって貰う事です。 それが実現出来れば、 草津での撮影に出かける際には背負う荷物の量が減って楽が出来る。 そんな自分勝手な妄想をしています。
しかし、 「2019年、夏のYHの繁忙期にヘルパーとしてお手伝いする」そんな約束を破ってしまった僕に管理人さんはなんと応えてくれるか? 僕の希望を叶えてくれるだろうか?

ブログ休載日の昨日には製作に必要な素材購入を済ませ、 今日からは電動丸鋸等を使って部品製作に取り掛かりました。

部材を仮組みして従来のベースユニットと並べた様子です。
右が従来品、 左が製作した部材を積み上げただけの物です。
従来品 : (実測)
サイズ W257、 D340、 H97、 重量 1.5 kg
小型品 : (想定)
サイズ W236、 D290、 H80、 重量 1.1 kg