栗の表皮に排出されたゾウムシの排泄物
今月の初旬、長野への旅の帰り道に立ち寄ったファーマーズガーデンあかしなの店頭では栗の実も購入した。 帰宅した家には既に購入してあった栗の実の在庫があったので、 長野で購入した栗の実を調理するまでに1週間程の間があった。
その間に栗の実の中では産み付けられていたゾウムシの幼虫は成長し、 栗の実からはツブツブした幼虫の排泄物が塊となって表面に出てくる物がありました。 表皮に付着した排泄物の塊を指先で除去してみると、
栗の実の表面には長円形の穴が開いており、 内部には排出物の続きみたいな物が満たされているように見えた。
そこで、 内部を観察すべく切れの良い包丁で栗の実を縦割りに切断してみたところ、 生きたままのゾウムシの幼虫と巣穴部分がハッキリ見える状態で分割出来た。
幼虫は環境の急変に驚き、 身の安全を計るべく退避行動を開始した。
僕も急いでカメラで動画用に何枚かシャッターを切りました。
そう言えば、 栗を販売していた店頭には「虫駆除の薬物処理をしていないので、 購入後は早めに食べて下さい」みたいな注意書きがあった事を想い出した。