撮影装置 3号機の作成

2014-10-20 10:38:22 | 雪の結晶撮影
 雪の撮影装置 3号機の製作にかまけていたら、 なんとブログ記事の更新を2日間もすっかり忘れていた。 この3号機は2号機のベースを利用して改造を加えた形です。

 撮影のためのカメラをミラーレス1眼カメラの 「OM-D EM-5」から 同じオリンパス社の 顕微鏡モード付きコンパクト・デジカメに置き換えるのが最大の改造点、 それに引きづられる形で試料台をデジカメ本体に近接して設置することが2番目の大きな改造点だ。更に背面照射光源としてデジカメの液晶モニタをりようするため、その光源用のデジカメを設置する棚を追加する。 こんな所が改造の主要点でした。

 そして、 完成した3号機を使って、 薄いプラスチック袋から切り出した2mm x 2mm ほどの小片を雪に見立てて撮影した写真がこれです。 

 さあ、近場での雪の便りが待ち遠しくなってきたぞ!!



 「待ち遠しい!!」と言えば・・・
 昨夜掛かって来た親友の娘さんからの電話、
 「12月に結婚式を挙げるのですが、
  参加して頂けますか?」

 そんな内容だった。
 「もちろん喜んで!!」
 と返事しておきました。

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OLYMPUS TG-3 を購入

2014-10-17 20:14:10 | 雪の結晶撮影
 顕微鏡撮影モードの組み込まれたOLYMPUS社のデジカメ”TG-3”を購入した。 目的は言わずと知れた雪の結晶撮影用。

 被写体とレンズの距離は1cm ほどに接近させる必要がある。 当然そんなにカメラの本体を被写体に接近させたら、通常の光は当たらなくなる。 それで顕微鏡モードでの光源は本体上部に組み込まれた白色LED素子の光をレンズの光軸周辺に導く様に工夫された別売のアタッチメントが用意されている、 その売価はおよそ5千円。

 それを買うのは癪だから白色LED素子4個を組み込んだ光源を手作りしたみた。 これなら20円のLED素子4個と電流制限抵抗含めて材料費は200円でお釣りが来るって物です。


 この試作光源を取付た写真、 作りが雑ですが、 顕微鏡モードでの光源として使い物になるか? 確認するためには充分でした。
 

 ちなみに目盛り付きルーペの目盛り(最小目盛間隔:0.1 mm)を顕微鏡モードで撮影して見たところ、こんな写真になりました。
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山椒の実

2014-10-16 07:19:11 | タナカ君的日常
 黒く輝く山椒の実、 寄せ集めてブローチでも作ったら、「名前を知らない黒い宝石で作った高価な品」 そんな風に思えそう。 ところで、この小さな黒い粒粒ですが、関西方面では春先に採れる小魚のキビナゴを材料にして作られる「釘煮」と呼ぶ佃煮みたいな物があって、 釘煮には仄かに山椒の香りがして、この黒い粒粒も一緒に炊き込まれているのです。

 昔から僕は、 山椒の粉の原料は山椒の実を擂り潰して作っているものと思い込んでいて、 熟した山椒の実が有ったら、いつか採ってみようと想っていたました。 そして先日の安曇野生活の中で、赤みがかった薄皮をまとった山椒の実に出くわし、 写真の様に少量ですが採取して来ました。

 その採取して来た山椒、 昨日の夕食時に赤い薄皮を取り除いた黒い実の一粒だけを摘んで口に放り込み、噛み砕いて味わってみました。 「ところがなんと? 山椒の香りがほとんどしません」。 「うん?!」と想いながら 「この実、全然山椒の香りがしねえよ」と呟いたら、 妻が「もしかしたら、 実の廻りの赤い皮が・・・」と言うものだから、 それを口にしてみました。 

 なるほど、 赤い山椒の実の薄皮の小片を口の中で、一噛みした途端に僕の口の中だけに留まらず、 同じ食卓に向かって座っていた妻に届くほど、山椒の香りが広がりました。
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欅の枝降ろしー3

2014-10-15 11:08:40 | 安曇野生活
 手前に切り落とした何本もの欅の枝、 その背後には2段伸ばしの梯子を立て掛けたけやきの樹が見えています。 「欅の枝降ろし-N」の記事も今回の「-3」で一区切りにします。

 樹の幹のコブの様になっている箇所から針坊主に刺した針の様に集中して生えて成長してしまった枝は屋根瓦の上を覆い、

 樹の上から母屋の屋根の方向は伸びた枝が、こんな風に視界を遮っていました。


 しかし、枝下ろしを済ませた後では、 母屋の屋根の上の換気窓の付いた小屋根も、 有明山もスッキリと見通せる様になりました。


 切断した枝の生え際の写真です。



 樹上から地上の枝下ろし作業に使った電動チェーンソーやコードリール等を撮影してみました。 作業箇所の高さを感じていただけますでしょうか?

 今回の枝下ろし作業、 一番気を使ったのは切断した樹の枝の落下で屋根を傷めない事です。

 そのためには、この図の様に切断する枝の途中をロープで保持してから切断作業を進めることでした。

 枝の生え際の切断点に切り込みを入れて行くと徐々に葉が茂った枝の先端は下に垂れ下がり、母屋2階の屋根に軽く触れます。 そしたら全部切り離します。 これで屋根に掛かる荷重は葉が茂った枝先全体が乗る静荷重だけで済みます。

 ここでチェーンソーを手近な場所に吊るし、 両手を使って枝を幹の側にゆっくりと引っ張て来るのです。  そのまま曳き続けると枝の先端が2階の屋根から1階の屋根上に衝撃与える形で落ちかねませんから、 途中の適当なタイミングでロープを掛けてある点を更に枝の中央方向に移動させたりすると伴に、 枝の先端が1階の屋根に落下して接触する前に枝全体が幹に近づくような回転運動を与えつつ、地上へと降ろしたのです。 ここらへんが一人作業では一番しんどい所でしたね。

 いい年こいて、こんな枝下ろし作業を何故やるんでしょうか? 樹上での神経を集中させるこの作業、 意外と面白いと言うのが1番目の理由。 2番目の理由ですが、僕にとっては重要な年に一度の定期健康診断の役目を担っているとも言えるかな。

 大体、人生70年も生きてくれば、不調な所が出てきたり、あちこちガタが来て当然。 普通に検診を受けたら、 血圧、 血液の中の各種データ、 そんなので幾つもの項目で基準値をはみ出す結果が出るのは目にみえている。そして更なる精密検査やら服薬を勧められるでしょうが、 そんなので「薬を飲んで健康に長生き出来るか?」、「長生きする必要があるか?」 僕は疑問に想っているのです。 

 樹上での作業をやってみれば、 「それをやる気が起こるか?」、 「実際にその作業が遂行出来るか?」 そんな事での健康度チェックで充分だろうと思っているのです。

 だから市役所から送られてくる高齢者健康診断の案内をこのところ何年かは無視して受診していません。 もっとも現役サラリーマン時代も会社が行う定期健康診断を逃げまわっていました。 バリュウムを飲む胃検診が嫌ですっぽかしたり、 検診のある日の朝食をきちんと食べて病院に行き、 それを理由に胃の検診をパスしたりといった具合に。

 そのため、受診率に目標数値が課せられていた健康管理室からは直接、あるいは ”人事部 > 上司 ”のラインを通じた「検診受けろ!」のプレッシャーはかなりのものがありました。 そんな健診を逃げまわっていた当時の上司からは「面倒な困った奴だ!」そう想っていたと退職・送別会の席で聞かされた事もありましたっけ。



 
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キノコを採った日

2014-10-14 09:59:20 | 安曇野生活
 2014年10月11日の昼過ぎ、 ケヤキの枝下ろし作業の後片付けを済ませてから、 キノコ採りに出かけてみた。 最初の行き先は扇沢の周辺地域で紅葉見物も兼ねてのプラプラ歩きをしながらのキノコ探しとなりました。 今年の紅葉はまだ少し早い感じで、 青空の下に爺ヶ岳・南峰の眺めは良い感じでしたが、紅葉の色付きはご覧の様に今ひとつでした。 しかし3連休の中の一日だけあって、扇沢の駐車場は満杯で、 僕の車も数分歩かないとならない下の駐車場に誘導されてしまいました。

 さてそんなプラプラ歩きの中でのキノコを探したら、 ナラブサの群が幾つか見つかり、 スーパーの買い物袋をそれなりに膨らませてくれる収穫がありました。


 ついでショージ君の山荘に行って、 菌を植えたホダ木の様子を見に行ったら、ナメコが良い感じで出ているのが何本かあったので、 こっちも小さなザルに一杯分ほど採らせてもらいました。 


 その日の夕食には当然「きのこ汁」の一品を加えました。

   
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渋柿を採った

2014-10-13 07:24:30 | 安曇野生活

台風19号の前衛の小雨が降り始めている今朝、早起きして土産にする柿の実をもいだ。 実はこれ、採るには少し時期が早い渋柿なのです。

ここ安曇野にずーっと暮らして居るならば柿の実も熟し具合の良い頃合いを見計らって採ることが出来るけど、早ければ今夜、 台風が早く来ちゃったら、それが過ぎ去ってから東京に戻る予定の僕にとって、「採るのは今朝っきり無いでしょう」そんなタイミングなのでした。

採った柿の実は縄に吊るせる様に、小さなTの字状に付け根の枝を整形することもやって置きました。

さーて、荷物を車に積み込んで、何時でも家に戻れる準備を済ませたら、9時から始まる大町での焼肉付き囲碁対局会場にGO!!します。

そうそう、忘れる所だった、高い樹の先になっている柿を採るのに大型の脚立を隣のオジサンの家から借りました。 何時も有難う御座います m(-_-)m
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欅の枝降ろしー2

2014-10-12 12:28:34 | 安曇野生活
枝降ろしする欅の樹の様子だが、 随分と前に枝を伐られ、伐られた所から新たに伸びた枝が数年以上前にまた伐られ、 猪の頭の様なコブ状の出っ張りが太い幹に出来ている。 今回の枝降ろしする対象の枝も、そのコブの部分から針山に刺された針の様な按配で何本も新たな枝が伸び出て屋根の上を覆うまでに育ってしまった物なのだ。

何度も枝を伐られることで出来る、そんなコブ状の出っ張りが幹のあちこちに出来ている、素直に生長する事を許されない、言って見れば可哀そうな樹なのです。

さて2段延ばしのハシゴは、そのコブの所に届かせて立て掛けてありますが、 先端は未だ固定してありません。 慎重にハシゴを登り、先端付近をロープを使って樹に固定しました。 これでハシゴの登り降りも気楽に出来るし、ハシゴの上でチェーンソーを使う作業も不安無く出来るってものです。

切り落とす枝よりも高い位置の太い枝を自分自身の安全確保のための支点としてザイルをセットしました。 その支点は切り落とす枝の支えにも利用します。 チェーンソーで切り進んで、枝をそのまま自由落下させたら、屋根が傷ついてしまう可能性が高いですからね。

電動のチェーンソーも作業するハシゴの上から手の届く位置にロープで吊り下げました。 こんな作業の準備をしている最中に裏のおばさんがやって来て「このリンゴ、娘の所からの戴き物なんだけど、新しい品種でとっても甘いの、 食べて・・・」とビニール袋を手渡してくれました。 ちょいと一休みしてから本番の枝切り作業を始めることにします。

続く
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欅の枝降ろし

2014-10-11 21:39:17 | 安曇野生活
この3連休に安曇野に出掛けて来た。 主目的は13日の囲碁大会参加だが、その前に一仕事の予定を入れました、「樹木の枝降ろしです」。その作業は到着直後の昨日の午後と今朝の午前中に片付けたのだが、その様子を書いてみる。

安曇野の借家の裏手には欅の大木が有って、母屋の屋根の上に枝を伸ばしている。 その枝に雪が積もれば屋根瓦に接して、降り積もる雪が屋根から落ちるのを妨げてしまうに違いない、「だから伐って置いた方が良いだろう」 そんな理由を付けて、 欅の樹の枝降ろし作業を行ないました。

僕が枝降ろし作業をする事、それは冷静に考えると「大家さんに迷惑を掛けることになるかもしれないのだ」 だって切り落とす枝の落とし方に依っては屋根瓦に損傷を与える可能性だってありますからね。 頼みもしないのに、そんな事で雨漏りする様になったら、 誰が修理費出して屋根の修理をするのか? 普通に考えると、それは原因を作った僕の責任になるでしょう。

だからそんな事にならない様に枝降ろし作業は細心の注意をはらってやらなくちゃなりません。

切り落とす枝の付け根の位置は地上からおよそ6m、そこまで登るのには2段延ばしのハシゴを使いました。 それは、何かと世話になっている隣家のオジサンに貸して貰った物ですが。

枝を伐る道具はエンジン付きのチェーンソーを以前に買って置いたのだが、今はショージ君に貸してある。代わりに電動のチェーンソーを貸して貰って使う事にした。

高所作業での安全確保のためのザイルやカラビナ等は、東京の自宅を出る時車に積んで来ました。

さーて、いよいよ樹に登りますか・・・

続く
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戻ってきた野球帽

2014-10-10 07:30:09 | タナカ君的日常
 6月には緑色の野球帽をどこかに、8月の中旬には白い野球帽を塩尻市の囲碁大会の会場に置き忘れる。 最近の僕はそんな「物忘れ老人」の特性をさらけ出す事態を多発させている。

 塩尻で置き忘れた帽子は大会主催事務局の担当者に電話連絡して見つけ出してもらい、 およそ1ヶ月後に郵送で届けられた。 一方緑の帽子は、ひょんなキッカケで2日前に僕の手元に戻って来た。

 それは2日前の公民館囲碁の帰り際のこと、 僕達の囲碁クラブが利用する小さなロッカーの中に保管されていた野球帽について、 囲碁仲間と「誰が忘れたんだろ? ◯◯ さんのじゃ無いか?」、 「俺も帽子をどこかに忘れてしまったんだよ」 そんな話をベラベラと喋りながらロビーを歩いていた。 その僕達の会話に、 ロビーのテーブルに並べられていた配布パンフレットの整理していた公民館の女性職員さんが「何か忘れ物なさったんですか?」と割り込んで来てくれた。

僕 : 「ええ、実は大分前の古い話なんですが、
    帽子をどこかに置き忘れてしまったんです。」

    「 この公民館かもしれないし、他かもしれない、
     どこに置き忘れたハッキリしないんですけどね」

職員さん : 「忘れ物、調べてあげますよ、特徴などは?」

僕 : 「緑色の野球帽で”SD"のロゴが入っています」、
    「だけど3ヶ月以上も前に無くしたものですよ」

職員さん : 「 確認してみますから お待ち下さい 」

 そして事務室に入って”忘れ物台帳”を開いて調べてくれました。 「緑色の帽子」の記載がありました。 そして当該の保管Noがふられていた紙袋を探しだすまでに少々手間取りましたが、 ”SD ”のロゴの入った帽子が僕の手元に戻ってきたのです。

 この2つの帽子、 去年の9月のアメリカの旅の途中、 白いのは妻がグランドキャニオンで、 緑のは僕がメキシコのティファナで購入した旅の想い出の品なのです。 それを僕が最初に緑色をどこかに置き忘れ、 次いで、妻から借りて使わせて貰っていた白い帽子も置き忘れて来てしまったのです。 それが、 こうして2つ並んでくれてホットしています。

 来週初めにには台風19号の襲来が取り沙汰されている中、 このブログをUpし終えたら、 安曇野は”ひのみのの家”に向けて車を走らせます。 13日の月曜日に大町市内で「秋季・焼き肉付き囲碁大会」があるので、 それに参加するのを目的にして。

 
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背景光はデジカメモニター

2014-10-09 08:26:06 | 雪の結晶撮影
 雪の結晶撮影の際の背景として、いろんな色のLEDを発光制御して、好みの背景に仕立てあげようと努力する日々が続いている。 「その一環として好みの画像をポジカラーフィルムで撮影して、それを背景画像としたらどんなものか?」のアイデア、 それを実行すべく昨日はフィルムの現像を頼んできた。 仕上がりは来週の水曜日辺りになると言う。



 背景の原稿はパソコンで作成して、それをモニターに表示したものをフィルムカメラで撮影したから、 どんな仕上がりになるか? 現像が上がって来るまで判らない。

 そんな過程で画面を普通のデジカメでも撮影しておいたのだが、「デジカメのモニタ画面を背景として使ったらどうなるか?」 と思い立った。 以前にもそれはiPadの画面で試行した事はあったけど、 色の冴えや輝度に不満があって中断した経緯があるのです、 しかし・・・ 今回、 デジカメの小さな液晶モニタの画像を背景光として使った試行では「これは期待出来る!!」の感触を得ました。


 この写真は文字が印刷されたプラスチックの小片を撮影したものです。 試料の周辺のゴミが目立ちすぎて見ると気分が悪くなるな、もう少しきれいにして撮影すれば良かった。
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