1週間経過した吊るし柿

2015-11-07 10:00:19 | タナカ君的日常
 先月末に三種類の渋柿の皮を剥いてベランダに吊るしてから1週間が経過した。 その仕上がり具合を確認するためにカメラで撮ったり、 時にはナイフで小片を切り取って口に入れて見たりしています。

 吊紐に繋がれたまま皿に盛った柿の様子を写真で見てもらうと判る様に、 表面に白い粉は吹いていませんが、 どことなく食べられそうに見えるでしょ。

 そこで小片を口にしてみました。

1. 四季山荘の柿(皿の下側に並ぶ色の薄い4個)
  カラカラに乾いています。
  渋みはありません。
  甘みがとても薄いです。
  3種類の中での 判定:Cクラス

2. ひのみのの家・西側の樹(左端の細めの柿)
  濡れた様なテカリのある表面の物は
    熟し過ぎ状態の柿を吊るした物。
  甘み:強い。
  果肉:薄い。 
  内部の種:小さいけれど多い。
  3種類の中での 判定:Bクラス

3. ひのみのの家・東側の樹(右側の太めの柿)
  渋み:未だ若干残る。
  内部の乾燥が未だ不十分
   多分、内部の水分を抜き出すには、
   鰹節と同じく、表面に着くカビの力が必要かも?
    あるいは半分に割いて乾燥させるか?

  肉厚で食べごたえ充分。

  甘み:適当。
  3種類の中での 判定:Aクラス。

 どおりで、隣のオジさんの所では、 西側の樹の柿なんか、見向きもしないで、東側の柿だけ採る理由が良く判りました。

 写真撮影後、 紐を付けたままの柿はベランダの軒下に戻しました。 
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孫と初囲碁

2015-11-06 09:53:37 | タナカ君的日常
 何日か前の休日、 保育園の年少さんになっている孫が父親に連れられて遊びに来て、 補助輪を外した自転車に乗って見せてくれるなどの成長ぶりを見せてくれた。 そんな外遊びの後で、百人一首の絵札を使った「坊主めくりをやろう!」と言われたけれど、 二人だけでの坊主めくりは気乗りがしないから、

 「おじ ちゃんと囲碁をやろうよ」

(孫には”ジージ”とか”おじい ちゃん”なんて呼ばせない我が家ルールがあるのです)

 そう言って、10月のカレンダーの裏に九路盤の盤面を描いて、 孫には黒石を握らせた。 ところが「黒より白いのがいい」と言うものだから、ご希望通りに白石を持たせて対局を開始。 もちろん対局と言った所でルールとして教えたのは2つだけ。

1. 「代わりばんこに石を置く」
2. 「盤面に引いた線の十字路部分に石を置く」

 そして打ち始めたけれど、 孫は隣接して石を置くばかり。 「これでは囲碁の体をなさないな・・・」 そう思い方針を変更しました。 大町のアルプス囲碁村会館で小学生低学年の初心者相手に指導していた人の真似をする事にしました。

 局面に応じた適当な場所を2・3箇所ほど挙げて「この中のどこか好きな場所に石をおきな!」と

 まあ大町では「この様な形ではここが急所」そんなパターン認識能力に訴える方法で指導してましたから、 正確には真似ていませんがね。

 こんな方法で石を並べるのが囲碁と言えるか? そんな事はどうだった良いのです。 孫にとっては「触ってみたかった碁石を使って大人が相手をしてくれて時を過ごす」そんな事が嬉しくて、 そのうえ僕の石を囲んでそれを自分の物として「きゃは!」と喜び、 最後に囲った地所を運動会の玉入れ競技の如く一緒に声を出して数えてみると圧倒的に孫の勝ち。 そんな他愛のない事で笑顔になってくれました。

 そして僕はと言えば 「次の機会にはどんな事を教えようかな・・・」、「また来てね」の気分になれたのです。
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多摩川歩き・登戸~武蔵小杉

2015-11-05 09:39:50 | 国内旅行と山歩き
 穏やかな秋晴れの中、 南武線の登戸駅から武蔵小杉駅区間の東を流下する多摩川・左岸歩きをして来た。

 登戸駅で下車(09:20)して「多摩水道橋」で左岸(東京側)に渡たり、下流に向かって歩きだした。 振り返ると丹沢の主峰・蛭ヶ岳の背後から薄く雪化粧した富士山がでかい面して姿を見せて居た。

 なんで「でかい面」と書きたくなったか? 三角錐に近い蛭ヶ岳山頂に富士山は左の裾の端を乗せて寄りかかり、平らな山頂部を含んだ右側のでかい面で辺りを見回している感じ、 端正と言うよりも「でかい面」に見えてしまったのです。

 写真に大きく見える橋は小田急線が多摩川を渡る橋梁です。 そんな後方の風景を気にして歩き始めて間も無く、「二ヶ領宿河原堰」が見えて来ました。「多摩川の河原を川幅一杯に堰き止めている」そんな感じを受ける大きな堰で、


 流れの中央部に4つほど設けられた石積みの上にはそれぞれ川鵜の大群が休憩し、 堰の上流部ではこれまた多くの川鵜が頭から水に潜り、体全体を水中に没してから暫くして水面に戻って来る。 そんな動作を繰り返していました。 この川鵜の大群が食べる魚の数は半端じゃないことでしょう。

 どうやらこの川鵜についても自然保護派と駆除希望の対立があるようですが、 安曇野あたりでは猪、鹿や猿に対する駆除希望派と自然優先派の少なからぬ、いがみ合いがある様でした。 さらには稲作の田圃にヘリコプタで行う農薬散布作業でも同様な事情があるなんて話を隣のオジさんから聞きましたっけ。 ここら辺はブログや掲示板の炎上にも発展する話題みたいですから、「川鵜が一杯居たよ~」と報告するに留めておきます。

 さて下流に向かう途次、 世田谷区に入ると東名高速の橋梁、暫く間を置いてから新二子橋、二子橋、東急田園都市線の橋梁が立て続けに現れ、同時に国分寺市を水源にする野川が合流して来ました。

 そして田園都市線の下を過ぎると軽飛行機なら着陸・離陸出来そうなほど真っ直ぐな遊歩道が現れました。 人間の感覚としては「遊歩道としてはふさわしくない」そう想ってしまいます。

 そして多摩川全般的に言えることだけど、 河川敷はスポーツ施設や遊び場的な施設のオンパレードの様相を呈します。 そんな中、第三京浜道路の多摩川橋、東急東横線の橋梁へと歩を進め、中原街道の丸子橋に至り、そこで右岸に渡り、南武線の武蔵小杉駅に(13:30)到着した。


 それにしても暑くなく寒くなく、良い天気だった!!

 メモ : 世田谷区域を越えて大田区に入ってから堤防脇の道路で「田園調布4丁目」そんな信号機を見かけた。 僕の頭の中にある「田園調布」は「世田谷区」、 どうやらそれって間違って居たみたい。


タータントラック素材で舗装されたサイクリング道路
さすが世田谷区、立派な金持ちだぜ、拍手!!
後方は二子玉川のビル群
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天気予報と吊るし柿

2015-11-03 22:08:43 | タナカ君的日常
 晴れの特異日11月3日、 今年も2日は雨模様の天気であったが、2日夜には雨は上がり、3日からは晴れる予報になっていた。

 家のベランダに吊るした渋柿は未だ干し柿として仕上がらないままベランダの軒下に吊るしてあるのだが、 強い雨が降れば我が家の狭いベランダの軒下の吊るし柿は濡れてしまう。

 そこで雨が降った2日には吊るした柿が濡れないように紐で引っ張って軒下深くに引っ張って置いたのだ。 2日の夕食を済ませた頃には天気予報通りに雨は上がったから、 夜の8時過ぎた頃に、もう雨の心配は無いと判断して、 吊るし柿を軒下の奥の方に寄せて置くための紐を解いて元の状態に戻してしまったのだった。

 ところが深夜、いつもの夜中のオシッコに起きた頃、 外からはかなり強めの降雨の音が聞こえて居た。 「しまった、柿は濡れてしまっただろうな?!」そう想ったけれど、 「今更濡れない位置にずらした所で乾く訳でもなかろうし、ベランダに出る窓ガラスを開けてガタガタ音を立てて作業をしたら、寝ている妻からクレームがつくだろう」 そう考えて、何もしない事にした。

 しかし、再度寝床に入ってから「馬鹿だなー、雨が上がったからと言って、吊るし柿が雨で濡れを防ぐための紐を外さなければ良かったのに・・・」そんな事をウジウジ考え始めて、 なかなか寝付けない夜になってしまいました。
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撮影装置・操作棒の追加

2015-11-02 09:30:02 | 雪の結晶撮影
 雪の撮影は当然ながら、寒い屋外で行う。 細かな作業やカメラの操作を行う指先に分厚い手袋を装着したままでは難しい所があった。 その最たるものはカメラの機能を切り替える小さなボタンを押す操作だった。 何しろ5x3mm ほどの小さな押しボタンが中心距離 7mm ほどで並んでいる。 ボタンの先端にはテーパが切ってあるのでボタン上面のギャップは3mmとなっている。

 このボタンの1つは液晶モニタを撮影時のライブ画像と撮影済みの画像表示を切り替える機能を持ち、2つ目のボタンはライブ画像表示中にボタンを押す事で絞りをフォーカス合わせに便利な(デフォルトの開放/F2.8) 状態から実際に使用するF値に切り替えた画像を確認出来る機能を割り当ててある。

 そんな訳でこの2つのボタンは雪の結晶撮影中には頻繁に操作する。 そのボタンを手袋したままで操作出来る様にするのが、今回の改良の目標だ。

 改良工事の実施内容は写真を見てもらえば解説の必要は無いだろうけれど、 テキストに依る解説も加えておきます。

 当該のボタンを竹製の割り箸で押せる様にしたのです。 竹を保持する部材にはプラスチックカードに穴を開け、そこに竹の棒を突っ込んだのだ。 カメラ側にはプラスチック製のストローを使ってボタンがその中に入る様にしてある。 そして、竹の棒を保持するプラスチックカードに開けた穴の間隔は手指の太さ程度にしてあるのだ。 狭いボタン間隔とプラスチックカードの穴の間隔との関係は、先端に行くほど広がるような傾斜を持つ様にしてあるのだから、操作棒の先端は手袋をしたまま間違いなく確実に押したいボタンを押せるって訳です。 更に操作棒の長さを違えて(車のアクセルペダルとブレーキペダルの関係に)ありますから、 操作性は随分改善されたことでしょう。
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背景画像・編集ソフトでお遊び中

2015-11-01 10:20:35 | 雪の結晶撮影
 雪の結晶を撮影する時に適切な背景の中に結晶を置くと殊の他美しさを感じる写真になる。 その背景画像はロシアの写真家さんのそれを真似るのを当面の目標としている事は以前にも書いた。 そして今シーズンの降雪情報も聞こえては来るが、関東周辺で実際に撮影出来るのはもう少し先の話。

 そこで今の時期は背景画像作りをもっぱらの作業としているのだ。 そして背景画像作りの作業は主としては無料で使えるペイントソフトや画像処理ソフトか、有料だとしても100円程度で入手可能なiPad用のアプリケーションソフトを使用している。


 例えばこの色合の変化を付けた画像は、
iPadの ”PicsPlay”で加えた色調変化です。


 そしてTop写真の画像はWindows用の ”PictBear ”なるアプリで境界線のシャープさにボカシを加えて見た物です。 

 なにしろマクロレンズを使用した雪の結晶撮影では撮影対象の雪と背景画像の間の間隔(距離差)が背景画像にボケを与えるのですが、 絞り値に依っても異なるし、 なかなか「これで良し」の絵にするのが難しいのですよ。
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