朝からろくな日じゃなかったのです。
最寄沿線の人身事故による遅延、横浜からのJRも遅延
10時の予約でした。
先日、NHKのあさイチに出演した竹下景子さんがとても為になる話をしてくれました。
早く着きすぎると混乱するから、できるだけ時間通りに行くこと、
なにかと手を使うことが多いから、手に持つバッグなどは持たないようにすること
そして、もちろん肩が出やすい服装にすること
だから夫の言う8時前に家を出るなんてことはもってのほか
何度も変更するよう言ったのですが、せっかち夫は絶対に聞き入れないのです。
しかし、それが功を奏したと言うか、この時間に、いや、それよりもう少し早く出たおかげで
遅延電車の対応ができたのです。
東京駅丸の内南口からシャトルバスに乗ります。
案内の方が雨の中声掛けをしてくれました。
ビル風で傘が壊れそうだったけど、なんとか乗り込みました。
そして、これぞ東京!という風景を見ながら、皇居の周りを進むと
到着しました<大手町合同庁舎3号館>
雨の中、大勢の職員?バイト?の皆さんが対応しています。
さすが親方日の丸・・
どなたも丁寧、そこまでしなくてもと思うくらい親切です。
接種までの流れです
最初に検温、36.0でした。普段よりちょっとお高め
次に、予診票確認、ここで市から送られてきた接種券を出します。
「接種券をお願いします」 接種券?なんだっけそれ?もしかして忘れた?
いや、昨夜何度も確認して絶対入れたはず・・もうこの時点でパニックが始まっていたようです。
もちろん持参した横浜市からの封書の中にありましたとも・・よかったあ
次は、医師との予診です。
ここでは体調はもちろんのこと、アレルギーの有無、かかりつけ医から許可があったか等
細かく聞かれます。
その後、待機、いよいよ接種です。
待つ間に腕が出せるよう、上着を脱ぎます。
5人ずつ呼ばれ、空いたブースから看護師が呼んでくれるので
中に入ります。
中と言っても、部屋ではなくパーテーションで仕切られた接種場所です。
担当看護師から、例のアルコールは大丈夫かを聞かれます。
もっとも今回は「アルコール消毒は大丈夫ですか?」と完璧に聞かれましたので
緊張の一瞬です。
注射は全然怖くないので肩越しに見ようかと思ったけど、
最近また以前のように上腕の筋肉が発達してきたのでその下でよく見えない
あっという間に終わりました。
一瞬ちくっとしたけど、痛いと言うほどではない
立ち上がって、次の待機場所に案内されます。
次は接種証明書の交付と次回の予約を行います。
その時です。
体が急にカアっとなったと思うと、心拍数が異常に上がった
<落ち着け、落ち着け>心の中でつぶやいたけど、鼓動は一向に収まらないどころか
体中がへんてこりんになってきた。
振りむけば、これでもかってほど係員がいる
「すみません、ちょっと具合が悪いんですけど・・」
慌てる係員、周りの係員に伝えると「少しこちらで休みましょう」
血圧と心拍数、そして、右人差し指には”パルスオキシメーター”を
血圧がかなり上がってる、上は170ですって、でもパルスオキシメーターは99
正常値だそうです。
「救護室に行きましょう」
車いすを用意しようとしたからお断りして、何とか自分の足で迷路のような救護室へ
「大丈夫ですか?ふらつきませんか?」皆さんが親切に対応してくれる
そういえば行きに飲み物を買わなくちゃと言ってたのに何も飲んでなかった
ものすごくのどが渇いた。
途中の自動販売機でスポーツドリンクを買って・・
「PASMOで買えますか?」現金のみでした。
ちゃんと現金を出した。こんなことまでできるのに気持ちはどこかに行っている
<ああ、久々のパニックだ、大丈夫、死ぬことはないから>
そんなことを思いながら救護室に到着、ベッドに横になると若い医師登場
少し線は細いけど、優しい 「話はできますか?しびれはないですか?」
副反応の症状を聞かれましたが、何もない
「緊張してしまったんですね。よくあることです。少し横になっていれば落ち着くでしょう」
その間に、夫に電話、こちらまで来てくれるよう頼んだ
<またかよ、情けないなあ>言うことはわかってます。
そもそも入り口で別れてしまったのです。
というのも、予約した時、夫にはこちらの建物にBが、私のほうにはAという文字が入っていたのです。
血液型はその通りですけどまさかね。
それで接種場所が違うのではと、勝手に思ってしまったのです。
一緒に並べば一緒のところで接種できたらしい
最後に計った血圧はまだ上が160以上ありましたけど、心拍数が大分落ち着いたので
救護室を出ることにしました。
あと二つ仕事があります。
接種証明をもらうことと、次回、2回目接種の予約をすること
医師に「一度ではだめでしょうねえ」と聞いたら、当然だめでした。
できればもうやりたくないけど、そうも言ってられない
夫は私のところに来る前に予約してきたので、同じ日、時刻で予約できました。
まったくねえ、口のほうは人の何倍も達者なくせに、心は、いや、精神は蚤の心臓
蚤に申し訳ないほどの情けないメンタルなのです。
「何か食べて帰ろう」夫から珍しく提案がありました。
横浜で、と思ったけど、時間的に混みそうだったから
東京駅に行く前にKITTEに寄りました。
こちらには何度か来ましたけど、ほとんどクリスマスの時期だったから
フロアが寂しい、それだけでなく客も少ない
この天気だし、昼ご飯には少し早いからだと思いまいますが
京料理の”菜な”
夫は牛タン屋さんに行きたかったみたいだけど、私が絶対無理だから
おいしいのかもしれないけど、牛のべろですよ、あの反芻を繰り返す牛のべろを
どうして食べられる・・やだ!ぜったい!
で、無難な和食ということで
あまり期待してなかったけど、天ぷらはおいしかったですし、そばつゆもいいお味でした。
ちょっと前まで具合が悪かったことが嘘のようにしっかり食べられました。
やっぱり蚤には申し訳ないほどのメンタルなのです。
一人旅も一人ご飯も、一人買い物も、映画も全部好きなのに、できるのに
なぜなんだ・・
帰宅してしばらく休みました。
1時間くらいしたときに電話が、なんと、かかりつけ医の奥様からです。
ワクチン接種のお知らせでした。
今日の接種が終わったら、断りの電話を入れるはずでした。
8月だって言ってたし、それが何てことでしょう
よりにもよって一回目を打った日に掛かって来るとは
本当に残念でした。
Y先生にやってもらえたらパニックになることなどなかったかもしれないのに
こんなものでしょ
東京までは大変だったけど、テレビでやっていた通り、
大手町会場の係員たちの仕事っぷりには脱帽です。
今回だけは国が全面バックアップでやってくれたであろうことが
良く伝わってきました。
2回目接種は来月初めです。
2回目のほうが副反応が出るって、次回こそ強い気持ちで臨みたい
けど、なるようになるさって
希望すれば、医師がいるところで打てるらしいけど、今度は頼もしい夫が一緒ですから
ケンカしながら受けてきたいと思います。
この冊子には接種後の注意とか、副反応のこと、その対処について書いてありますが
私みたいなのは、あまり読まないほうがいいと言われたけど、やはり気になります。
さっと読みましたけど、今のところ接種したところが少し痛いだけです。
さ、今日は早めに休みましょう。
長い1日が終わろうとしています。
最寄沿線の人身事故による遅延、横浜からのJRも遅延
10時の予約でした。
先日、NHKのあさイチに出演した竹下景子さんがとても為になる話をしてくれました。
早く着きすぎると混乱するから、できるだけ時間通りに行くこと、
なにかと手を使うことが多いから、手に持つバッグなどは持たないようにすること
そして、もちろん肩が出やすい服装にすること
だから夫の言う8時前に家を出るなんてことはもってのほか
何度も変更するよう言ったのですが、せっかち夫は絶対に聞き入れないのです。
しかし、それが功を奏したと言うか、この時間に、いや、それよりもう少し早く出たおかげで
遅延電車の対応ができたのです。
東京駅丸の内南口からシャトルバスに乗ります。
案内の方が雨の中声掛けをしてくれました。
ビル風で傘が壊れそうだったけど、なんとか乗り込みました。
そして、これぞ東京!という風景を見ながら、皇居の周りを進むと
到着しました<大手町合同庁舎3号館>
雨の中、大勢の職員?バイト?の皆さんが対応しています。
さすが親方日の丸・・
どなたも丁寧、そこまでしなくてもと思うくらい親切です。
接種までの流れです
最初に検温、36.0でした。普段よりちょっとお高め
次に、予診票確認、ここで市から送られてきた接種券を出します。
「接種券をお願いします」 接種券?なんだっけそれ?もしかして忘れた?
いや、昨夜何度も確認して絶対入れたはず・・もうこの時点でパニックが始まっていたようです。
もちろん持参した横浜市からの封書の中にありましたとも・・よかったあ
次は、医師との予診です。
ここでは体調はもちろんのこと、アレルギーの有無、かかりつけ医から許可があったか等
細かく聞かれます。
その後、待機、いよいよ接種です。
待つ間に腕が出せるよう、上着を脱ぎます。
5人ずつ呼ばれ、空いたブースから看護師が呼んでくれるので
中に入ります。
中と言っても、部屋ではなくパーテーションで仕切られた接種場所です。
担当看護師から、例のアルコールは大丈夫かを聞かれます。
もっとも今回は「アルコール消毒は大丈夫ですか?」と完璧に聞かれましたので
緊張の一瞬です。
注射は全然怖くないので肩越しに見ようかと思ったけど、
最近また以前のように上腕の筋肉が発達してきたのでその下でよく見えない
あっという間に終わりました。
一瞬ちくっとしたけど、痛いと言うほどではない
立ち上がって、次の待機場所に案内されます。
次は接種証明書の交付と次回の予約を行います。
その時です。
体が急にカアっとなったと思うと、心拍数が異常に上がった
<落ち着け、落ち着け>心の中でつぶやいたけど、鼓動は一向に収まらないどころか
体中がへんてこりんになってきた。
振りむけば、これでもかってほど係員がいる
「すみません、ちょっと具合が悪いんですけど・・」
慌てる係員、周りの係員に伝えると「少しこちらで休みましょう」
血圧と心拍数、そして、右人差し指には”パルスオキシメーター”を
血圧がかなり上がってる、上は170ですって、でもパルスオキシメーターは99
正常値だそうです。
「救護室に行きましょう」
車いすを用意しようとしたからお断りして、何とか自分の足で迷路のような救護室へ
「大丈夫ですか?ふらつきませんか?」皆さんが親切に対応してくれる
そういえば行きに飲み物を買わなくちゃと言ってたのに何も飲んでなかった
ものすごくのどが渇いた。
途中の自動販売機でスポーツドリンクを買って・・
「PASMOで買えますか?」現金のみでした。
ちゃんと現金を出した。こんなことまでできるのに気持ちはどこかに行っている
<ああ、久々のパニックだ、大丈夫、死ぬことはないから>
そんなことを思いながら救護室に到着、ベッドに横になると若い医師登場
少し線は細いけど、優しい 「話はできますか?しびれはないですか?」
副反応の症状を聞かれましたが、何もない
「緊張してしまったんですね。よくあることです。少し横になっていれば落ち着くでしょう」
その間に、夫に電話、こちらまで来てくれるよう頼んだ
<またかよ、情けないなあ>言うことはわかってます。
そもそも入り口で別れてしまったのです。
というのも、予約した時、夫にはこちらの建物にBが、私のほうにはAという文字が入っていたのです。
血液型はその通りですけどまさかね。
それで接種場所が違うのではと、勝手に思ってしまったのです。
一緒に並べば一緒のところで接種できたらしい
最後に計った血圧はまだ上が160以上ありましたけど、心拍数が大分落ち着いたので
救護室を出ることにしました。
あと二つ仕事があります。
接種証明をもらうことと、次回、2回目接種の予約をすること
医師に「一度ではだめでしょうねえ」と聞いたら、当然だめでした。
できればもうやりたくないけど、そうも言ってられない
夫は私のところに来る前に予約してきたので、同じ日、時刻で予約できました。
まったくねえ、口のほうは人の何倍も達者なくせに、心は、いや、精神は蚤の心臓
蚤に申し訳ないほどの情けないメンタルなのです。
「何か食べて帰ろう」夫から珍しく提案がありました。
横浜で、と思ったけど、時間的に混みそうだったから
東京駅に行く前にKITTEに寄りました。
こちらには何度か来ましたけど、ほとんどクリスマスの時期だったから
フロアが寂しい、それだけでなく客も少ない
この天気だし、昼ご飯には少し早いからだと思いまいますが
京料理の”菜な”
夫は牛タン屋さんに行きたかったみたいだけど、私が絶対無理だから
おいしいのかもしれないけど、牛のべろですよ、あの反芻を繰り返す牛のべろを
どうして食べられる・・やだ!ぜったい!
で、無難な和食ということで
あまり期待してなかったけど、天ぷらはおいしかったですし、そばつゆもいいお味でした。
ちょっと前まで具合が悪かったことが嘘のようにしっかり食べられました。
やっぱり蚤には申し訳ないほどのメンタルなのです。
一人旅も一人ご飯も、一人買い物も、映画も全部好きなのに、できるのに
なぜなんだ・・
帰宅してしばらく休みました。
1時間くらいしたときに電話が、なんと、かかりつけ医の奥様からです。
ワクチン接種のお知らせでした。
今日の接種が終わったら、断りの電話を入れるはずでした。
8月だって言ってたし、それが何てことでしょう
よりにもよって一回目を打った日に掛かって来るとは
本当に残念でした。
Y先生にやってもらえたらパニックになることなどなかったかもしれないのに
こんなものでしょ
東京までは大変だったけど、テレビでやっていた通り、
大手町会場の係員たちの仕事っぷりには脱帽です。
今回だけは国が全面バックアップでやってくれたであろうことが
良く伝わってきました。
2回目接種は来月初めです。
2回目のほうが副反応が出るって、次回こそ強い気持ちで臨みたい
けど、なるようになるさって
希望すれば、医師がいるところで打てるらしいけど、今度は頼もしい夫が一緒ですから
ケンカしながら受けてきたいと思います。
この冊子には接種後の注意とか、副反応のこと、その対処について書いてありますが
私みたいなのは、あまり読まないほうがいいと言われたけど、やはり気になります。
さっと読みましたけど、今のところ接種したところが少し痛いだけです。
さ、今日は早めに休みましょう。
長い1日が終わろうとしています。