横浜田舎物語

サザン、サッカー、ロードバイク
エイジレスばあばのパワフルな日々
をお届けします

ワクチン協奏曲・・”1回目の接種と蚤の心臓”編

2021-06-04 | コロナ関連
朝からろくな日じゃなかったのです。

最寄沿線の人身事故による遅延、横浜からのJRも遅延

10時の予約でした。

先日、NHKのあさイチに出演した竹下景子さんがとても為になる話をしてくれました。

早く着きすぎると混乱するから、できるだけ時間通りに行くこと、
なにかと手を使うことが多いから、手に持つバッグなどは持たないようにすること
そして、もちろん肩が出やすい服装にすること

だから夫の言う8時前に家を出るなんてことはもってのほか
何度も変更するよう言ったのですが、せっかち夫は絶対に聞き入れないのです。

しかし、それが功を奏したと言うか、この時間に、いや、それよりもう少し早く出たおかげで
遅延電車の対応ができたのです。

東京駅丸の内南口からシャトルバスに乗ります。
案内の方が雨の中声掛けをしてくれました。

ビル風で傘が壊れそうだったけど、なんとか乗り込みました。



そして、これぞ東京!という風景を見ながら、皇居の周りを進むと
到着しました<大手町合同庁舎3号館>

雨の中、大勢の職員?バイト?の皆さんが対応しています。
さすが親方日の丸・・

どなたも丁寧、そこまでしなくてもと思うくらい親切です。

接種までの流れです



最初に検温、36.0でした。普段よりちょっとお高め

次に、予診票確認、ここで市から送られてきた接種券を出します。

「接種券をお願いします」 接種券?なんだっけそれ?もしかして忘れた?
いや、昨夜何度も確認して絶対入れたはず・・もうこの時点でパニックが始まっていたようです。

もちろん持参した横浜市からの封書の中にありましたとも・・よかったあ

次は、医師との予診です。

ここでは体調はもちろんのこと、アレルギーの有無、かかりつけ医から許可があったか等
細かく聞かれます。

その後、待機、いよいよ接種です。
待つ間に腕が出せるよう、上着を脱ぎます。

5人ずつ呼ばれ、空いたブースから看護師が呼んでくれるので
中に入ります。
中と言っても、部屋ではなくパーテーションで仕切られた接種場所です。
担当看護師から、例のアルコールは大丈夫かを聞かれます。
もっとも今回は「アルコール消毒は大丈夫ですか?」と完璧に聞かれましたので

緊張の一瞬です。

注射は全然怖くないので肩越しに見ようかと思ったけど、
最近また以前のように上腕の筋肉が発達してきたのでその下でよく見えない

あっという間に終わりました。

一瞬ちくっとしたけど、痛いと言うほどではない

立ち上がって、次の待機場所に案内されます。
次は接種証明書の交付と次回の予約を行います。

その時です。

体が急にカアっとなったと思うと、心拍数が異常に上がった

<落ち着け、落ち着け>心の中でつぶやいたけど、鼓動は一向に収まらないどころか
体中がへんてこりんになってきた。

振りむけば、これでもかってほど係員がいる

「すみません、ちょっと具合が悪いんですけど・・」

慌てる係員、周りの係員に伝えると「少しこちらで休みましょう」
血圧と心拍数、そして、右人差し指には”パルスオキシメーター”を

血圧がかなり上がってる、上は170ですって、でもパルスオキシメーターは99
正常値だそうです。

「救護室に行きましょう」
車いすを用意しようとしたからお断りして、何とか自分の足で迷路のような救護室へ

「大丈夫ですか?ふらつきませんか?」皆さんが親切に対応してくれる

そういえば行きに飲み物を買わなくちゃと言ってたのに何も飲んでなかった
ものすごくのどが渇いた。

途中の自動販売機でスポーツドリンクを買って・・
「PASMOで買えますか?」現金のみでした。

ちゃんと現金を出した。こんなことまでできるのに気持ちはどこかに行っている

<ああ、久々のパニックだ、大丈夫、死ぬことはないから>
そんなことを思いながら救護室に到着、ベッドに横になると若い医師登場

少し線は細いけど、優しい 「話はできますか?しびれはないですか?」
副反応の症状を聞かれましたが、何もない

「緊張してしまったんですね。よくあることです。少し横になっていれば落ち着くでしょう」

その間に、夫に電話、こちらまで来てくれるよう頼んだ

<またかよ、情けないなあ>言うことはわかってます。

そもそも入り口で別れてしまったのです。
というのも、予約した時、夫にはこちらの建物にBが、私のほうにはAという文字が入っていたのです。
血液型はその通りですけどまさかね。

それで接種場所が違うのではと、勝手に思ってしまったのです。
一緒に並べば一緒のところで接種できたらしい

最後に計った血圧はまだ上が160以上ありましたけど、心拍数が大分落ち着いたので
救護室を出ることにしました。

あと二つ仕事があります。

接種証明をもらうことと、次回、2回目接種の予約をすること

医師に「一度ではだめでしょうねえ」と聞いたら、当然だめでした。
できればもうやりたくないけど、そうも言ってられない

夫は私のところに来る前に予約してきたので、同じ日、時刻で予約できました。

まったくねえ、口のほうは人の何倍も達者なくせに、心は、いや、精神は蚤の心臓
蚤に申し訳ないほどの情けないメンタルなのです。

「何か食べて帰ろう」夫から珍しく提案がありました。

横浜で、と思ったけど、時間的に混みそうだったから
東京駅に行く前にKITTEに寄りました。



こちらには何度か来ましたけど、ほとんどクリスマスの時期だったから
フロアが寂しい、それだけでなく客も少ない
この天気だし、昼ご飯には少し早いからだと思いまいますが

京料理の”菜な”

夫は牛タン屋さんに行きたかったみたいだけど、私が絶対無理だから
おいしいのかもしれないけど、牛のべろですよ、あの反芻を繰り返す牛のべろを
どうして食べられる・・やだ!ぜったい!

で、無難な和食ということで



あまり期待してなかったけど、天ぷらはおいしかったですし、そばつゆもいいお味でした。

ちょっと前まで具合が悪かったことが嘘のようにしっかり食べられました。

やっぱり蚤には申し訳ないほどのメンタルなのです。

一人旅も一人ご飯も、一人買い物も、映画も全部好きなのに、できるのに
なぜなんだ・・

帰宅してしばらく休みました。

1時間くらいしたときに電話が、なんと、かかりつけ医の奥様からです。

ワクチン接種のお知らせでした。

今日の接種が終わったら、断りの電話を入れるはずでした。
8月だって言ってたし、それが何てことでしょう

よりにもよって一回目を打った日に掛かって来るとは

本当に残念でした。
Y先生にやってもらえたらパニックになることなどなかったかもしれないのに
こんなものでしょ

東京までは大変だったけど、テレビでやっていた通り、
大手町会場の係員たちの仕事っぷりには脱帽です。

今回だけは国が全面バックアップでやってくれたであろうことが
良く伝わってきました。

2回目接種は来月初めです。

2回目のほうが副反応が出るって、次回こそ強い気持ちで臨みたい
けど、なるようになるさって

希望すれば、医師がいるところで打てるらしいけど、今度は頼もしい夫が一緒ですから
ケンカしながら受けてきたいと思います。



この冊子には接種後の注意とか、副反応のこと、その対処について書いてありますが
私みたいなのは、あまり読まないほうがいいと言われたけど、やはり気になります。

さっと読みましたけど、今のところ接種したところが少し痛いだけです。

さ、今日は早めに休みましょう。

長い1日が終わろうとしています。


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ワクチン協奏曲・・其の2

2021-05-24 | コロナ関連
コロナワクチン予約2週目に入りました。

午前9時前からパソコン準備万端の夫、時報と同時にログインしましたが
即、つながらず、何度かやったようですが全くつながらず
妻は「行ってきまーす」スポクラに出かけました。

この1週間、様々な話がありました。

金曜日、午前中にかかりつけ医、内科ですが、薬が切れたので行ってきました。

そこで、先週夫が予約の電話をした件をY先生と奥様(先生の補助をしています)に話し、
ついでに夫はどうでしょうかとだめ元で聞いてみました。

もちろんNOです。

整形では受付の皆さんまで全員接種し終わったと聞いたので
当然こちらの医院でも終わっているかと思いきや。まだ1回目が終わったばかりだと
それなのに患者の接種受け入れをする・・なんということでしょう

横浜市は80歳以上を筆頭に、毎週のように世代別に接種券を発行しているので
雪だるま式に増えていく

そのために、どんどん予約できない人が増え、こちらの医院でも
電話が鳴りやまず、通常診療にかなり影響があったらしい

そんな私もお願いしましたから何ともですが、すでにいっぱいであることと
もしも集団接種が取れたらそちらでお願いしたいと

小さな医院ですから、万が一の対処もあるので、1日当たり1本
つまり6人しか接種できないとのこと

いったい何人の予約を受け付けたのか、それはわかりませんが
高齢者から接種ということは、我々世代にはいつ回ってくるのか見当もつきません。

それでも確実にお願いできるのであれば待ちますとも

もしかしたら、高齢者の集団接種が一段落したころ、下の世代、そのまた下の世代と
回ってくるかもしれません。

個人的には、できるだけかかりつけ医に接種してもらいたいと思っているのですが
この先どうなることやら、まったく見えてこないのです。

その日の午後は刺し子教室でした。

仲間は現在5人ですが、全員が団塊1期、2期、72歳、73歳です。

5人が5人それぞれで、全員、夫婦健在ですが、夫婦とも予約できたのが2組
全く取れなかったのが1組、我が家のように妻だけが予約できたのが1組
もう1組のご夫婦は、いまのところ予約する気がない・・
接種拒否ではないけど、焦っても仕方ない、そのうち・・と

確かに最後の夫婦のほうが賢いかもしれません。

頑張ったって取れないのであれば、焦らず順番が来るのをじっと待つ
イライラしなくて済むし、結局、終着は同じなのかもしれません。

ところで、私ですが、今日スポクラで、やはり同じ地域から通っている
おば様(75歳)に聞かれました。

この方も私と同じ内科に通っているので、接種予約ができたと言われてました。
そこで、今日、スポクラに来る前に医院に寄って確認したそうです。

すると「あなたはまだお若い方だから集団接種のほうを申し込んでください」と
断られたとか
もうびっくりです。

75歳がお若い方なら、私はどうする??

今日は午前診療で間に合わなかったから明日、確認してきます。

金曜日の診察で、あれだけY医師と奥様と予約の話をしたのだから
入っているはずですけど、受付の方に聞かないと不安になってきました。

もしかしたら・・・その時はその時ですけど

スポクラのロッカールームで、すでに1回目を接種したおばさまの話を聞きました。
当然80歳以上ですけどね。
なんとすがすがしいお顔をされて、羨ましい限りです。

「2回目は副反応が強く出るっていうから心配なのよ」と言いつつ
心の中では<いいでしょう~>って絶対思ってる、どや顔感が半端なかったもの

今や、どこでも聞かれて、自分も言ってますが
「あなたは〇月〇日 △時から接種です。都合が悪い時はご連絡ください」
これで済むことです。

役所の皆さん、頭のいい方が多いでしょ?
こんな簡単な仕組みが理解できないのかなあ?
それとも簡単すぎてつまらないって?

住民や医療関係者のこと、まったく考えてませんよね。
確かに、お上のほうからせっつかれていることくらいはわかりますけど



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ワクチン協奏曲

2021-05-17 | コロナ関連
午前9時、いよいよ、横浜市コロナワクチン接種予約開始です。

夫はパソコンで、私はスマホで・・

ところが水玉模様の輪っかがグルグル回るだけでなかなか先には進まない
スマホにいたってはびくとも動かない

何なのよ~~

叫んだって仕方ないのに叫びたくもなる

そのうちパソコンのほうがつながった

指示通り入力・・ところが最後に来て接種希望日を入れても
その日はすでに埋まっているって

会場はどこでもいい、日にちもいつでもいいからと入力しても
先には進まない

私のスマホは相変わらずウンでもスンでも
もうあきらめてスポクラに向かいました。

月曜日は唯一スタジオプログラムのある日、こちらも予約してあるし
つながりそうもないスマホ眺めてるより、体鍛えたほうがまし

スタジオが始まろうとしたその時、夫からLINEが

横浜市のHPに地元の開業医情報があって、私のかかりつけ医があったので
電話したら、受け付けてくれたと言う。

よくやったぞ!夫殿

夫はかかりつけではないので(成人病系の薬は飲んでないからかかりつけ医は無し)
名前を言っても最初は怪訝そうだったらしい
そこで、私のフルネームを告げたそうで、そしたら受付のお姉さん
「ああ、さくらえびさん、わかりました。現在は90歳以上の方の接種中ですので
受付はしておきますが、はっきりした日程などはまだわかりません」
ということだったらしいです。

そろそろ薬が切れそうなので、来週には診察に行く予定ですから
詳しいことは直接聞いてきましょう。

以前、Y先生に「もしもこちらで接種できるようならその時はお願いします。」と
話した覚えがあります。

Y医院とは開院以来のお付き合い、かなりの得意先、顧客のはずです(笑)

横浜市では、各区で集団接種を行いますが、65歳以上が90万人とか
この人数をこなすためには、指定会場だけではとても間に合わず
急遽、中小の病院、それに指定の開業医でも接種できるようになったようです。

さて、夫は、明日も頑張ると言ってますけど、電話のみですから
まるで昔の人気タレントのチケット争奪戦のようです。

電話で取れなくても、いずれ何らかの方法で取れる時が来るでしょう。

生活習慣病のない人=かかりつけ医のない人

なんともですねえ



先ほど大田区に住む義姉からメールが来たので、予約の話をしましたら
大田区では78歳の義姉にも、いまだに通知さえ来ていないそうです。

今日は東京と大阪で大規模予約が始まったけど、大阪では開始からわずか26分で
一週間分が埋まってしまったとか
大都市からやるのは賛成ですけど、これでは焼け石に水、という感じですね。

ということで、慌ただしい一日が終わりました。

しかし、もう少し簡単な方法はなかったのでしょうか?
個人個人に配分してしまえば、老人はできるだけそれに従うでしょうし
まあ、そのうち「あの時はねえ・・」と思い出話になるのでしょう。

我が家の協奏曲はまだ終了していません。


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来ました!

2021-05-11 | コロナ関連
横浜市の知らせでは11日発送とのことでしたが
田舎の引け目か、<どうせ最後のほうね>なんてあきらめてたら

来ましたよ~



ではさっそくアカウントを

まずQRコードでログインに進みます。

接種券番号を入力、パスワードも入力、パスワードですけど
いつも通り自分で設定したら、何のことはない生年月日でした。

いよいよログイン、するとメールを送るからアドレスをと
アドレスを送ると、早速メールが届く

文面のアドレスをクリックして、登録完了

思ったよりずっと楽ちんでした。

そこから申し込みに行くわけですけど、次回の申し込みは17日、次の月曜日午前9時から
ネットはつながると思うのでそれほど心配はいりませんが
電話ではどうなのでしょう。

団塊世代を擁するこの世代、市内だけで25万人だそうですから

静岡の義姉は83歳ですが、とりあえずは85歳以上からなのでいつになるかわからないって
言ってました。

ようやく前に進めそうです。
後は万全の体調で臨む、それだけです。


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毎日6万円の行方

2021-02-15 | コロナ関連
雨の中、久しぶりにバスに乗ってスポクラに行ってきました。

月曜日はスタジオの”ボディデザインエクササイズ”から始まります。

他のプログラムはすぐに予約いっぱいになってしまうけど、これはなぜか当日朝の予約でも間に合います。
その日の気分や体調と相談して申し込むので、いつもギリギリ

インストラクターには人工関節の話をしてありますから、今日も気を遣ってくださいました。
「無理なことはやらないでくださいね」って
ありがとうございます。

終わって、プールに行きました。

顔見知りのおば様とちょっとだけおしゃべり

そこで、近所の商店街の話になりました。

この街の変貌も著しく、10年前しか知らない人はびっくりするでしょう。
反面、当時少しだけ賑わっていた古い商店街は、いまにもつぶれそうな店ばかりなのだそうです。

彼女はそちら側の近くの住民、ずっとその歴史を見てきたわけです。

その商店街、やってるかどうかわからないような店ばかりだと言うのですが
最近、活気づいているらしい

なぜって・・彼女曰く、おそらく1日1万円も利益があるのかしらあ・って感じなんだけど
「毎日6万円入って来るもんねえ」と
そっか、例のね・・

単純計算でも1か月25日営業したら150万円入るんだね。
う~~ん・・これは・・しかも緊急事態制限1か月延びたし、「もうウハウハよ」
「そのお金って、どこから出てるの?税金よね」そうですよ、税金です。

夫がランチで利用してる店は<〇日~✖日まで休業します。>
なんと家族総出で旅行に行くそうですよ。こんな時期なのにね
従業員には金一封を出したとか・・

なんだか景気のいい話ばかり聞きます。

本当に困っている人に行き届いているのか?
調べたわけでも調べられるわけでもないから何ともですけど
大手にはいかないんでしょ
大手だって結構大変だと思うけど

東北の復興だってまだまだこれから、そんな時にまた新たな災害です。

お金はいくらあったって足りない、国はとっくのとうに赤字国家なのに

確かに飲食店も法律にのっとって頂いているわけだから
もらえるものはもらう、っていうのは当然なんだけど・・
なんだかなあ・・腑に落ちないことが多すぎて

福島や宮城の被災映像を見てはため息の今日1日です。

大事な税金は大事に使ってほしい・・願いはそれだけです。


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