大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

10/16。ノゴマ♂今秋8羽目。

2009年10月16日 | Weblog
 修道館裏を朝は下を通ったので、帰途は上から見ようと南外堀沿いに天端を歩く。ツツジの植え込みを透かして見ながら。ここを通る利点は植え込みの中が良く見える事だ。
 少し進むと早速、素早く動く鳥影。木の後ろに入ってしまった。印象はノゴマ。そのうえ背面しか見えなかったので♂♀は不明。
 カメラをその辺りに向けて一歩右へ。木の後ろを観察。いた!と思った瞬間サッと奥の方へ移動してしまう。カメラはファインダーをのぞかずその辺りに向けて連射。
 モニター画面を確認すると、植え込みの下枝などがゴチャゴチャ写っていて、何か分からないありさま。何枚か戻して確認していると、そのうちの1枚に喉の赤い奴が写っている。「ノゴマ♂だ」
 もちろん構図もピントもでたらめ。目的は確認だったからこれで百点。
 今秋のノゴマ♂は、10/4の飛騨の森以来8羽目になる。昨日は西の丸庭園で♂2羽が観察されているようだ。私が直接見たのは飛騨の森、青屋門とこれで3羽目。

 デジタルカメラのおかげで種や雌雄が正確に記録できる。双眼鏡だけだったら難しい場合もある。
 私は時々この使い方をする。例えばサメビタキとエゾビタキの似た個体で、すぐに識別出来ない奴に合うと写す。ともかく飛び移る先々すべてシャッターを押す。下からも横も後ろも、枝や葉が入っても関係なしに写す。
 それからモニターをゆっくり、何度も見ながら識別ポイントを確認して答えを出す。これこそデジカメの醍醐味。デジカメは識別に大いに役立つ。

 何人か出会った人に「ムギマキはどうですか?」と聞かれる。千里や大泉ではすでに出ているとの事。大阪城公園のムギマキは10月の中旬から下旬が中心になる。

 他の夏鳥は今日もキビタキ、コサメビタキ、メボソムシクイが主。カモは変わらずヒドリガモが主。北外堀でヨシガモ1羽、多分エクリプス。内堀にゴイサギ(ホシゴイ)。東外堀にカイツブリ1羽。今日は珍しくカルガモが見当たらない。

●今日の観察種。情報含む。
 モズ、キビタキ、コサメビタキ、メジロ、コゲラ、カワラヒワ、メボソムシクイ、シジュウカラ、ジョウビタキ、ノゴマ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。
 アオサギ、ハクセキレイ、コガモ、ヒドリガモ、キンクロハジロ、カイツブリ、ハシビロガモ、ホシハジロ、ヨシガモ、ゴイサギ。
コメント
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