大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

2/16 ミヤマホオジロ・ニシオジロビタキなど

2017年02月16日 | Weblog
 1月の下旬ころから、元ヘリポートでミヤマホオジロの♂♀が観察された。やがて隣接する元射撃場でも見られるようになった。両方の場所を行き来しているようだ。

 毎回確実に見られる訳ではない。♀が居なくなって最近は♂のみが多い。今朝は元射撃場で♂1羽が観察撮影される。

 黒と黄の顔の柄はユニークで面白い。大阪城公園ではエンベリザは少なく、ミヤマホオジロも少ない。普通は秋の渡りの時期に見られることが多く、越冬する事はほとんどない。

 ニシオジロビタキ。今日も元気に現れる。
 一昨日届いた 「バーダー3月号」 面白い記事があった。

 ヤング・ガンズ 野鳥ラボ 「ニシオジロビタキは本当に西から来るのか?」 この中で、兵庫県の播磨中央公園で観察されたニシオジロビタキ♂について
 
 「複数の鳥の声の鳴き真似を取り入れながらぐぜっていることに気づいた。その鳴き真似の中にゴシキヒワにとてもよく似た声があった。
 この♂がどこかでゴシキヒワの声をよく耳にする機会があったとすれば、ゴシキヒワの繁殖分布域であるバイカル湖以西から飛来している根拠の1つになるだろう」

 大阪城公園で越冬中の個体の鳴き声が気になっていたので、なかなか面白い視点だと思った。
 「ピヨピヨ」や「チッチッ」 が本来の鳴き声のひとつなのか、どこかで学習した鳴き真似なのか。

 ニシオジロビタキが鳴き真似をするのか、1Wで学習する時間があったのか、あの声の鳥がいるのか、などなど酒を飲みながら思いは尽きない。

 トラツグミは変わらず沖縄復帰の森の南部。この冬はトラツグミが各所に出ているとの事で、大阪城公園のトラツグミのところには誰も居ない。

 人間は勝手なもの。このトラツグミにしては、のんびりできてラッキーだろう。

 教育塔裏で出会ったご夫婦。ニシオジロビタキとトラツグミの場所を説明したが、たどり着いただろうか。2種と会えただろうか。

 オオバンは合計183羽。まだまだ多いがピークは過ぎたようだ。

 オカヨシガモ43羽。
 ヨシガモ7羽。
 ヒドリガモ82羽。
 カルガモ10羽。
 ハシビロガモ61羽。
 コガモ19羽。

 ホシハジロ172羽。
 キンクロハジロ149羽。

 カイツブリ東外堀2羽。
 ハクセキレイ9羽。
 ゴイサギ4羽。北外堀。

 ユリカモメ26羽。東外堀・第二寝屋川。
 セグロカモメ2羽。第二寝屋川。
 カワウ14羽。内、東外堀8羽で多い。

 ツグミ7羽。
 シロハラ31羽。

 アトリ計60羽。みどりのリズム・市民の森・豊国神社裏。市民の森石の水場に群れる。
 カワラヒワ計23羽。みどりのリズム・水上バス乗り場。

 オオタカ成鳥1羽。元射撃場東ヒマラヤスギ。
 ジョウビタキ♂2・♀1。
 ウグイス2羽、内堀。

●今日の素晴らしい鳥たち。
 オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ツグミ、シロハラ、オオバン、カイツブリ、カワウ、ユリカモメ、カワラヒワ、アトリ、ハクセキレイ、コゲラ、ニシオジロビタキ、トラツグミ、ミヤマホオジロ、オオタカ、シジュウカラ、ジョウビタキ、ウグイス、ゴイサギ、セグロカモメ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
コメント (5)
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