大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

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2/21 東外堀にセグロカモメの若い個体着水。

2017年02月21日 | Weblog
 今朝は昨日から一転、一気に冷え込んだ。歩いていると雪が舞う。
 といっても、細かい白いものがぱらぱらと舞う程度。落ちると瞬時に消える。地面を濡らすこともない。
 
 梅林は次々と花を開いている。「梅一輪一輪ほどの暖かさ」 という有名な句があるが指先が冷たい。

 東外堀で着水しているセグロカモメ発見。双眼鏡で見るといつも見る奴と違う印象。
 クチバシだ! いつもは黄色、下に赤。

 今回の奴はほとんど黒に見える。少しでも距離の近い方に移動して撮影。飛び立つと尾に黒い帯。少し南側に再び着水。落ち着いて十数枚撮影。

 帰宅後 「カモメ識別ガイド」 を机上に取り出して検討する。もちろん左には焼酎の湯割り。

 2/6に見たのはくちばしの先4割が黒。肩羽に灰色は極一部。ところが今回は、くちばしの先6割が黒、というよりぱっと見はほとんど黒に見える。
 肩羽には、灰色がかなりの部分はっきりと。

 くちばしの黒だけをみると1Wのようだが、肩羽では2Wのよう。
 困った。図鑑は典型的な個体を描いているので、すべて当てはまるわけではない。理解しているが悩む。

 一応1Wから2Wの中間くらいの個体としておく。
 カモメたちを見る数が少ない。分からない事が多い。でも嫌いじゃない。あれやこれやと調べる行為が好き。
 最後は詳しい人に教えてもらう。そうだったのか!と。

 ピースおおさかに着くと。トラツグミがトイレ西側の明るい所にでてきている。この機会だからと撮影する。 

 ニシオジロビタキは、ピースおおさかスイセンの前で二人が撮影中。私もスイセンを背景に撮影。

 豊国神社裏でオオタカがとまっている。H夫妻が撮影中。警戒心が薄く10メートルほどの近くで平気。振り返ってこちらを見ているが落ち着いている。

 H夫人の話では、右側に白くペンキが付いたような部分がある。これは天守閣東側配水池でみにパパさん撮影の写真でも見られる。同じ個体ではないかと。
 帰宅後見てみると確かに。

 みどりのリズムで下に群れている鳥たち。一つはカワラヒワで52羽。もう一つはアトリで90羽+。
 記録のために撮影しておこうと少し近づくと一斉に飛び立つ。今期一度に観察した最多数ではないか。

 オオバンは、合計178羽。いよいよピークが過ぎて減少にはいったか。
 カワウは東外堀8ほか計13羽。最近東外堀がやや増加気味。
 シメ、市民の森の石の水場と教育塔裏で各1羽。

◎今日の素敵な鳥たち。
 オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、マガモ、ユリカモメ、ツグミ、シロハラ、カワラヒワ、ハクセキレイ、オオバン、カワウ、アトリ、シメ、シジュウカラ、メジロ、トラツグミ、ニシオジロビタキ、カイツブリ、ウグイス、オオタカ、ジョウビタキ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
コメント
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