今政治家は日本の社会から、「どうにもならないほど、ひどい人たちの集まり」と言われているか゛そう言う人たちが跋扈するのを、許したのは私たちであることを忘れてはいけない。
以下に、数年前に安倍内閣を批判した文章を書いていたが、これは、今の岸田内閣も全く同じことをしている。
全く変わっていない。
自民党の体質らしい。
いま、読んでも、全く変わっていないように思う。
一般社会に、素晴らしいアイデアに基づくテーマは実現できれば、素晴らしい結果をもたらすが、其処へ行くためには、地道な努力と卓越した知恵と、何を言われてもめげない根気なくしては達成できない。
しかし、多くの人は素晴らしいと思われるアイデアが少し形を成して計画として出てきた段階で、数十パーセントは実現できている気になる。
そして、結果が出てくる数年後には、予想した結果による効果がなくても、元の計画を忘れてしまっていて、次の新しいアイデアによる計画に飛びついているのである。
そういう忘れっぽいのが日本人の本質らしい。
第二次安倍内閣が社会保障政策として掲げたテーマの数々はまさしく素晴らしいテーマであった。
「待機児童ゼロ」、「一億総活躍の社会」、「希望首相率1.8」・・・。
そのほかにも、実現できれば、素晴らしい耳に心地よいテーマが次々と出てきたことを覚えているが、結果が出ないうちに次のテーマに置き換わっている。
掲げたテーマは、すべて、計画だけで、やる気のない嘘のテーマだったように思える。
第二次安倍内閣ほど、耳に心地よい言葉のみで、努力も知恵も根気もない人たちはいなかった。
嘘ばかり言う政治家たちでしたが、残念ながら、政治家で詐欺罪に問われた人はいない。
それに比して、以前の民主党の野田内閣は、社会保障のために消費税を上げるために、自民党と取引して、辞職した
日本の政治では嘘をついても本人が嘘でしたと言わない限り、罰せられないようだ。
また、国民は政治家はうそをつくもんだと思っている。
こんな社会では、皆が新しいアイデアに基づくテーマにチャレンジするようなことはないだろうと思う。
まず、指導者が嘘をつない、嘘をついたら、そのことが、のちになっても嘘であったことを明らかにする社会であってほしい。