ジョギングはシャンパンの味

ジョギング、写真、革クラフト、木工、パンつくり、日本の古代史などを趣味にして楽しんでいます。

ハングル文字について

2021年06月24日 06時00分44秒 | エッセイ

・・・学生時代は勉強としての言語は、暗記が多いと感じて、嫌っていたのである。
   今は時間があるので、気の向くまま、色々な言語をかじってみると、言語も以外に面白い。
   英語はラジオ講座の講師の先生が、論理的な言葉で説明があり気に入っている。

   話は変わるが、10年前、韓国に旅行した時に、電車や看板などがハングルのみで書かれていて、旅行するには、とても不便な国だと思った、しかし、その時にハングル文字に興味を持った。
   最近、興味本位で、ハングルをかじってみたところ、この言語は日本語と大変近いことに、気づいた。
   歴史的に、朝鮮民族は有史以来、中国という大国の傍にあって、地勢的に中国の属国となってきた、したがって、言葉も中世までは中国人と同じ漢字を使っていたので、ハングルの歴史はごく最近、五百年くらいのものである。

   翻って、日本も、奈良時代までは、漢字を使って文章を書いていた、歴史的に、韓国と、とても良く似た成り立ちである。
   したがって、韓国も昔から使う単語は漢字文字が多く、最近になって、すべてハングル表記になったらしく、漢字発音の単語が多い。
   だから、日本語に似通った、発音の単語がたくさんあってなじみやすい。

   また、紀元前後の古代において、朝鮮半島の南部と日本列島の九州北部は行ったり来たりの間柄で、民族的にも、極めて近く、ほぼ同じ言葉を使っていたのではと思う。こんな成り立ちだから、言葉の順序とか、使う単語とか、尊敬語と助詞の使い方などが、両国の言語はとてもよく似ている。

   初めて、ハングルに接すると、文字が異なるので、初めは取っつきにくいが、やってみると表音文字なので、そんなに、理解が難しい事は無い。私の場合は、最近は物覚えが悪いので、単語の発音はすぐに忘れるが、文字を読むのは少しできるようになった。

   使う事もない言語だと思うので、これ以上、私はこの言語を使えるように進化することはないが、言語学習を通じて、韓国の文化を知る事には、これからも興味が続きそうである。


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