・・・先日、ヤマトと言う地名の表記についての由来を、ここに書いた。
その内容は、「続日本紀」の和銅六年(714年)条に「畿内七道の諸国、郡、郷の名は好字(二字や良い意味を持つ字のこと)を書け」とあり、倭(ヤマト)が大倭(ヤマト)と改められている。
そこで、そのことから、私が連想したのは日本人の名前は漢字二文字が多い、これも、ひょっとして、「続日本記」の好字の影響かと思って、インターネットで調べてみた。
しかしながら、予想に反して、基本、日本人は古代の豪族の名字も二文字が多い、われわれも良く知っている、蘇我、物部、大伴、春日、出雲、吉備などです。
そして、中世になって、日本人は地名から取って、名字を付けることが多くなり、そういうところからも、日本人の名字は二文字になったようです。
参考までに、中国人は一文字の名前が多いのですが、朝鮮半島の人は古代、日本と同じで名字は二文字が多かったそうです。しかし、新羅が朝鮮半島を統一してから、中国にまねて、名字を一文字にしたようで、現在は一文字の名字が多くなったようです。
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