・・・人生での大きなイベントは出会うことと、分かれることです。
私も、高齢者になった今、5人兄弟の内の兄二人を最近2年のうちになくした。
姉は、私の学生時代に亡くしているので、兄弟で、今、残っているのは妹と二人です。
兄二人は、姉の30歳に比べて、79歳,85歳,とそれなりに、幸せな人生を終えて、亡くなったと私は思っている。
今日、新聞を読んでいて、「言い訳した距離、心残り今も」と高齢の親を亡くした人が、新聞の投稿欄で自分の気持ちを書いていた。
いま、二人の兄の死を見送った、私の立場から、心残りは、と問われれば、新聞投稿者と同じような、若干の心残りの思いがある。
毎年、二回以上は兄弟で食事していたのですが、二人とも、死ぬ前に、私と会って食事したいと、何かの折に云っていたような覚えがある。
普通の会話の中での言葉だったと思うが、何と無く聞き流していた私は、二人の住んでいる地にある、両親の墓参の時に、食事をすればよいと思っていた。
今となっては、それは、人生において、よくある自然なことであったかもしれないが、何と無く、ここ残りなことである。
現在、一人残った兄弟の妹とは、そんな心残りがあるようなことがないように、もっと親密にすることを、心がけたいものである。
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