普段からの民主主義

主婦が政治を語ったとて　むなしいばかりですが　それは世の常
曾祖母の時代に女子というだけで　政治は語れなかったのに　
いまや語れる時代になったのですから　
無責任に語らせていただこうと思うのです。

以前　稲沢に住んでいたのですが　まだ年は取られたものの海部俊樹衆議院議員が頑張って
みえたころ　ひとりの青年医師が衆議院になろうと立候補しました。
立候補の理由は　なかなか病気の治療を進めるための認可がおりず　
政治家になって治療できる世にするためとか　よく知りませんが　そう聞きました。
その方は　当選され衆議院になり　活躍されました。

応援を一応して　わずかな会費を毎年納めていたものです。

そんな折　会費を払いに行きながら　自分のおかれた暮らしのぐちなど　秘書の方にこぼしたりしていたものです。でも　そのこぼした話は　のちに精神科の救急という体制になって
我が家は　危機をのがれることとなりました。紆余曲折の話は長くなるのでしませんがね。

民主主義とは　何気ない生活の悩みを持ち寄って　
賢い人に総括して解決する方法を編み出してもらう仕組みではないかと思うのです。

それは　普段の自治会や組合で　いや集会でもいいと思うんです。
　各政治家が折々くみあげて　さらにおおきなうねりにして　
国の法律に　解決や改善の方法を盛り込むという　この仕組みが　民主主義であって
ほしいものです。

ところが　
今の住んでるところでは　少なくとも政治家は　主婦には　拝むこともないんです。

テレビで　鼻息荒く　政治家が　私たちと呼びかけられたり
我々といわれると　えーです。　
主婦は　政治家さん　誰のために　何をするのが政治ですかと
お聞きしたくなるんです。

選挙の時にだけ　声をからげて出現するのでは　愛せるはずもない。
ましてや　政治がよいほうに向かうのでしょうか。

もう国の借金は　ひっくりかえるほど　嘘と欺きが蔓延し　経済の活性化と称していくら浪費したんですか。
さらに　政策のすりあわせもなしに　国政と地方政治でねじれて平気といった方々も
びっくりです。

本当の国の身の丈が　どの程度なのか　いまやわからないです。
　戦争を始めた時代と形は違っても
自国の置かれた状況が　見えていない点では　似ているのではないかと心配です。
情報ツールのルールなど　主婦は　どうなってるのかの議論さえ政治家から　聞いたことがありません。

人それぞれ　感じ方も受け止め方も違うのが人間ですが
大惨事がこのままでは　二つ起きかねないのではないですか。

ひとつは　さらなる原発の災害事故
もう一つは　各国の思惑がからんで起きる　武力衝突です。

どこの政党が　どうしてくれることになってるのかも　いまだに　わかりません。
海水の汚染状況も　事故後のモニタリングも　廃炉の進捗も　
安倍政権から国会の演説で一度も報告されることがないなんて　とても疑問です。

武力はいつか　惨劇ののちに双方が損害をこうむって終わりにしなければならないのですから
無用なことはやめなければ　もうこの地球がもちません。
衝突をおこして　どこに利があるのか　すべきこと　してきたんでしょうか。　
おばさんには　わかりません。

この難局をどうして　国の総力を挙げて知恵を絞らないのか
争点など国内で問いて　危機感のなさに　あきれます。