オズマの部屋 -バス釣り・政治経済・クルマ等-

「バス釣り日記」が主題。色々な話題を中年オヤジが持論で展開。「真実は孤独なり」を痛感する日々。

新高等学校学習指導要領について,オズマが考察する

2009年01月01日 21時35分15秒 | オズマの考える教育問題
 新年早々,標題についてオズマ的考察を行ってみよう。

 私は本来アメリカ人だから,日本の教育問題には興味がなかった。

 しかし,ヒューマ・ホシのような男,俺のライバルになるような男がその後ほとんど出てこないのはなぜだ ちなみに,オズマ的には,ライバルとは「互いに認め合い切磋琢磨するもの」である。馴れ合いの関係などではけっしてない。

 そういうわけで,オズマとしてはさびしいのだ。そう,ライバルが出現しないことに。それに最近は利己主義(オズマの故郷米国が本家かもしれないが)が跋扈し,もう本当に教育問題を無視できなくなった。

 そこで,文部科学省のHPを観て,資料にざっと目を通した。PDFの書式設定がめちゃくちゃで印刷するのに一苦労したが

 唖然とした
 この日本は,母国語より英語を優先するらしい。まったくばかげている。
 だいたい,英語で授業をするなんて,オズマが大リーグボール右1号を打つのと同じくらい不可能だ 机上の空論だ。
 だいたい,いま,高校現場で,なぜリスニング教材の商品などが使われているのだ それは,先生も教えることができないからではないか。聞くことでさえも。話すことになったらもっと大変だ。

 また,理科・数学は,この国では系統だって教えることをしないことになっているらしい。

 もうこれは,米国の小役人以下だ。

 いや,完全に「俺が変えたのだ」という自己満足で,現場の教師および生徒を困らせるだけのものだ。
 なぜなら,きちんとした私学は,こうした一連の教育指導要領などハナから無視して,独自のカリキュラムにして,すぐれた教育実績(大学合格実績などという短絡的なものではなく,「批判的精神」などを宿らせるためのもの)を上げていることで証明されるだろう。

 しかもだ。
 「理科・数学は先行実施をする」という。具体的な教材は,何でも文部科学省の役人共がつくるらしい。学者でもなく教育者でもなく,現場に立つでもない彼らがつくるというのだ。これでは,戦前の教育と同じである。いや,もっとわるいだろう。
 なぜなら,いまの課程に一貫した「教育再生」の精神がないからである。数学のメッタギリはいまに始まったことではないが,行列を捨てて,また複素数平面を復活させることなど,まさしく方針がぶれている

 とにかく一番いいのは,教科書検定制度を止めることだ。そうすれば,なにより自由な教科書ができる。選ぶのは教師であり生徒であるからして問題がない。入試との格差は昔からあるので,そこまでを教科書に役割分担させる必要もない。
 この方策で一番いいのは,役人共の仕事を減らすことができることだ。彼らは「残業のための残業をする」ことが“居酒屋タクシー問題”で露見したが,まさに国家の一大事なのであるから,役人の小競り合いに国民を巻き込まないようにしてほしい。

 まだ注文はある。

 国会議員,とくに参議院議員の最低知的レベル保証制度の導入が必要だ。具体的には,大学入試センター試験で平均7割得点できない議員はそこで失格,また,センター試験受験を最低条件とすることが必要だろう。

 なぜなら,タレント議員など,あまりにも不勉強な者が多すぎる。もちろん,オズマも不勉強だが,彼らは「国民の代議士」なのである。そう,できない国民に代わって国政を行いますよ,という人間なのである。だからして,この程度の学力保証がないとオズマは日本にまだまだ居残ってしまいそうだ。

 新年そうそうヒートアップしてしまった
 オズマはこの業界に非常に詳しくなってしまった。黒人社会で生きてきた俺は,こうした社会にも馴染めるのだ。

 サンキュー,ボス

オズマのライバル達

2009年01月01日 00時00分00秒 | オズマの独り言

 オズマにとって,ライバルは多かった。

 まあ,梶原一騎先生のせいか知らないが,とにかく熱いやつばかり。俺もそうだが,本当に熱いやつが多かった。

 なかでも異色なのは,彼,ミスター・蛮だろう。


巨人の腹から食い破るとは,オズマも考えなかった。

 俺はセンルイスカージナルスに野球ロボットとしてスラムで親に売られた。だがこいつは「でかいものが大嫌い」といってとくに最初はすごかった

 直接対決していないのが非常に残念....そうか,オズマはベトナム戦争で死んだことになっていたな。忘れてくれ

 まあ,何にせよだ,番場蛮,こいつの変化球のうち,分身魔球は見えないスイングで打倒したかった

 さて,日本語が得意な不思議なオズマだが,やはりヒューマ・ホシとの出会いは,やつが「野球人形」だと直感したときが本当の出会いだったが,後々,こうした姿を見て,やつも苦労したのだといまは同情もする


思い込んだら,がやつの口癖だった。
だから魔性のボールにまで手を染めることに。



大リーグボール3号は,『アタックNo.1』の「風船アタック」
でも応用されているが,とにかくこいつはすごかった。


 そう,俺,オズマは,ヒューマ・ホシのこの3号を打倒すべくアメリカから一時日本へ戻ったぐらいだった。いまでも悔しい思いでいっぱいだ

 ヒューマ・ホシは,その後,大リーグボール右1号という奇跡の魔球をまた投げていたが,俺が死んだあとだった


死後の世界で驚いたものだった。オズマとしては

 そういえば,ヒューマ・ホシは,当時の高度成長時代に貧乏暮らしだったな。俺もスラム育ちなのでわかるが,ヒューマはボスがしっかりしていたから,本当にすばらしいライバルになってくれたのだろうか


「とうちゃん,俺の名義になっているよ
「青雲,何でも高いんだぞ

 ここでのボスの一言,俺も忘れはしない


「子供のために働くのは親の務めだ
「子供は勉強するのだ。よいな,飛雄馬


 ボス=一徹とうちゃんは,本当にいいボスであり父親だったのだな。俺もボスには感謝しているが,ヒューマ・ホシも相当感動したらしく,しっかり勉強していたらしい。


野球人形じゃなかったんだな,ヒューマ・ホシ。
成績も学年3位まで行っていたものな。

 だが,ヒューマ・ホシも差別には苦しめられたらしい。何かなら何まで,本当にオズマそっくりだが,やつのいいところは,自分の信念を簡単に曲げないところだ


「俺のとうちゃんは日本一の日雇い人夫です
このセリフ,DVDだとちゃんと聞けるぞ。


 そうそう,後々,バッターとしてはそれなりにライバルのような関係を保ったこんなやつは,最近また復活しているらしい。


『新約 巨人の星』では俺が主役サ
もって生まれたスター性でネ


 ううむ,いやみなやつだが,こと野球に関しては認めざるを得ないところもある

 まあ,毎週『マガジン』(立ち読みだけど)で読んでいるし,ヒューマ・ホシとの対決も始まったようだから,ようやく2009年,明けましておめでとう,だ