2009年ももう1ヶ月が経とうとしている。
例年なら,ボーズ覚悟でとにかく釣りに行っていたが,今年はまたもや忙しくてなかなかいけそうにない。さらに,本業も忙しくなってしまった。不況下ではありがたい話だが,毎年増加するのに給料は上がらない...つまり時給は下がっている。
しかし,天が見方しているのか,週末の水郷は大荒れが続いている。今日も強風注意報があったようだ。
さて,本当に釣りにいけるのはいつだろうか....。スピニングリールを新調したのにまだ試すこともままならない。
2009年もセンター試験が終わった。
英語(筆記)では新傾向問題とされるものが出題されたこと,生物Ⅰでは選択肢が増えたことなどで,平均点は全体として6割を切りそうだ。
さて,ここで重要なのは,こうして平均点は毎年上下し,「形式を重視したセンター受験指導の無意味さ」があらためて露見したということだろう。実は問題の難易度そのものはそんなに変わっていないのである。
しかし,高等学校では,とくに「見ためにとらわれた指導」が横行しているので,こうした結果を招く一因になっているとも考えられる。
「数学」であれば,「数学」の勉強をした上で,最後に仕上げでセンター試験の形式(マーク式)に習熟させるという指導は間違いではないだろう。
しかし,現実には,「第1問は昨年この形式で出題されたから,それに慣れるように」とか,「難しい問題をやらせたら生徒がショックを受けるから」とか,「やさしいと有頂天になってしまうから」など,どれも学問の本質・受験の本質からずれた指導が横行していることが多い。
受験の本質とは,いうまでもなく,「成績上位から合格者が決まる」ことである。したがって,形式変動も平均点変動も極論としては無関係である。偏差値に代表的な,全体の受験者の中での位置,それのみが重要になる。
学問の本質とは,これは難しい問題である。なにしろ高校生にそんなことを言っても説得できない....という人も多いだろう。しかし,「真理の探究」という一面をとってみてればわかるように,もうこの時点で「形式演習」がほとんど効力をなさないことが容易に想像される。
これから二次試験まで1ヶ月あまりだが,そこでまた「過去問演習」のみに傾注したりするのも考えものである。
数学なら確実な計算力,英語なら単語力,国語なら要旨要約が基礎である。
基礎はけしてやさしくない。基本とは別である。
朝日新聞『天声人語』を読んでも難関大学の現代文は解けない。しかし,「入試現代文」が評論文中心に出題されていること,漢字の書き取りもバカにできないこと,読書量でなく「読解の仕方」が差になること,そんなことが重要なのだ。
そう,現代文なら「客観的に速く読む,そして要旨をつかむ」ことが重要になり,実はすべての科目,いや実社会に関係する重要な本質が含まれている。
ちなみにオズマは教育評論家ではないが,業界関係者である。
差別の国アメリカから見たら,日本などは恵まれている! 肌の色で入学の是非が決まるわけではないのだから。
英語(筆記)では新傾向問題とされるものが出題されたこと,生物Ⅰでは選択肢が増えたことなどで,平均点は全体として6割を切りそうだ。
さて,ここで重要なのは,こうして平均点は毎年上下し,「形式を重視したセンター受験指導の無意味さ」があらためて露見したということだろう。実は問題の難易度そのものはそんなに変わっていないのである。
しかし,高等学校では,とくに「見ためにとらわれた指導」が横行しているので,こうした結果を招く一因になっているとも考えられる。
「数学」であれば,「数学」の勉強をした上で,最後に仕上げでセンター試験の形式(マーク式)に習熟させるという指導は間違いではないだろう。
しかし,現実には,「第1問は昨年この形式で出題されたから,それに慣れるように」とか,「難しい問題をやらせたら生徒がショックを受けるから」とか,「やさしいと有頂天になってしまうから」など,どれも学問の本質・受験の本質からずれた指導が横行していることが多い。
受験の本質とは,いうまでもなく,「成績上位から合格者が決まる」ことである。したがって,形式変動も平均点変動も極論としては無関係である。偏差値に代表的な,全体の受験者の中での位置,それのみが重要になる。
学問の本質とは,これは難しい問題である。なにしろ高校生にそんなことを言っても説得できない....という人も多いだろう。しかし,「真理の探究」という一面をとってみてればわかるように,もうこの時点で「形式演習」がほとんど効力をなさないことが容易に想像される。
これから二次試験まで1ヶ月あまりだが,そこでまた「過去問演習」のみに傾注したりするのも考えものである。
数学なら確実な計算力,英語なら単語力,国語なら要旨要約が基礎である。
基礎はけしてやさしくない。基本とは別である。
朝日新聞『天声人語』を読んでも難関大学の現代文は解けない。しかし,「入試現代文」が評論文中心に出題されていること,漢字の書き取りもバカにできないこと,読書量でなく「読解の仕方」が差になること,そんなことが重要なのだ。
そう,現代文なら「客観的に速く読む,そして要旨をつかむ」ことが重要になり,実はすべての科目,いや実社会に関係する重要な本質が含まれている。
ちなみにオズマは教育評論家ではないが,業界関係者である。
差別の国アメリカから見たら,日本などは恵まれている! 肌の色で入学の是非が決まるわけではないのだから。
オズマは読書もするようになった。
ヒューマ・ホシに初対面のとき,「俺は野球の本以外読まない」と言ったことがあるが,あれは40年も前の話だ。誰も覚えていないので時効成立だ
。
そしてあれから40年。ジャパンも少子高齢社会となってしまった
。オズマが来日したころ200万人近く子供が生まれていたのに,2008年は108万人だという。
その原因の一つにはまちがいなく非婚化があるだろう。さまざまな白書や研究でそれは明らかだが,この本はその裏側,「高齢独身者」に的を絞って書いたものである。

何が原因なのか,それを知るには実践からだ。
本書の著者は結婚活動(
最近は「婚活」というらしい)を行っているが,それを細かく,恥ずかしげもなく書いているのにとても好感がもてる
。
しかし,著者の分析はすさまじい。ここまで分析し,しかも出版してしまったら,ますます結婚できないのではないか,と同情してしまうほどにだ
。
ヒューマ・ホシに初対面のとき,「俺は野球の本以外読まない」と言ったことがあるが,あれは40年も前の話だ。誰も覚えていないので時効成立だ

そしてあれから40年。ジャパンも少子高齢社会となってしまった

その原因の一つにはまちがいなく非婚化があるだろう。さまざまな白書や研究でそれは明らかだが,この本はその裏側,「高齢独身者」に的を絞って書いたものである。

何が原因なのか,それを知るには実践からだ。
本書の著者は結婚活動(


しかし,著者の分析はすさまじい。ここまで分析し,しかも出版してしまったら,ますます結婚できないのではないか,と同情してしまうほどにだ
