最初は,図鑑を求めていった『書泉』。
しかし,昆虫類は細分化が進みすぎて,チョウ類に至っては成虫の写真しかないものがある。逆に,イモムシばかりというものも
。その両方が見たいのですが....。
魚類に至っては,例によって「バス害魚論」がしつこく展開されていて,もはやスモールマウスバスなど「侵略的」と書きまくる。実地調査に基づかない偏見である。現地事情を分かっていない。裏磐梯や野尻湖の例は紹介されない。
図鑑において必要なのは客観性。政治的背景を説明する必要はあるだろうが,どういう生態なのか・性質なのか,研究者を自任する人々が編集するにしては,まるで検閲を受けたような内容で辟易した。
これが,僕が結社「支持政党なし」を評価しないところなのだ。少数意見は無視される。どんな人間にも「他人と相いれない」ものがあり「最終合意」は必要だが,すぐに択一すべき問題ではない。
同様に,何度も書くが,「外国人排斥論者」も「外来種排斥論者(世論)」とまったく同じである。必要なのは「相応の負担」である。税金ないし入漁料ないし,そういうものを加速して進めないと,多摩川のBBQ問題のように深刻化する。
閑話休題。
そんな腹ただしい売り場を後にして,乗り物売り場に移動。心がときめく
自分が居た。
旧車カタログにまた手が出そうになった。『スープラのすべて』が1800円。冷静に考えてとりやめ。
しかし,『86のすべて』は安価なので買った。クルマは高価だが,こうして『すべて』シリーズを購入しておくと将来のクルマを考えるようになる。2ピースロッドしか当面持たない選択なので,もはやこれでもありかと思うのだ。これに自動ブレーキつけましょうよ...。AT限定でもいいからね。
そして,旧車フアンにとってDIYは必要な知識なので,『オートメカニック』別冊も購入。再編集版だが非常によく出てきている。なんといっても編集部員が体当たりで修理に挑んでいる。ウウム。自分も,この編集部で自分のクルマをレストアしたくなってきた。
このように,いろいろな思いをはせることができるのが書泉の魅力。もはや自然科学は政治的利用されるようになり,子供たちがバス釣りをしないわけも明白。
それでも,たまに行くからこそ楽しい書泉。お土産に「いすみ鉄道 い揚げ」を購入したのはよくあることだ。そのうち,ブログにネタとして利用しよう。