釣りキチ三平 41話 Tsurikichi Sanpei Episode 41 Engsub
原作を小学生から読んでいた自分にとってはいまだに違和感あるアニメだが,いまとなっては四半世紀以上昔の番組であり,「釣り」がテーマのアニメ番組があったこと自体,実に隔世の感がある。
21世紀のいま,現場を知らずに・体験せずに「見て知った」ように語る人々が多い。もちろん,類まれな想像力も重要だが,僕は現場に根差さない理論を支持しない。
そういう意味で,小池百合子が都知事になったことは痛恨の極みである。
釣りを知らず,バスを知らず,意見を聞かず,主観だけで独断専行した。そういう彼女の性格は今回の立候補にも表れている。
実社会では,やはり「調整」「合意」が重要だ。合意形成ができない人間は,どんなところでも活躍などできない。
そして,表題の言葉が,僕にはいつもつきささる。
いかに努力しようとも,才能には勝てないものがあると,つくづく体験している。釣りにおいて,僕は努力はしていないが(好きなので辛いと思うことがない),やはり上手な人は居るもので,それがまさに天性なのだと,メトロリバーでの釣行は,僕をこのムツカケの話にいつも引き戻す。
さて,残念な結果の都知事選挙もあるが,さらに気になるのがアメリカ大統領選挙だ。
「ウ●コ味のカレー」か「カレー味のウ×コ」かという実に厳しい選挙だが,オバマとヒラリーの演出を見ていると,それでもまだトランプよりマシと思う。
【東京都知事選】31日の予報は「曇り時々雨」 無党派層が当落左右、投票率の行方注視
とっくに投票には行ってきた。バス釣りをする人間として,絶対に小池には入れないという決意だけはあった。
この選挙で小池が当選すると,排外主義によるバス撲滅運動でもしはじめるだろう。生態系を語れないメトロリバーでは明らかに税金の無駄遣いであるが,やりかねない。
漁協と釣り人・周辺住民がうまくやっているメトロリバー。これは,全国でも奇跡的な成功例。そして,バスが居てもアユが爆釣できるのが,「バスが食い尽くす」派にとっては嫌な事例でもあろう。
今日も20時の開票を待つ。
はちろうさんと以前から約束していたメトロリバーガイドサービス。
結論から書けば,6対0である。もちろん,はちろうさんが爆釣したのだ
。
ピーカンで今日も日焼けがキツイ。
3時間も川原に立っていると,照り返しで強烈に日焼けする。釣り人がほぼ0のメトロリバーは,玉石照り返し地獄なのだ。
今日も監修弁当。
はちろううさんも「これは,安くていいですね」と太鼓判。そう,オズマガイドサービスは「ドリンク・食べ物ガイド」もついているのでとってもお買い得なのだ(笑)。
しかし,肝心の釣りは,9-12時までで5UPのバイトばかり。いや,正確には3UPだろうか。とにかく「ココココ」とアタるので,から合わせが虚しいのである。
そこで僕から提案。「くたびれ大橋を渡ってドリームポイントに行ってみよう」と。
体にわるい飲み物が旨かった。
ドリームポイントは,かつて経験したことのないバスだらけの状態。ただし,まともなサイズはさっくり逃げていくし,5UPを釣っているのははちろうさんただ一人。
17時30分ごろまで粘ったが,状況はどこも同じ。センコー3インチをひったくったのも,おそらくは5UP。
さあ,今日は,はじめてはちろうさんとの飲み会だ。ジャンクション駅にあった「ビ-ル199円」ののぼりに吸い寄せられていた。
計17杯も二人で飲んでいた。
おかずが全部旨い。
いわゆる大規模チェーンでなく,その付近だけにある地域性の高いお店。いやあ,ここはマジでおいしかった。しかも,二人で酩酊するまで呑んだのに,お会計もやさしい
。
そして,二人で電車に乗って帰宅したはずだが,僕はなんとか睡魔に打ち勝って無事帰宅。はちろうさんは果たして無事に帰宅できたであろうか
次回以降,さらなる開拓をしてみます