ナミアゲハが旅立っていってから数日,ようやく濡れ縁下にあるサナギが黄色くなってきた。
そして8/26の朝6時30分にこの姿。まだ羽化したばかりで,ちょっと翅が伸び切っていない。
おそらく8時過ぎに飛び立つだろうと思って,7時45分に覗くと翅を広げていた。
家族を呼んだら,その足音で飛び立っていった。
大きな弧を描いて,まるで「オーイとんぼ」の「ツバメボール」のように,旋回しながら飛んでいった。
これで,2021年は庭先で3匹の羽化が確認された。
うち2匹についてはこうして写真に収めることができて,なによりだ。
8/25にメトロリバーで釣りをしていたときにもアゲハチョウがやってきた。蜜を吸っていた。見慣れた光景だったのに,なぜか昆虫である彼らと心がつながったような気がしてならない。
きっとまたやってくる。
庭に花がある限り。キンカンある限り。
それにしても,クロアゲハの羽化は初めて見た。
貴重な経験のできる東京砂漠に乾杯。