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【都民だけ制限・差別】GoToキャンペーンの前に,人口密度・感染者と患者の違い等を議論せよ!

2020年07月18日 16時02分16秒 | オズマの考える政治・経済問題


gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASN7K6T1YN7HULUC01S

 このキャンペーン,結局都民は阻害された。いや,もはや迫害ですらある

 毎日の通勤電車。ほぼ満員である。僕の会社でも,東京在住はわずかで,千葉・埼玉・神奈川から通う人が8割以上。

 都民だって「江戸っ子」は少ないはず。僕は両親とも地方出身だから「江戸っ子」ではない。江戸っ子は「先祖代々3代続いて」という定義があったはずだし,僕のような西東京地区はそもそも「江戸」ではない。第二次大戦時に空襲がなかったほどの田舎なのだ。バブル期に定義がおかしくなっただけなのだ。

 本件に関しては,珍しく小池知事のいうことが正しいと思う。要は「検査数が多いから」陽性者数も多くなるということ。

 東京は,日本の人口の1/10を占める。詳細に比較すると,鳥取県の人口は57.6万人だが,世田谷区だけで人口は93.91万人。面積でいえば,鳥取県が3507km2,世田谷区が58.05km2である。

 つまり,東京23区のうち,たった一つの世田谷区の7倍近くの面積をもつ鳥取県に対し,世田谷区の人口57.6/93.91=0.617=62%の人々が住む鳥取県。

 このように,人口密度を考えれば東京の感染者数が多いのはアタリマエ。そして,検査を積極的に行っているから,今後感染者数が毎日500人程度になるのもアタリマエだろう。

 さらにいえば,地方出身者の多くによって成り立っているのが東京。毎年,お盆・年末年始に渋滞や帰省混雑があったのがその証拠。

 このように「東京のおかげで」地方が成り立っているともいえる事実。しかしながら,「患者」でなく「感染者数」だけが独り歩きして,「東京が怖い」なんて言い出す始末。

 都民を差別すると,実は地方の差別になっていることに気づいていない。江戸っ子が少なくて,さらに東京には奥多摩もあれば小笠原もある。そんな東京の広さを無視して,主に23区のうち新宿・豊島区の問題かのように扱う政治家を許せないのは,さすがの僕も小池都知事と同じである。

 そもそも,GoToキャンペーンは「コロナ収束後」の話のはず。「感染者だけ」ことさらに煽る政府解釈なら,現状は「緊急事態宣言」と同じはず。しかしながら,あの緊急事態宣言は,多くの社会学者が指摘した通り「コロナ感染以外」で行き場をなくした人々を大量に作った。

 まずは「緊急事態宣言」の効果を検証する。とはいっても,御用学者ばかりでは所詮政府の言いなりである。

 この問題も,きっと多くのメディアではありきたりの解釈に終わるのだろう


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